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いい歳をして宣伝にまどわされ
ポスターの誤字を見つけた迎え傘
真相はよくわからないビラをくれ
老人に用なきビラを戎橋
団地みな理想郷だというチラシ
吊革の広告読んでわが時間
看板の誤字いつまでもほっとかれ
勘亭流に暮れが来る春が来る
看板の誤字に気づいて出世せず
ふるさとを看板にして炉端焼き
桜咲く塀中国語教えます
情報も右派と左派から来て迷い
闘争もトルコも生きるプラカード
書くだけは書かして貰うプラカード
県庁の広場年中プラカード
生き甲斐は抵抗にありプラカード
話し合う言葉を持たぬプラカード
私も美女になれそうコマーシャル
CMに洗脳された無駄遣い
もったいないほど注ぎこぼすコマーシャル
ボリュームを上げてにっくきコマーシャル
コマーシャル涙おさめる役に立ち
コマーシャルとおんなじ音で洋酒つぐ
子からせがまれるつもりのコマーシャル
馬鹿気きったCMなれど面白し
心に詩もたずCM口ずさむ
添えものの美女がにっこりコマーシャル
CMへ何が何でも節をつけ
日本語を乱して恥じぬコマーシャル
咳すれば孫がすらすらコマーシャル
注意書に責任もたすコマーシャル
コマーシャルそんなに美味い筈がない
辛抱をするなするなとコマーシャル
おふくろの味を邪魔するコマーシャル
CMのしつこさ客も不感症
繰り返すほかはネオンに芸がなし
吐きすてる言葉を探すネオン街
蛾を蝶に見せてネオンが罪つくる
簡単にわかれなはれと言うラジオ
明日香村なぜラジカセを持って来る
ひとことで言えと無理言うインタビュー
実感が湧くまで待てぬインタビュー
惨状を命拾いに聞くマイク
一本のマイクトリオにある序列
傍若無人遺族にマイク突きつける
マイクくぐった声に私を見失う
マイク非情白い柩の並ぶ土間
ひとさまの不幸へマイクつきつける
感度よいマイク弔辞をたたむ音
アンテナも背のび都に遠く住む
どの家もアンテナ松下さん太る
出来ぬ筈教育テレビ一つ見ず
テレビから見ればラジオの楽隠居
テレビ消して今日一日をむだばかり
汚れなき子をむしばんでゆくテレビ
テレビ消せばきいていますと台所
道端の愚問愚答を聞くテレビ
チャンネルを切るとこんなに静かな夜
賞金の使途まで司会者口が過ぎ
外野席の二人映してテレビ暇
先週のとこから剣士切りかかり
CMの間に涙拭くドラマ
ホームドラマどのチャンネルも食べている
NHKに金払うなと酔うている
良妻ばかりNHKの座談会
国宝になって仏も肩が凝り
国宝にうなずくだけの人を連れ
国宝が重荷ともなる寺貧し
国宝の仏像暗いとこがすき
人間国宝みなさん太い指を持ち
風化した貌で人間文化財
学校は嫌いやったと文化財
人形を泣かせて無形文化財
文化財指定不便な家に住み
守銭奴のように古銭のコレクション
気がついてみれば亡びている民具
祖父の編む民具平家のにおいする
民芸を男の襷守り抜く
民芸になってわらじも壁につり
民芸の見せ場アイヌの荒削り
日本の音が残っている水車
反対の声呑み込んでダム青し
真実を書くと限らぬアンケート
円満の秘訣に困るアンケート
戦争になれば逃げますアンケート
アンケート心の虚飾が○をする
コンテスト男ばかりの審査員
審査員射的のような点を出し
恵まれぬ子と餅を搗く児童年
竜宮へおんなは行かぬ方がよい
ニンゲンになりたい人魚ほんをよむ
目を入れてからのダルマは忘れられ
得心がいかぬダルマが立ちあがる
目を入れた達磨涙がこぼれそう
極楽へ行ける鍵など探そうか
五十過ぎて知る西鶴のおもしろさ
文学論が来ては漆をかき回す
闘病記がすこし文学的になる
文学にふるさとの四季たたえられ
漱石の猫がのぞいた隣組
やま場ないままにペン置く私小説
名作のふるさと蔵の多い町
ひとりの灯消せばロビンソンクルーソー
読み耽る乱歩へ時計走り出す
直木賞候補で終わる紙屑か
文才の一つ盗作華やかに
浅草の小屋で雑魚寝もした作家
文豪のわがまま古いかなづかい
