ホラーの世界へようこそ

 TOP


いつものように仕事が終わる。今日も1日よく働いた。
……悪い、ショーン。その報告書、来週までは必ず上げるから!
俺は帰る間際のクラウドを捕まえ、部屋の隅に引っ張っていった。
「ザックス、こんな所に引っ張ってきてなんの用?」
そう不思議そうに聞くクラウドに、俺は両手を合わせてお願いポーズを取る。
「今日さ、お前んち行っていい?」
「お前んちって……俺の家じゃないけど……」
クラウドはきょとんとして言う。相変わらず真面目だな。住んでるんだからお前んちで良いんだろーが。
「今日はサーは遅いって言ってたよ。プレジデントと市長の夕食会に出なきゃ無いって」
「知ってる。だからさ、頼みがあるんだ」
何?とクラウドは小首を傾げる。自覚無いだろうけど、お前、それ、目線が凶悪に可愛い角度になってるぞ。間違っても、うちの連中以外の前じゃそんな角度するなよ。
そう言ったら、本人、むーっと眉根寄せて睨んでくる。


ゴメン、俺が悪かった。
斜め見上げだけじゃなくて、睨み見上げも凶悪だ。
お前、ソルジャーって、けっこう虐められたい派が多いの知ってるか?
普段、ごつい武器振り回す連中相手にそれ行けやれ行けな事ばっかりやってるから、私生活だと逆にちっこい子にペシペシされて尻に敷かれて、でれっと喜ぶ奴が多いんだ。 その典型がうちのメリルや、慰安兵ラブの連中、最近じゃセフィロスも典型の仲間入りだ。
――って、何力説してるんだ。
まあ、いいや。


「新作DVD借りたんだ。で、お前んちのプロジェクター貸して欲しいんだよ」
「俺んちじゃないってば……プロジェクターって?」
「デカイ画面で映画を観る機械」
「……そんなのあるの?」
「あるから、言ってんの。って言うか、お前、使ったこと無い?」
「知らない。映画も観たことないし」
「DVDレコーダーも使ったこと無いのか?」
「だから、映画って観たこと無いんだ」


俺はちょっと言葉を無くしてしまった。ニブルヘイムって、そこまで田舎だったっけ…? ゴンガガだって、集会場で映画上映会くらいはしてたぞ。
俺の呆れた顔に気が付いたのか、クラウドは少し悔しそうな顔つきになった。 だからお前、その見上げる角度は凶悪だって……いや、これはもういい。


「……月に一回とか、村長さんの家でいろんな映画上映会はしてたみたいだよ。子供向けとか、大人向けとか、そう言うフィルム借りてきて…。でも、俺、あんまり良い感情持たれてなかったから、行くと嫌がられて……」


悔しそうな顔が、今度は寂しそうになってしまった。
いや、止めろ、クラウド。マジで俺が悪かった。
そうかそうか、観たこと無いなら、俺が嫌って言うほど観せてやるから。
田舎の連中に自慢できるくらいの映画通にしてやる。
だから、プロジェクター貸して。


クラウドは少し考えるような顔して、
「うん、いいよ…俺は使い方とか分かんないけど、ザックスがわかるなら」


クラウド、お前、良い奴だよな……。
思わず頭を撫で撫でしたら、「子供扱いするな」と本気で鳩尾どつかれた。
相変わらず良い反射神経だ……急所に入れるのは天才的だ…。


腹抱えて蹲ったら、クラウドは本気で焦ったのか、俺の傍らに膝ついてベソかきそうな顔で俺の顔を覗き込んでる。
心配がってる顔も可愛い。癖になりそうだから、そういう顔は止めろ。
何はともあれ、俺はポップコーンやホットドックやビールにコーラ、ポテトチップス等々、映画鑑賞の必需品と思える物を買い込んで、サー・セフィロスの豪華マンションに上がり込んだ。





