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『絶愛-1989-』 集英社マーガレットコミックス全5巻 集英社文庫全3巻

・「覚えているのは履き古したスニーカー。刺すような強い日差し。小麦色に焼けた肌。灼熱の太陽を照り返すほど、ギラギラした瞳の野生動物のような少女。それは、俺の鼓動を貫く、激烈な記憶だった・・・・」南條晃司が、幼い頃出逢った強い瞳を持つ少女、イズミ。芸能界に入り、人気歌手となった今でも、そのあまりにも強い印象に、忘れられずにいた。仕事をすっぽかしてお酒飲んで、雨の中ごみ捨て場で眠った晃司を助けた少年、泉拓人は、そのイズミと同じ瞳をしていた・・・・。初恋のイズミが男だったとわかっても、晃司はイズミに惹かれ続けていく・・・・・。