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初穂料

おみくじ



絵馬


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麿崖仏





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雲水

修行僧




尼僧




仏壇



位牌
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盂蘭盆
墓参
墓洗う




















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水子塚
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法事
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修羅
考古学






石舞台

古代史



邪馬台
神話








歴史









銅像




文学碑

歌碑
句碑
街道に円空に似た道祖神
神の声きく人にする五十鈴川
神様は聞きおくばかり頼りなし
引き受けたとは神様のおっしゃらず
欲のない願いで神の目にとまり
縁結ぶ神にさえある片手落ち
神様へ誓う言葉を読み違え
神様に奇跡を祈る夜が長い
そとを向く心に神も横を向き
正直の頭見すごす神もいる
神様に聞こえぬほどの嘘をつく
小心でチャンスの神に笑われる
神様がくれた小休止に甘え
捨てる神だけが私につきまとい
名を変えて貧乏神を叩き出す
悪が悪裁くと神はそっぽ向く
ちっぽけな島にも鳥居ある日本
施主いまは行方知れずの大鳥居
お百度へ鳥居の影がのびてくる
神様も疑いぶかい百度石
神主のかしわ手プロの音で鳴り
笙篳篥はテープ神主いそがしい
村社から大社へ禰宜のアルバイト
鳩の群れ散らした巫女の朱の袴
緋の袴神のしもべのアルバイト
出勤の巫女も年頃ハイヒール
太宰府で孫の数だけ守り札
初穂料大中小とよく稼ぎ
神様の収入源は駐車場
神不在おみくじ自動販売機
振り袖が咲かすみくじの花ひとつ
神様がみくじ作ったわけでなし
おみくじをひいて安心して帰り
乳の出ぬ絵馬賭けごとをやめる絵馬
絵馬堂の願い叶った絵馬いくつ
絵馬堂の裏に怨みが捨ててある
この人も同じ願いか月参り
かしわ手は娑婆に未練のある祈り
合掌の指から心洗われる
敵味方同じお宮に願かける
前の人のとおり玉串みな違い
信仰を持たずすべてに手を合わす
無神論ばちも当たらず怪我もせず
千年は夢のまた夢磨崖仏
あぐらかく鼻も拝んで磨崖仏
笑ってるいや泣いている磨崖仏
磨崖仏の体を雨が洗っている
かくれ仏静かにおわす山の襞
興亡の歴史の中の磨崖仏
危なげに崖を背負うて石仏
風化してなお笑み給う石仏
おだやかに耐えて野分の石仏
野仏も慈雨とわかるか目を細め
野仏に春待つ心のぞかれる
野仏を日本の詩情はなさない
ふくよかに道の辺守る野の仏
野仏もあくびをなさる春がすみ
鴟尾放光大仏さまの目鼻立ち
大仏に山ほどもある願いごと
大仏も浮き世の垢のお身拭い
観世音菩薩赤児の線に似る
女神から見れば菩薩の男振り
ストレスが何時しか失せる菩薩像
半跏像ほとけにもある物思い
そこはかとなまめく半跏思惟の指
半眼の仏像みんなお見通し
なまめきの極致秋篠伎芸天
古美術としてみ仏を硝子越し
仏師彫るその木の肌をいとおしむ
仏像をほりたいという罪の数
愚痴聞いてあげる仏もさぞ疲れ
秘仏公開拝んだ人と見た人と
丁度よい暗さで拝む御本尊
鼻欠けて日陰ばかりにいる羅漢
文部省技官に秘仏とりまかれ
阿弥陀はんインド人かと聞く老婆
邪心みな捨てよと奈良の大仏さま
博物館やはり野におけ仏さま
仏像を愛して人間飢えている
阿修羅像も年の頃から反抗期
ふり上げた腕どうおろす気の仁王
裏町の温み地蔵のよだれかけ
風化した町に立ってる石地蔵
目なし地蔵の心へ雨が細く降り
水子地蔵へ花一輪の溜め涙
仏法のドラマ西塔散華舞う
十二神将声なき声の満ちる堂
悪女にも女人高野の塔やさし
七堂伽藍亡びるもののうるわしき
達者な内ポックリ寺に参ろうかな
終幕の美学ポックリ寺参り
ほうき目もきちんと朝の寺にする
人声の重なり合って春の寺
人は会い別れるさだめ花の寺
住職が盆には帰る山の寺
商才があるとないとで違う社寺
古寺めぐりこんないい人ばかりの世
べからずの鐘一つ撞く古寺巡り
この鐘はこう撞かはれと方広寺
借景でもてなすときに鐘が鳴り
一年の煩悩なだめ鐘響く
お経よりガイドに熱を上げる僧
雲水が墨絵のように行く都
成人をした雲水の長い脚
火の芸術修行の僧を彩る夜
どっしりと眉も座っている座禅
警策の鞭は迷いを見のがさず
箒目も禅の修行と教えられ
なりゆきにまかせと禅の字が叱る
お掃除も行き届きませんと尼ひとり
男は嫌いおんなもいやと尼僧いう
嵯峨の春出会うた尼の語がきれい
好きなポーズで尼僧落ち葉焚く
思い出に似た悩み聞く尼の寺
念願の仏壇買うた付添婦
菜たねだけ伸びた仏の花かえる
仏壇へあきらめ切れぬ自問する
お仏壇だけが豪華に落ちぶれる
位牌にもあなたと呼んでひとり住む
春彼岸母はことこと小豆煮る
お彼岸にテープのお経あげる家
この路をいくたび通う花手桶
一番に父母に伝える花手桶
迎え火にまぶたの母を待ちつづけ
秀才の墓参外人妻を連れ
はるばると来て墓洗う草たわし
義母と二人愛しき人の墓洗う
久びさの亡母と対話の碑を洗う
叱られた思い出ばかり墓洗う
墓洗う父母の声耳のそこ
杉木立高野は墓の紳士録
小さき墓ほど安らかに眠れそう
泣かされた酒だが墓へ来て供え
寺真昼ぼんやりと立つ父の墓
抜く草に音あり父母の眠る墓
北風よ母の墓標を避けて吹け
明治ここに陸軍一等兵の墓
何かわけありそう二等兵の墓
この墓に小言幸兵衛居士が住み
花枯れたまま江戸を向く佐渡の墓

