11月5日
始まりました。
NHK金曜時代劇『最後の忠臣蔵』
タカヤの役は、あの赤穂四十七士の中で、唯一生き残った男、寺坂吉衛門っす。
辛いだろうな。
だってさ、死ぬの覚悟でお仕事して、生き残っても、終わったら死ぬつもりでいたのよ。
なのに、自分の敬愛する大石内蔵助様より、いきるように命ぜられてしまうんだもん。
そうしたら、逆らうことなんでできないよ。
で、生きたら生きたで、辛い。
だって、命ぜられたことのうちひとつ、『手紙を届ける』は、今回ボツった。
取り次いでもらうことすらできずに、門前払い。
そして、大体パターンが読めるのよね。
あんなに悪どいヤツラならば、きっと赤穂浪士のあることないこと言いふらすよ。
すると、いきるのは辛いだろうな。
だって、自分が大石様の密命を受けていることは、他言できない。
でも、死ぬこともできない、逃げることもできない。
ぐはっ。
見ている私も、辛いっす。
それにしても、タカヤでした〜〜〜〜〜〜。
今回の役っていうのが、足軽なのね。
すごいでしょ!!
前回、浅野内匠頭長矩やった人が、今度は足軽ですぜ!
前回、かしずかれていた人が、今度は下っ端ですぜ!
前回、出るなる死んだ人が、今度は最後まで生き延びる役ですぜ!
違いすぎる!(笑)
なんか、本当に、すごかったのよ。
うん。
すごかった。
忠臣蔵って、どうしても目に入ってしまうのは、大石内蔵助だよね。
そして、その周囲の武士達。
足軽が四十七士の中にいるとは、思わなかった。
いや、もう、立場なさすぎ(><)
足軽仲間の瀬尾孫左右衛門が前夜逃亡した時なんぞ、「これだから足軽は・・・」みたいなこと言われちゃうし。
孫左右衛門が、どんなに大石様に忠義を誓っていたかなんて、吉衛門が一番よく知っているんだよ。
なのに、孫左右衛門はどっかいっちゃう。
反論したくったって、相手が上司だから、なにも言えない。
なぐりかかりたかったろうな。
そんな演技だった。
演技といえば!
やはり、へっぴり剣法!
あのタカヤが、へっぴり腰で戦うのよ。
がたがたしながら。
ただでさえおっきいお目目見開いて(笑)
話が進めば、少しはまともになるかと思いきや、やはり、へっぴり剣法(笑)
スキありまくりやがな。
すごいわ。
違和感ないのよ。
ちゃんと、『剣術をやったことがない人』に見える(笑)
それで、いきのこっちゃうんだから、これがまたすごい(笑)
今後が楽しみぢゃ。