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『聖域−サンクチュアリ−』講談社漫画文庫
・何者かに殺された母親の乳を無心にむさぼっているところを発見された赤ん坊は、施設にあずけられ、悟朗と名づけられた。母親を見た監察医の岩城正浩は、赤ん坊に不思議な縁を覚え、養子として育てることになった。自分にも、他人にも、恐ろしいまでに厳しく育った悟朗は、やがて大学に進み、深沢篤子と出会い、つよく惹かれる。しかし、篤子は悟朗の実の父、深沢克哉の娘だった。それを知っても、悟朗の野望は止まることを知らなかった。