『ヴァルキュリアの機甲』 メディアワークス電撃文庫
・人類および、その文明は、G.O(ジャイアント・オーガニック)と呼ばれる巨大生物によって、未曾有の危機に陥っていた。国連は、人類をすくう為、人型G.O殲滅兵器『ヴァルキュリア』を開発した。常に人口の多い場所に出没し、どれほど損傷をうけても短時間で再生し、爆発するG.Oを倒す武器は、今のところ、ヴァルキュリア達のみが使いこなすことができる『黄金の槍』のみ。『槍』を打ち込まれたG.Oは、原子レベルで崩壊する。ヴァルキュリアの正体は、超可憐な美少女達だった。・・・・・ただし、身長16m・・・・。「生物兵器」「怪物」として扱われつづけ、心を閉ざした彼女達に、人間らしさを教えるべく、天宮竜一郎は隊長として就任されたが・・・・。
『蒸気人形とロンドンの怪』 集英社コバルト文庫
・時は19世紀。天才人形師ギル・アルバートの元に奇妙な依頼が持ちこまれた。依頼人のブラスフォード氏。氏の、死んでしまった娘クララとうりふたつの、心を持つ、自らの意思で動く事のできる人形を作ってほしいというのだ。しかも、人形には自分がクララ本人であると思いこませなければならない。興味をもったギルは早速作業にとりかかるが・・・・・。