Goldener Löwe (34 486 1)

Side-A
1.Gypsy
2.Bird Of Prey
3.July Morning
4.Look At Yourself
Side-B
1.Easy Livin'
2.The Wizard
3.Sweet Lorraine
4.Stealin'
5.Lady In Black
6.Return To Fantasy

ドイツとルクセンブルクに放送しているラジオ・ルクセンブルク配下のラジオ・テレビクラブ"hallo RTL"が1959~1995年にかけて年に2回、ポップ・ミュージックのアーティストにライオン賞を授与していた。その1978年前期の『金獅子賞』をUriah Heepが"Lady In Black"のリバイバル・ヒットで受賞した記念に発売されたコンピレーションLP。授賞式が西ドイツのドルトムントで開催されていたそうなので、ジャケット写真は1978年の授賞式の模様と思われる。嘘か誠か、Uriah Heepはこの授賞式に出演するためにアメリカ・ツアーをキャンセルした(!?)そうだ。 受賞曲が"Lady In Black"だったためか、本作の収録曲にLawton時代の曲は含まれていない。受賞式でもKen Hensleyが中心になって歌っただろうからLawtonは居心地が悪かったのではと思われるが、『この賞をどう評価するか?』と聞かれたLawtonは『ご存じのように私はレス・ハンフリーズ・シンガーズにいたので、この賞の価値を他のメンバーの誰よりも知っている。これまでの私たちのキャリアのハイライトだ』と答えたそうだ。
"Lady In Black"がいかにヒットしていたかについては、以下Wikipediaから引用。("Free Me"が最高9位だったそうなので、最高5位はすごい。)
『"Lady In Black"は70年代にドイツのシングルチャートに3回ランクインした。特に1977年の再リリースは大ヒットとなった。1977年にはドイツのトップ20に9週間ランクインし、5位でピークを迎え、1978年にはトップ20に7週間ランクインし、5位の座を維持した。この功績により、ユーライア・ヒープはグラミー賞やブリット賞に相当するドイツの[金獅子賞]を受賞した。』
なお、"Innocent Victim"のロシア盤で何かの授賞式のようなジャケがあったが、KerslakeとBolderの衣装やLawtonのネックレスが本作のジャケ写と同じでBolderが金獅子のトロフィーを持っていることから、この授賞式の写真であることが判明した。

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