行 事
 
項目・・・1月(元旦・七草粥・成人式・等)     7月(七夕・鵜飼い)
      
2月(節分)                  8月(祭り・終戦日・花火・他)
      
3月(雛祭り・流し雛・お水取り)      9月(夕涼み・秋祭り・敬老の日)
      
4月(四月馬鹿・桜まつり・通り抜け)  10月(赤い羽根)
      
5月(茶摘み・メーデー・母の日他)   11月(文化の日・七五三・労働感謝の日)
      
6月(父の日)                12月(針供養・クリスマス)
・ ・ そ の 他































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元朝
元旦

元日


三箇日
正月



おめでとう

初日の出
初詣で

初鏡
初春
年賀状






お年玉
書き初め
屠蘇


七草粥

小正月
成人式

節分





雛まつり








流し雛


お水取


四月馬鹿


桜まつり
通り抜け
茶摘
メーデー

鯉のぼり

どんたく
母の日








父の日




七夕

鵜飼い


祭り







夏祭り






終戦日

花火

阿波踊り




盆踊り


流灯


夕涼み
秋祭り

敬老の日
赤い羽根

文化の日
七五三

勤労感謝の日
針供養

クリスマス

募金箱

除夜の鐘

宮参り
誕生日


国旗

日の丸



万国旗

めでたい日
元朝を歩くきのうの道ながら
定石を打つ元旦の白と黒
元旦へ心の隅の決定打
元日の嵯峨野を歩くあまのじゃく
のんびりの元日も聞く救急車
帯をとく音に元日暮れかかり
下駄の緒が指締めつける三箇日
正月の朝を白磁の夏壺に座す
町に住み正月だけは田舎風
来る人が来て正月もたそがれる
年改まり漠然とした不安もつ
撮り溜めの録画全国おめでとう
代わり映えせぬ顔でよしおめでとう
初日の出今年は誰が村を出る
神様を知るも知らぬも初詣で
元旦の足音となる大鳥居
初鏡歳は数えぬことにする
髪形も初春に変えたいサザエさん
元旦に会う人に出す年賀状
初恋の人から賀状書きはじめ
一泊の宿十年も年賀状
暑中見舞の返事でもある年賀状
風化した愛へ今年も来る賀状
下の句へ鋏賀状の当たりくじ
年賀状だけでつないでいる慕情
子から親へ逆もうれしいお年玉
観自在菩薩と書き初め仕る
還暦にあとひと息の屠蘇をくむ
数の子にそっぽ向かれた屠蘇を酌む
難民にうしろめたさの屠蘇を酌む
パン食と七草がゆが和やかに
懸命に生きて七草粥の味
餅花を咲かす女の小正月
精神が成人式に間に合わず
親ばかり成人式に張り切って
節分の鬼はころげるように描き
拾う子がいる安らぎに豆を撒く
アメリカの大豆で鬼を追い払う
シーズンオフ野球選手は豆を撒き
豆拾う子なく追い出す鬼も居ず
撒く私拾うわたしで福は内
遠からず母となる日の雛飾る
雛壇に一間ゆずって小さく寝る
よき人を得た幸せな飾りびな
雛数多目移りのして松屋町
税務署の調査もすんで雛祭る
古雛を飾ると母の海がある
ぼんぼりは点しておこう雛の私語
一生を晴れ着で通す内裏びな
人恋えばあわき彩持つひなあられ
流される雛は悲しい顔になり
罪をみな黙ってかぶる流し雛
流し雛闇を信じるほかはなし
若狭井に雪を残しておたいまつ
お水取芭蕉も聞いた沓の音
お水とり父は毎年風邪をひく
四月馬鹿切符二枚を買うて待つ
値下がりの話が欲しい四月馬鹿
四月馬鹿から急速に恋すすむ
北国は桜まつりの駅つづく
年一度造幣局の通りゃんせ
思慕つのるドラマの里の茶摘み唄
メーデーの後ろどうでもよい二人
五月一日の列横切って逢いに行く
みな出世する筈だった鯉のぼり
鯉のぼり村の裕福さを見せて
博多っ子杓子叩きに帰省する
教会は母の日花で胸飾る
母の日のカーネーションに下心
母の日に母を泣かせたプレゼント
母の日に贈るアルバイトが楽し
母の日の主役少しはお座りよ
母の日の花より欲しい思いやり
さじ投げた子が母の日を忘れない
母の日に一つ覚えの目玉焼き
母の日の一日だけの軽い足
麦と兵隊語って父の日が暮れる
一年中父の日ですと母が言う
窓みんな開け父の日を父ひとり
父の日に父が帰らぬ膳おおい