俺はいそいそとサイドボードの棚に押し込まれたままのプロジェクターの箱を引っ張り出し、リビングのテーブルの上にセットした。天然木材だったはずのテーブルは、頑丈な大理石の天板に変わってる。これならセフィロスの馬鹿力でも、ばっきり割れるって事はないだろうな。そしてでかいテレビの真上辺りの天井向けて、リモコンスイッチオン。
上からこれまた馬鹿でかいスクリーンがずずずいっと降りてくる。
クラウドは吃驚してる。
なんで俺が知ってるかって?
そりゃー、最初に泊まった日、俺があっちこっち家捜ししまくりの、いじりまくりしたからでしょ。そうでもなきゃ、いくらあの旦那でも「正宗の錆」なんて脅ししないでしょ。


「……ザックス、なんかそれって、図々しいって言うんじゃ…」
「ひょっとしてクラウド君。俺が大人しくて控えめだとでも思ってた?」
クラウドはぶんぶんと首を振った。
「そんなに図々しい事して、それでも嫌われたりしないんだ……ザックスって凄いな」
クラウド君、君の感心所のツボ、俺にはちょっと理解不能だ。
まあ、良い。とりあえず、クラウドの尊敬の眼差しを背に受けつつ、俺はプロジェクターに持ってきたDVDをセットする。
読み込み開始したのを確かめて、俺が部屋の電気を消すと、クラウドはびくっと肩を竦ませた。


「なんで、電気消す?」
「そりゃ、映画観るときはこの方が雰囲気出るから。ほら、気にしないで観てろ」
俺は不安げなクラウドにポップコーンの巨大袋とコーラのペットボトルを押しつけた。
これをぼりぼりやりながら観るのが通なんだぞ、と言うと、何とも腑に落ちない顔で頷いている。ポテトチップスの方が良かったか? まあ、いい。俺はビール片手に、床にあぐらをかいて準備完了。
スクリーンに、タイトルが写る。


『ゾンビが踊る森の宴会場』


このセンスのないタイトル、センスのないタイトル文字、最高だ!
これだから、C級ホラー映画鑑賞は止められないんだ!




映画はまず暗い森の中から始まる。この手のホラーの定番だ。
カメラは低い位置から森の奥へと進み、ときおり目を光らせた野生動物や、風に吹かれて不気味に揺れる枝などが写る。さらに奥へ進むと――なぜか突然に半分朽ちた木の墓標が立ち並ぶ墓場。その土が盛り上がり、中から何かが出てくる!と思わせたところで、いきなり脳天気な音楽と青空とオープンカーに乗ってはしゃぐ数人の男女の姿。
クラウドは展開に付いていけなくてポップコーンを摘んだ手が止まっている。
お約束が判ってない反応が初々しくていいよ、クラウド君。


チャンカチャンカと安っぽい音楽にのってカップル達がやってきたのは、どこかの森のキャンプ場。ここでこの男女達が「どこかの大学のサークル仲間」「そのうち2人はバカップル」「頭が良くてそれぞれ男女のリーダー格の2人」「大人しい女と真面目な男」と言う設定が判るセリフを、わざわざ口に出して言ってくれる。見る者になにも考えさせない親切演出。
サイコーだ。
クラウドはようやくなんとなく理解できたらしく、ポップコーンを普通に頬張り始めた。
そのまま2人でぼりぼりやってると、場面は変わっていつのまにやら夜になってる。
二つ張られたテントの前では、真面目そうな男女2人がバーベキューの用意。リーダー格の2人がこの場にいないバカップルに対し「もう、いつも仕事さぼるんだから!」とか言って切れてる。お前らも仕事してないだろ、さっきから働いてるのは真面目君と、おとなしさんだけだ。再び場面転換。
灯りもない森の中で、仕事さぼったバカップルがいちゃいちゃしてる。