春の雪遊女の墓になおつもる
花一輪遊女の墓に蝶が来る
さり気なく流人嘉助と筆太に
墓買うてその日無口になる夫婦
墓にまで刻んで夫婦縛りあう
せわしない話息子が墓地を買う
また冬が来ますね墓地のひとり言
願望の未遂が並ぶ墓の数
ひしめいて墓地もこの世の延長か
日本名の女が眠る異人墓地
燃えつきた果てでもあろう比翼塚
母の背の温みがほしい水子塚
霊園という名で先祖よろこぶか
乱脈な帳尻合わすひとりの死
地方紙の隅に原爆孤老の死
新聞の黒枠うちの父の歳
黒枠の写真は妻に選らすべし
恩をまだ返さぬ人の訃を聞く夜
無理押しがたたり人生幕が降り
女房より一日さきに死ぬ願い
死に急ぐための進軍ラッパかも
安楽死なんて人間卑怯だぞ
蔵書印捺すわが死後をふと思う

どちらかが必ずすわる通夜の席
親戚も揃わぬうちの通夜となり
許せない過去もあったが通夜の席
血の薄い順にまどろむ通夜の席
病苦から解放されたデスマスク
人生の起伏に耐えたデスマスク
謎めいた笑いが少しデスマスク
飾らない顔に戻れたデスマスク
出棺の涙二階へかけ上がり
金憎し柩を菊で埋めたとて
所詮ひとり柩を花で埋めたとて
二十四時間たてば霊柩車は出ます
霊柩車のくぐるを待って歩道橋
過去帳にいのちの終わり書き入れる
配膳の音背に聞いて経すすむ
カセットのお経で供養出来ますか
般若経あげてスタートする日課
離れ住む子らに幸あれ般若経
般若経安らぎもらう日の空ろ
しあわせと言い聞かされて法話すむ
生かされていると法話にさとらされ
極楽へ行ける顔して聞く法話
躾糸はずさぬままの形見分け
 