父の日のプラン妻子が練っている
夏の夜のロマンを笹にむすびつけ
やがて子と離れてしまう天の川
夕ぐれの川面に鵜匠鵜と語り
一個中隊ほどで鵜舟の総がらみ
三味の鳴る船を見上げる鵜も疲れ
郷愁のいの一番に村祭り
故郷をもたぬ女の祭り好き
いくさにはやれぬ神輿をかつぐ子ら
海ほおずき鳴らす祭りの音がする
いかの足焼くお祭りが遠くなる
祭り復活すぐに疲れる獅子が出る
奇祭あり男禁欲強いられる
山車が行く藩の遺風を乗せて行く
稚児に出た記憶のなかの夏まつり
鱧にあじ章魚が揃って夏祭り
村すてた記憶の中の夏祭り
たこ焼きを焼く人の汗夏まつり
新柄の涼しさを着る宵祭り
京男やさしくないぞ鉾を引く
お揃いのゆかた一家の祭り好き
終戦のあの日を偲ぶ蝉時雨
語りつぐ負けたあの日の蝉しぐれ
音だけを妻とふたりで聞く花火
遠花火無性に故郷が恋しくて
軟骨が狂ったような阿波踊り
テレビからはみ出るような阿波踊り
嫌なこと忘れにいった阿波踊り
手と足が動けばそこに阿波踊り
気楽な人ばかりではない阿波踊り
出稼ぎの顔が揃うて盆踊り
地下鉄は空き東京は盆に入る
この山の向こうは盆も月おくれ
盆灯籠くるくる過去は戻らない
流灯や遠い記憶を連れてくる
灯籠を流す無縁の灯もともに
大人だけになって淋しい夕涼み
太鼓打つ人なき過疎の秋祭り
秋祭り空の高さでなる太鼓
敬老の日だけほのぼのとした行事
赤い羽根つけ善人の街にする
赤い羽根性善説の割り符だな
パチンコでとっぷり暮れた文化の日
七五三こんなときから貸し衣装
本人が疲れきってる七五三
休耕田あって勤労感謝の日
釣針も仲間に入れて針供養
お豆腐はどうしてくれる針供養
教会に縁がなくてもクリスマス
ケーキ買うだけが家風のクリスマス
罪犯すように募金の箱を過ぎ
教え子へ素通り出来ぬ募金箱
大仏殿から天安門へ鐘が鳴る
人生は耐えることなり除夜の鐘
宮参り行きも帰りもよい寝顔
ほんとうは大晦日だった誕生日
バター臭い誕生祝いをして貰い
誕生日私が私に炊く小豆
旗日にも不思議に国旗出さぬ国
父と子の史観の違い国旗出す
日の丸をおそるおそると出す旗日
日の丸はひとつ護憲派改憲派
日の丸へまでも屁理屈言うて左派
理屈など抜き日の丸の旗が好き
万国旗日の丸もありホッとする
万国旗知らない旗がふえている
めでたい日けむたい人と座らされ
週間が済みスローガンそれっきり
成貞 可染
大神 古梅
平賀 胤寿
明石 柳次
中野 三志郎
江原 水咲
上松 爪人
柴田 午朗
川合 ミツエ
高橋 正二
岸本 吟一
石井 青馬
吉野 耕吉
斉藤 正一
伊藤 久笑
薮内 千代子
長川 幸代
大久保 松露
近江 砂人
池内 雅巳
松沢 鶴水
馬籠 俊昭
坂  五月
谷岡 不可止
越智 伽藍
遠矢 びん子
安武 九馬
山田 治子
井上 美村
武藤  明
吉川 しげ子
早良  葉
中村 世志絵
船津 洪二
小野 風童
鵜飼 蟻朗
山崎 初栄
芳野 村雨
竹山逸郎
池田幸子
和田愛子
近藤ゆかり
神谷かをる
河内さい子
牧井貞賛
大井三更
田向秀史
大和柳子
佐島風柳子
森中恵美子
岸吉孝
奥野丹景
奥田白虎
生島白芽
神谷娯舎亭
門脇信男
明田亥三郎
明城雷音子
河村由紀子
近江砂人
末光也寸絵
鶴久百万両
高里剣月
外山あきら
飯田尖平
林一六
和田愛子
鳥越藤吉郎
伊東真純
水無瀬冨久恵
中武重晴
高見麟子
市丸方子
荻田千代三
加治蛍子
牧野定子
千葉六騎
射場昭一
青木史呂
江上文健
正月谷閑静
木幡村雲
高丸思笛
梶山三重子
野口北羊
小島田九
松川通子
園田世志乃
森田照葉
古賀千鶴
片脇節子
木村驢人
千葉六騎
三仙交二
岡崎はるを
高木幸太郎
田村百合子
外山瓢人
鬼柳明暢坊
市川花舟
松野利昭
土師芳子
植松美代子
柳沢花泪
石崎一春
小林北都
吉岡恒彦
福田白影
中田としお
大槻和子
大塚美枝子
蔵多李溪
川口桂
大村美千子
片岡湖風
上山加味夫
田中南都
河田好子
中西こう
松木窓城
今井ちかゑ
茶谷好太
鈴木丙午郎
中村小弓
芳野村雨
芳野村雨
植松美代子
小林愛穂
佐々木五郎
巽仲男
庄司登美子
竹田桂女
岸本吟一
越智伽藍
細川普茶乃
大平喜楽
久保田以兆
佐伯みどり
小倉譽男
礒野いさむ
須之内まいと
笹本川太郎
長川幸代
飯野鳴潮
大田佳凡
片岡筍
外山瓢人
奥原雨人