Where The Groupies Killed The Blues
(Vertigo/6360 602)

Side-1
1.Hobo (Hesslein/Lawton)
2.Rose On The Vine (Hesslein/O'Brien-Docker)
3.Mother (Hecht/O'Brien-Docker)

Side-2
1.Where The Groupies Killed The Blues (Horns/O'Brien-Docker)
2.Prince Of Darkness (Hesslein/O'Brien-Docker)
3.Summerdream (Hesslein/Hecht/O'Brien-Docker)
4.Burning Ships (Hesslein/Horns/Lawton)

1972年にリリースされた第2作。前作のインストルメンタル志向をさらに突き進めた本作は、ホーンとストリングスが導入され、 転調と変拍子と難解なメロディーで埋め尽くされたプログレッシヴ・ロックに仕上がっている。 Lucifer's Friendはこれ一作のおかげでプログレ・バンドに分類されることもある程だ。 Lawtonは随所でキラリと光るヴォーカルを聞かせている。
本作のドイツVertigo盤の初期版には以下のようなポスターが添付されていた。Gatefold-LPジャケット・サイズの上部に真っ黒な細長い折り返し部分が付いているのだが、この部分の意味が分からない。この部分が無くてもその下に"バンド名と作品名"は入っているので、不要では?と思ってしまう。 後ろの暗い部分にメンバーも写っているのだが、全体的に見ても良くわからない。

タイトルの部分を拡大してみると、左上の人がLawtonのようだ。


Where The Groupies Killed The Blues
(PASSPORT/PPSD-98008)

Side-1
1.Burning Ships (Hesslein/Horns/Lawton)
2.Prince Of Darkness (Hesslein/O'Brien-Docker)
3.Hobo (Hesslein/Lawton)
4.Mother (Hecht/O'Brien-Docker)

Side-2
1.Where The Groupies Killed The Blues (Horns/O'Brien-Docker)
2.Rose On The Vine (Hesslein/O'Brien-Docker)
3.Summerdream (Hesslein/Hecht/O'Brien-Docker)

1975年に米国のPASSPORT/Billingsgateからリリースされたシングル・ジャケットの米盤LP。独盤オリジナルとは曲順が異なっており、本作の中では異質なバラード曲"Burning Ships"から幕を開ける構成になっている。独盤ではラストのお口直し的な位置付けだった同曲に続いて転調と変拍子の嵐の難解な曲が展開されるのはいかがなものかと思ってしまう。 裏ジャケは独盤の初版に添付されていたポスターの中央部分が使用されており、メンバーは一部しか映っていない(Lawtonは完全に枠外だ)。また、インサートとして独盤オリジナルの内ジャケを模した両面印刷の歌詞カードが添付されているのだが、並びがLPの曲順に合わせてレイアウトし直されているのは良しとしても、オリジナルには存在しない"バンド名とLPタイトル"がSide-2側の上部に追記されていて違和感を覚える。

Where The Groupies Killed The Blues
(Repertoire Records/RR 4143-WP)

1.Hobo
2.Rose On The Vine
3.Mother
4.Where The Groupies Killed The Blues
5.Prince Of Darkness
6.Summerdream
7.Burning Ships

本作は1991年にドイツのRepertoire RecordsからCD再発された。1994年には日本の再発専門レーベルMSI(Music Scene Inc)から本作に日本語解説(歌詞、対訳付き)と帯を添付したプチ日本盤(MSIF 7141)がリリースされた。

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