「……あんな小さいライトだけで、よく怖くないね…」


確かに画面に映ってる灯りは家庭用の小さい懐中電灯だけだ。普通なら、光源のない森の中なら真っ暗で、よほどのアホじゃなきゃ2人っきりでいちゃいちゃしようなんて、考えないだろうけど。それ以前に、脱いだ彼女の胸だって見えないだろうけど、そこはそれお約束。
お前リアルに考えるなよ。いちゃいちゃカップルには昼並みに明るく見えてるんだよ。


ふーんと判ってるんだか判ってないんだか適当な相槌うって、クラウドはポップコーンの塊を口の中に入れている。シリコン入れた風船みたいなバストが丸出しだけど、反応無しだ。お前、ちょっとは気まずそうな顔しろよ。
そうしているうちに、お約束の惨事の前兆、不気味な風の音、かさかさと低く地面を這う音、そして高速でカップルに近づくカメラ、ちゅっちゅっと脱いだ割にはキスしかしてないバカップルの女の顔が正面を向き、目の玉ひんむいて大口を開け、――金切り声を上げた。


「わ!」
クラウドは座ったまま小さく跳ねた。口に入れかけのコーンを持った手が止まってる。ラブシーンには全く無反応だったくせに、少し身を乗り出して、枯れ葉の上に飛び散る血飛沫と悲鳴が響く画面をじっと見ている。
よしよし、もうちょっとで本命のゾンビが来るからな。
「なんか、血の色、赤すぎない?」
そこは突っ込み所じゃないぞ。


場面は変わって、またもやテントの前。
リーダー気取りの女の方が、ヒステリックに切れてる。リーダー2号の男の方が、格好付けて探しに行こうぜと言ってる。こいつ、けっこうマッチョだな。
不気味な音楽が流れる中、4人が森の中に分け入る。
そして――出た。
先頭できょろきょろしているリーダー女が向けた懐中電灯の丸い輪の中、血まみれの男が木の上から逆さまにナイスなタイミングでぶら下がる。
大口開けた女の悲鳴。クラウドはまた小さく跳ねる。顔がこわばってるよ、よしよし。


「誰がこんな事を……」
そう言いながらリーダー2号のマッチョ男がぶら下がり死体に近づく。
不意に視界から死体が消え、代わりに、どろどろぐちゃぐちゃ、目ん玉片方とろけさせたゾンビが勢い付けて逆さ吊り。もちろん意味不明の奇声付き。
マッチョ男の悲鳴に、クラウドのひっくり返った声も重なった。
免疫のない奴の反応は素直だ。
俺は、心の底から満足だ。


そこから先はもう、この手の映画のお約束通りの展開だ。
むちゃくちゃ森の中を逃げ回って途中で一人一人消えていって、真面目君とおとなしさんはいつの間にか良いムードで手を取り合って、目と目で「生きて帰ろう」言っている。
健気だ。
謎の墓場に迷い込み、その先にある廃墟屋敷に隠れて、2人はゾンビと戦う決意をする。
脅えながら窓の外を見ると、両手を前につきだし身体をフラフラさせるゾンビ歩きで、見るからにチープな特殊メイクのゾンビ集団がやってくる。

クラウドはすっかり映画に入り込み、ヒロインが不安げに館の中を探索してると一緒になって息を詰め、ヒーローが廃油の入ったドラム缶を集める途中にゾンビに襲われそうになり、必死になって鍬を振り回して応戦する姿に手に汗握ってる。
こんなにも素直に反応してくれたら、作った方もきっと本望に違いない。


そう、昨今ではこの手のホラー映画はコメディ映画と同義になってる。
あり得ない展開と安っぽい演出にげらげら笑うのが、最近の楽しみ方だ。
当然、俺もその口。


俺はこの手の安っぽいC級映画が大好きだ。
どこかで見たような演出の使い回し。
お色気担当、色を抜いたような金髪に巨大なバストの女優。
誰が見ても偽物だと分かるモンスターの特殊メイク。
こういう安い映画を大真面目に作るスタッフがいて、それを見て馬鹿笑いする観客がいる。
つくづく、平和だよなと思う。


