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『ピュグマリオンの少女』 小学館パレット文庫
・桐子はちょっと気がつよいけれども、よくいる普通の女の子。ある日、突然道端で見知らぬ男性に、彫刻のモデルを頼まれるが、断った。家に帰ると、その男性が、行方知れずになっていた叔父ということがわかり、モデルをすることを承知した。彫刻は見事なまでな出来で完成したが、展覧会に出展するなり、紛失してしまった。その日から、あちらこちらで桐子そっくりの少女が出没するようになったが・・・・。