あとがきのようなもの

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「キス」が終わったので、こちらのあとがきなど。
「一緒の時間」最初は、2人が休暇でのんびりバカンスを楽しむというだけの話でした。その中で、学生達のチャリティダンスパーティーにセフィが出席して、クラにダンスを教えて、というネタがあったのですが、それだと、どうしても一本の話にまとまらないことが判りました。私の中ではどうやらただセフィとクラがいちゃいちゃしているだけのネタというのは「ありえない」(勤労少年本編においては、という意味です)ようなのです。
神羅時代の2人の関係というのは、どれだけ熱愛を妄想したとしても行き着く先はニブル事件です。セフィの心の中には、「自分は他人と違う」という深い孤独感がずっと根を下ろしていたことになります。当サイトの神羅時代のセフィクラというのは、たとえ身体の方は出来上がった恋人同士であっても、心の中ではまださぐり合いの真っ最中、完全に理解し合えたわけではない、という状態です。
ですから、どんなに仲が良くても、お互いの間に溝は終始存在してている状態を常に意識して書いてます。
私的には「人前で心おきなくいちゃいちゃする状況」だけをメインに書くのは無理でした。少なくとも、勤労少年本編ではあり得ません。余暇の方はほのぼのいちゃいちゃがメインなのでそっちではあり得ますが、そっちでの女装は今のところ考えてないのでダンスシーンは無理でしょう…。
「キス」でダンスシーンを期待していた方には申し訳ありません。セフィとクラがダンスするシーン自体はうちの設定的に割と入れやすいのですが、入れるとしたらミッションの一部としてであって、今後もそういった人前でのラブシーンメインの話はありえないと思います。


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