何にも考えず、目の前に展開する作り話に大口開けて笑えるというのは、完全にリラックスした余裕のある状態でなければ出来ない。
その事に気が付いたのはいつ頃だったか。
図太さには自信のある俺も、新人の頃は映画なんて観る余裕がなかった。
暗い室内に大音響。周りの気配が感じ取れない環境に身を置く気になれなかった。
うん、その意味でも、今日なんて本気で平和だ。
隣のクラウドが驚いたりびびったりほっとしたりする表情まで、観察する余裕がある。
物語はクライマックス。
ヒーローはラストシーンを前にあえなく昇天。ヒロインを守るためにゾンビを引きつけに走る。ドア一枚隔てた所でヒロインに「俺のことは良い、火を付けろ!君は生きるんだ」と叫ぶ。うう、かっこいい。クラウド君は泣きそうだ。意外と涙もろそうだな、こいつ。


そして大人しいヒロインは突如としてりりしい表情に代わり、集めたドラム缶まで届く細い油の道を造り、その反対側の端っこに火を付ける。
火は油の道に沿って走り、ドラム缶に到達する。
屋敷は大爆発だ。一気に火に包まれ、ゾンビはその中で一掃された。
仁王立ちしたヒロインは切なげにその燃える屋敷を眺める。
そして朝日が昇る中、ハイウェイまで戻ってきたヒロインは通りすがりの農夫のトラックに拾われ疲れた顔で眠りにつく。
エンディングロール。
クラウドは緊張を解いてほっとした顔だ。
「あの女の人だけでも助かって良かったね……」
うん、なんて可愛い反応だ。お兄さんは嬉しい。
その調子で、最後まで素直な感想を見せてくれ。


トラックはハイウェイの彼方に消え、画面は暗転。役者に続いてスタッフの名前が延々流れる。そしていよいよ、エンディング曲が終わる。
クラウドは力を抜いてリラックスした顔でポップコーンを頬張っている。
その直後。
画面は明るくなり、さっき消えたハイウェイ。
突然、画面はゾンビの大アップ。耳障りな奇声に、終わったと思って油断していたクラウドの、不意打ちくらった大声が重なった。 ついでに、俺も不意打ちくらった。 仰天して狼狽えたクラウドのボディアタック。
さらに仰天したのは――2人揃ってひっくり返った瞬間に、部屋の灯りがついた事だ。


クラウドを身体の上に乗せて仰向けに転がった俺の目に映ったのは――ゾンビよりも怖い英雄の鬼の形相だった………。




「何をしている、貴様」


うわ、旦那。声が本気だ、本気の殺気だ。目がマジだ。こりゃ、さっきのクラウドの悲鳴じみた声も聞こえてたかも知れない。 って、余裕かます暇なんて無いぞ、俺。
クラウドは俺にしがみついたまま、顔も上げない。 セフィロスのこめかみがヒクヒクしてる、マジヤバイ。
「ク、クラウド……どいて…」
俺のか弱い声がクラウドに届く前に、セフィロスは馬鹿力で俺からクラウドをひっぺがした。そのまま、片手にぶらんとクラウドぶら下げたまま、俺のこと睨んでる。


「さて、釈明があれば聞こうか」


いや、そのあなた。そのスクリーン見てください、映画見てたんです……なんて言っても聞いてくれなさそうな雰囲気。いや、確かに、留守宅に上がり込んで部屋暗くして大声がして重なってたら、なんかやましい事してたと勘違いされてもおかしくない状況。
俺は情けなくも腰が抜けた状態で、じりじりと後退る。
旦那、とりあえず落ち着け、俺は無実だ、と言いたいところだが、下手な事言ったら余計に火に油注ぎそう。やばいぜ、俺。これこそ、マジホラー、ソルジャー危機一髪だ。


なんてアホなこと考えたら、旦那がぶら下げていたクラウドが動いた。
両腕を自分を掴んでるセフィロスの左腕に絡ませ、顔を正面から見つめる。
そのクラウドは――キラキラウルウルと激しく期待に輝かせた目でじっとセフィロスを見据えたまま、言った。


