『ＢＡＳＡＲＡ』 小学館文庫 全１６巻
・高度な文明が滅びた数百年後、日本は暴虐の限りを尽くす王によって、恐怖で支配されていた。そんな中、山陰地方の白虎の村に、双子の兄妹が生まれた。兄の名はタタラ。妹の名は更紗（さらさ）。暴君の圧制から人民を救うと予言された。タタラは、村人だけでなく、王に反感を持つすべての人の期待を背負って、『運命の子』として、育てられた。、ある日、赤の王の軍勢に襲われて、タタラは殺されてしまう。悲観する村人たちに、更紗は叫んだ。「殺されたのは、妹の更紗。生きて王の死に目を見たいものは、私に続け！ここを突破する！」その時から、更紗・・・いや、『運命の子』・タタラのつらく長い戦いが始まった・・・・！