『WILD HALF』集英社ジャンプコミックス
・その運命的な出会いは、1個の弁当箱から始まった。刑事の兄と2人ぐらしの健人は、ある朝公園の街灯の下で、色の黒い男とすれ違ったた。だが、振りかえったその先にいたのは、人ではなく、犬。しっぽをぱたぱたさせて愛嬌を振りまく犬に、仏心を出してお弁当のウインナーを差し出した瞬間、箱ごと盗られる。失意の健人。災難はそれだけではなかった。兄が殴られ拳銃を奪われて、犯人は逃走中という情報が入ってきた。何とか無事は確認したが、兄は犯人を捕まえるといきがっている。家に帰った健人を迎えたは、公園にいたあの犬だった。なんと、犬は、健人に向かって、人間の言葉で話し掛けてきたのだ・・・。