「もう一回、サーも一緒に見よ!」


……このウルウル目でお強請りされて断れる奴がいるのだろうか。
当然、セフィロスは断れなかった。しばし無言でその目を見つめた後、やっぱり無言で頷いた。嬉しそうに、にこぱっと笑うクラウド。微笑むセフィロス。
あんたら、一生2人で微笑みあっててくれ。そうすれば世界は平和だ、ハッピーエンド。
そして、俺は命拾いした事を知った……。




ああ……平和って良いなあ。
今俺はポテトチップスの大袋抱えて、あのチープなゾンビが暴れまくる映画をもう一回観てる。隣では、セフィロスを座椅子代わりにして、ついでにその右腕を抱きクッション代わりにして、ご機嫌でゾンビ観賞しているクラウド。
なんだか内容を全然理解できない風のセフィロスが、俺にだけ聞こえるくらいの低い声で聞いてくる。


「……これは、良い映画なのか?」
「いや、まあ、典型的C級ポップコーン映画。2回観るほどのもんじゃ、ないんだけどな…」
「だが、クラウドはこれを観るのは2回目なんだろう?やたら喜んでるように見えるが」
「うん、……俺にはクラウドのツボがわかんねー……」


クラウドはめちゃくちゃ楽しそうだ。血が飛び散ると拍手して、ゾンビの首が飛ぶとぐっと手に力を込めて、なぜかヒロインが走り回ると一緒になって身体揺らしてるよ。
いや、ギャグとして楽しむのは楽しいけどさ、そこまで無邪気に喜ぶのはなんか違うと思うよ。クラウドはいかにも安いシリコンゴム製のゾンビの顔がいたくお気に入りのようで、頭から釘生やしたのを見て「けっこう可愛げのある顔だね」なんて言ってる。
いや、俺はもういいよ、お腹一杯。1回目はウケた安い演出も、2回目はしらける。
どうせ見るなら、前のシリーズ「ゾンビ達のキャンプファイアー」にしようよ…。
しかしクラウド、お前は一体どこがそんなに気に入ったんだ……。


「おいザックス」
缶ビールをあおる俺に、セフィロスが言う。
「書斎の入り口に、新刊のはいった箱が届いている。何でもいいから一冊とってこい。ただし、物音は立てるな。クラウドに気づかせないようにな」
はいはい、こんなに楽しそうに画面に見入ってたら、気が付かないと思うけどね……。
そろそろと四つん這いで動き出した俺の足が、ソファの足にぶつかる。
その音に反応し、クラウドはピクリと頭を動かした。
おい、お前、もっと映画に集中しろよ、セフィロスが睨むじゃねーか!


俺は慎重に慎重に床を進むと、書斎の扉をこれもまた慎重に開けた。
よし、音は立ててない。入り口の段ボール箱を開けて、なんだか知らないけどとにかく分厚い本を一冊、手にしてまた慎重に戻る。
セフィロスにそれを渡してミッション完了。うわーい、俺、なんだかストーキングのスキルアップした気分だ。
セフィロスは右腕をクラウドに預け、左手だけで器用にページをめくって読書を始めた。
まあ、いいよ、旦那。後でクラウドに映画の内容聞かれたらどうすんだ?どうせ器用な旦那のことだから、音だけで大体の内容は把握してんだろうけどさ。
俺はまたビールを飲みながら画面を見る。
クラウドは隣で笑う。
旦那は無言で本を読んでる。



……なんか良いな、こういうのも。
ラストシーン、最後のおまけ映像。
ゾンビの大アップと奇声に、今度はクラウドは手を打ち合わせて笑ってる。
うん、なんかいいよ、これ。
次はなんの映画を見せてやろうか、クラウド。
今度は最初から旦那も一緒に、な。






 TOP

-Powered by 小説HTMLの小人さん-