法事とは無沙汰の顔の揃うとき
初盆の御詠歌青い田をわたり
七回忌仏の知らぬ顔が増え
真夏日の想いは遠く七回忌
もんぺからジーンズ三十三回忌
五輪塔建てて心の借りが減り
叱られた顔みんな寄る一周忌
広島炎上わたしの中の蜃気楼
ひまわりはみんなうつむく原爆忌
十字架に雲つきささり原爆忌
原爆忌鶴幾万を折ろうとも
原爆忌夾竹桃も知っている
運不運考えてみる原爆忌
送り火にドームゆらめく原爆忌
歳月の重い枷あり原爆忌
骨拾うた丘夕焼けて原爆忌
平和とは何かを子らと原爆忌
釈迦涅槃けだものも哭く曼陀羅華
御忌参り高野の坂の背の梵字
実朝忌歴史はテロをくり返し
泣き虫の手毬がはずむ良寛忌
姉芸者水府さんなら知ってます
果たされぬ歳月がゆく父百句

狛犬の足に紙縒りのある祈り
石女の悲願可愛い靴かざる
敬虔な姿写経に膝を折る
念仏のまなうらに棲む曼陀羅図
干し柿の甘さ解脱の姿かも
開眼はまだまだ遠い滝しぶき
仏心に帰依する母に敵わない
合わす掌にそれぞれ仏おわします
数珠繰れば皆善人の顔となり
仏門に帰依した人の顔の艶
善男善女なかに十九の遍路笠
経木書き上手に書いてあわれなり
聖書手にどこまで二重人格者
飢える心持って聖書を独り読む
バイブルを持つ指先にある炎
生活の中に聖書の占める位置
聖書から見れば浮気になって来る
十戒を守れば誰も近寄らず
お祈りの子らにも聖書分かりかけ
方舟に一億人は乗れるまい
方舟の中はまことによき仲間
賛美歌が流れ日曜らしくなり
神さまにお近い方か宣教師

神父から礼をいわれる日の疲れ
ためらわず踏み絵も踏んで身を保つ
信教の自由踏み絵を思う時
真実はひとつ踏み絵にためらわず
ひとり旅ここにもかくれキリシタン
天理教の廊下に映るおのが顔
開発の鉾先古墳目をさまし
発掘のヘラが歴史に日を当てる
日の当たる場所で目まいの土器石器
退屈をしていた顔で埴輪出る
手づくりの原点埴輪しゃべりそう
千年の眠り埴輪の瞳がすずし
乳房小さく語り続けてきた埴輪
いつの世もいくさ鎧を着た埴輪
ぬけぬけと嘘美しい埴輪の目
整形をしたし埴輪の低い鼻
千年の歴史が修羅に乗って出る
埋めてある過去が息づく考古学
考古学とわのねむりをさまたげる
掘り出したかけらがもめる考古学

なまじ謎解くからロマン消えてゆく
骸骨を美女と断ずる考古学
語らんとして石仏の前かがみ
想像が想像を生む石舞台
石舞台の石のすき間に空の青
古代史に憑かれ飛鳥の点と線
土器に耳貸せば飛鳥の風の音
古代史へ連なる奈良の細い道
古代史に疎く明日香で畑を打つ
邪馬台をライフワークにして老いず
天の岩戸神にもあった騙しあい
神話信じきってた頃のいい日本
教科書に突如帰って来た神話
二重橋日本の歴史噛みしめる
君が代と伊勢神宮のアレルギー
天皇の在位を生きて深い皺
日本の歴史お城が燃えて落つ
ありし日の誇りを捨てぬ天守閣
白壁の化粧直して城も春
犬死にと飢餓雑兵にある歴史
吉野山歴史を知らぬ人がくる
西の京バスは歴史の風を入れ
山鉾のひとつひとつにある歴史

