大声機のつくりかた

ここでは、ウルトラクイズで実際に使われていたあの大声機を、私の実例をもとに簡単に作る方法を(かなりぞんざいな内容ですが)掲載します。
実際に作成に入る前に動作原理の説明を見ておいて下さい。

大声機の動作原理の説明

この大声機は単体では動作しません。必ず、早押し判定機の機器もしくは回路が要ります。実際に私が作ったものは、関西クイズ愛好会に所属する荒屋さんの制作による早押し判定機を使用しました。

わかっているとは思いますが、この制作に関して生じたいかなる損害に対しても当方では責任を負いません。ただし、損害に対する責任を負わない代わりに、以下の制作方法に関しての質問はメールで受け付けます。私がわかる範囲内でですが、できる限り対応をします。

※ご意見・ご要望等があれば下記のメールアドレスにてお願いします。
mail:←「\」は「@」に変えてください。



簡易版大声機・1個分
[用意する材料]
ELEKIT JE-7509 or JE-7559 大声測定マシーン・1セット
リレー(実際の作成には松下製の5V用リレーを使用)・6個
ステレオ用プラグ(荒屋製作所製の早押し機に対応させるため)・1個
50KΩ可変抵抗・1個
5芯コード・10m
電源用コード・10m位
電球(20W位の物で可)・5個
電球用ソケット・5個
アクリル板・たくさん
ユニバーサル基盤(穴がいっぱい空いている汎用のやつ)・前述のリレーが6個並べられる程度の大きさ×2枚くらい

[用意する道具]
半田ごて・糸はんだ・アクリルカッター・アクリル用接着剤・他適当な物


はい、準備できましたか。では、製作にとりかかりましょう。

●大声測定マシーンのキットの半田付けをします。このとき、
・LED1,3,5,7,9(大声ランプ:リレーをつける部分に相当するため)
・SW1,2(スイッチ:リセットスイッチはリモートで、電源スイッチは別の部分に取りつけるため)
・R1(抵抗器:感度調整用に可変抵抗を取りつけるため)
・ECM(マイク:配線を伸ばして別の所につけるため)
は半田付けしないでください。これは、以下の図のように配線するためです。なお、下の図の配線の赤・青・黒・灰色の線は、実際にはそれぞれ2本分となってます。

●リレーの配線をします。このリレーには取り付け方向があるので、注意しながら配線しましょう。だいたい以下のように配線して下さい。

●5芯コードの端を本体基盤・大声機側それぞれに接続する。芯のコードの色で半田付けする所をわけるとよい。
●早押し機側の大声機用リセットスイッチの部分を配線し、早押し機の部分のプラグを配線する。
●電源&感度調整用の基盤を以下のように作成する。

●あとは、見栄えのするように箱を作って、組んで、マイクを取りつけて出来上がり。


で、できたのが下の写真です。



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