Get Away
In The Night
Don't Stop Believin'
Running For The Line
Heartbeat
Can't Get Any Love
The Day The Walls Came Down
Young Hearts
Walk In The Dark
I'll Be There
Gunhillの幻の(?)ファースト・アルバムの話。"Live in Germany '99"の収録曲の出典の調査にあたって、ChatGPTに質問したところ「John Lawton's Gunhillは1986年にセルフ・タイトルのデビューアルバムを発表しており、その収録曲は上記のとおり」という回答が返ってきた。本当にそんなアルバムがあれば夢のような話だが、もちろんGunhillのデビューは1995年に自主出版したカセット"One Over The Eight"であることは周知の事実であり、ChatGPTの回答が誤りであることは間違いない。
曲目を見ると、"Don't Stop Believin'"、"Heartbeat"、"I'll Be There"のようにLawtonのキャリアにおいて実際に発表した曲名があり、いかにももっともらしい。
そこで思い出したのが、世間で言われている以下のようなChatGPTの問題点である。
・絶対に「わからない」とは言わない
情報が足りない部分は関連しそうな情報を組み合わせていかにも事実らしく見えるように取り繕って回答する。
・平気で嘘をつく
上記の結果、事実と異なる内容を回答しても、「確証がない」とか「検証が必要」といったことは言わない。
それにしてもこうまで自信たっぷりに回答されてしまうと、本当にそうかと色々と調べてしまった。ChatGPTは眉唾だということを肝に銘じなければならないと痛感した一件だった。