ギヤマンに偲ぶナガサキ開港史
現代へ何かを叫ぶ明治村
戦犯をそろそろほめて書く歴史
人間の弱さ歴史に流される
いつの世も庶民は歴史の底に棲み
銅像は明治の風を恋しがり
銅像の一瞥を得てなお貧し
銅像も降りて来そうな労働歌
童貞のままで烈士という石碑
時流れ慰霊碑に会う敵味方
捨てられて捨てた故郷に文学碑
うとまれた頃は語らず文学碑
海恋し海汚れても晶子の碑
南北の句碑に誰待つ赤い服
句碑に足とめて育った歌ごころ
田畑花枝
海士天樹
明下明
吉野耕吉
梅原憲祐
小林桑太朗
平井綾女
田中敦子
元吉昭二
東井たかし
熊丸米二
堀かずみ
正司珠梨
塚本道子
鎌田京史
斉藤正一
仲庭卓也
今田馬風
仲庭卓也
土守蜻蛉
小林敬山
竹山逸郎
前川舟二
中口正和
川西忠義
保田吉彦
桑村芳酔
新海照弘
片柳酔星
池下まごし
越智伽藍
森巨樹
羽柴三洞子
高橋散二
高橋一枝
佐藤恒星
高城裕泉
高橋弘吉
平野季子
増岡千寿子
坪田つくも
武井破位
下川紋十郎
近江砂人
山田治子
鵜飼蟻朗
池崎清子
松永溪路朗
鶴久百万両
小野登与路
相川年子
和田哮
宮崎和子
浜田兆歌
西岡ひろし
小池荻葉
田原久子
藤川博央
桑村豊酔
大谷静園
渡辺紫路
船尾まつえ
小久保林三
山本鯉影
安部光子
宇野かつみ
保田吉彦
飯田尖平
大矢左近太郎
正司珠梨
井村芳江
松田咲枝
梅原憲祐
生島白芽
石川三昌
石田麻沙吉
長先喜美子
安武九馬
亀山冗考
二川三語
米沢暁明
安孫子我勝
末村道子
松宮功天
高田しかを
田中英
生島白芽
庄司登美子
森西鳥
川合ミツエ
真弓明子
寺下季世詩
田畑花枝
安武九馬
新海照弘
北原晴夫
浦上寸万
安武九馬
安武九馬
竹内紫錆
坂東紅茶
池田香珠夫
別所鮎郎
大倉青磁
福島恒子
篠永安江
田島加代
大串スキ
武田笑門
林一六
曽根幸広
松井千鶴枝
大井三更
宮地幸子
石田麻沙吉
永井東北
喜多よしの
北原晴夫
安武仙涙
真鍋愛
大串草光
高橋春子
伊藤千代麿
宮崎静子
出口雅秋
平本正子
北見沢慧子
片岡弘
木本如州
木内てい
村木碧水
高橋春子
村木碧水
岸本吟一
辰谷白村
鈴木ちよの
永田暁風
槙紫光
石田麻沙吉
安井蜂呂
 
上田千路
多納巷雨
田中登志
矢須岡信
永田暁風
古下俊作
高橋春子
中村銀糸
北原晴夫
園田世志乃
玉井邦晴
明石フミ子
西村国典
吉田右門
相良渉
吉田光子
明石柳次
安武仙涙
中村雷音坊
長宗白鬼
原口平一郎
富森卯女
芝原路春

岩井三窓
波つよ志
山本幸水
片岡つとむ
福島恒子
永石珠子
墨崎洋介
篠崎扶美子
柏原幻四郎
石川ことゑ
明石柳次
細身九如
伊藤道彦
辻とし子
青砥可明
狗田幸子
岡田五風
岩尾多見三
西垣美津枝
田中彰
岡田五風
梅原憲祐
荒川可礫

多屋三笑
大崎草平
中田としお
馬場明子
土居哲秋
太田竹路
宮城亜亭
勝田鯉千之
勝田鯉千之
甲斐博美
吉田秀哉
酒田一末
太田茶人
田原久子
杉久美枝
石井青馬
本庄東兵
坪井三奉
首藤多根
神谷娯舎亭
津田子午線
山本光林
岸本吟一

長岡常文
畠山宗次
浅岡時穂
高杉鬼遊
草野春夫
原口平一郎
西本保
井村芳江
大槻和子
石井伸生
楠本知由
堀風仙洞
石川勝
中村世志絵
小林瑠璃
本村千代子
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村上和楽
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森西鳥
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大神古梅
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茶谷好太
岡本輝代
奥田白虎
村木碧水
吉永昭斉
片山一歩
常見はる枝
福島恒子

古川日曜
田中豊泉
高野不二
遠藤枯葉
小林敬山
夏秋竜平
東野節子
今井友蔵
石さと志
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桜井六葉
春岡洋平
隅谷昭男
服部明陽軒
森本医昌