妾腹の作家あるとき父を責め
盗む心がひとより強いから文士
印税の年金めいて老作家
船場もの得意丁稚をした作家
よく売れる作家政治を語らない
テーマのない行列にはいれそう
随筆のほかに持っているメシのタネ
篆刻になると華麗なペンネーム
表向き無職せわしいペンネーム
突然に米の値を聞く原稿紙
うぬぼれにまだ気のつかぬ原稿紙
原稿が世に出るまでのエピソード
戦争のはなし原稿紙が足らぬ
原稿紙にらみ一日暮れてゆく
祭り月はるかな人へ詩を書く
もの縫えば女に叙情詩が戻る
裏切らぬ土とくらしてつづる詩
ぬるま湯の中で反戦詩をうたう
今日生きた証へ詩が一つ増え
詩集読む心通じるひとと読む
詩の中の慕情半分ほど誇張
あんぱんの味ハチローの詩を思い
校歌社歌自己陶酔の七五調
北風の中で売るから詩集買う
ふれ合いを大事に老いの日々の詩
作詩家が何か掴んだ冬景色
王朝の恋逢えぬ日は歌を詠み
万葉を読む娘が好きな恋の歌
有情無情勇歌集の女たち
男の本音妻の歌集に妬ける日も
古文書の解説一字もて余し
歳時記の知恵虫干しをすると決め
歳時記にさからう皿の花胡瓜
歳時記の花が花屋にある救い
歳時記の花にけじめを学ぶ日も
私小説めく川柳がわが世界
扇子では使わぬ扇子水府の句
無から有を生む十七字わがいのち
この辞典さえ川柳をいい足らず
恋の句の相手架空の人という
句はわが子世間の風に旅立たせ
柳多留うちの先祖の行状記
喝采のない自叙伝を書きつづけ
自叙伝は情けに泣いた過去にふれ
自叙伝はバクダンという酒も飲み
上演をした自叙伝は美男美女
童話いっぱい積んでいそうな白い船
それからの童話を子らが温める
口許の笑みは童話をたんと持つ
すさまじい世相へ童話書きつづけ
新イソップ亀は兎に追いつけず
母の胸に還るメルヘンなら聞こう
話し相手のない童話を持ち歩く
口笛を吹いても戻らない童話
ブランコが揺れて童話をつくる母
ひとときを孫と童話の園にいる
千代紙にひそむメルヘン子とさがす
自在鍋ここから民話うけつがれ
昭和生まれも昔ばなしをたんと持ち
確実に民話が消えるダンプカー
鯛はねてここは民話の眠る瀬戸
北国のなまりに生きている民話
行きずりの画廊で点す心の灯
にんげんにもどる画廊の静けさよ
雨はげし個展の主がひとり掛け
忙中閑こころのゆとりもつ画廊
信を問う個展を人がふり向かず
北欧の春を瞼に出る画廊
雰囲気が好きでサロンの隅の席
名画展猫に小判の人もくる
人に疲れふるい名画をひとり観る
胎教へバイロンバッハミレー展
宮様がリボンへ鋏美術展
アトリエに枯れっぱなしのカレンダー
アトリエを触るな妻の掃除ぐせ
デッサンのままでわたしの画布眠る
仁清の茶壺ふっくらかんと居る
凡人の届かぬ位置で壺が売れ
釉薬一掃きの差の名器展
ひとさけて刻む仏師の明かり窓
一刀三礼ほとけのいのち彫りあげる
春夏秋冬ひたすらアイヌ熊を彫る
一願をこめて翁の面を彫る
水府書道厳然とあり青蓮寺
遺墨展最後の筆も衰えず
日本のこころにかえる墨する日
功成った人なり忍の字を好む
凸凹の字は冗談できめたよう
箱書きに鑑賞の目を狂わされ
どう風が吹いたか妻の書道熱
黒猫を配して裸婦の線が生き
額縁がよいとは妙なほめ言葉
すきな色だけで画いては絵にならぬ
園児の絵象は鼻から書き始め
自由画に子供心の奥のぞく
売れない絵ばかり天才かも知れぬ
しあわせな絵になる雲が富士へ来る
蕪村筆おくのほそみち楽しそう
ふるさとの絵から白壁消えてゆく
そう言えばみな泣いている夢二の絵
清方と深水までのおちょぼ口
絵巻ものいくさ哀しく美しく
ビードロを吹く浮世絵のあどけなさ
写楽ならどう描くだろう玉三郎
広重の山は雪崩のくる傾斜
偽物の方がたしかな筆運び
それなりの値打ちがあるという偽作
誰の絵かあててごらんとママの顔
似顔絵の表情皺も深くなり
こんな目といつか出会ったモンタージュ
出来映えにホシもうなずくモンタージュ
ちぎり絵に打ち込むときに詩がよぎる
ちぎり絵は娘の淡い恋ごころ
うれしさが今日のぬり絵の色に出る
広重の版画のままの妻籠宿
江戸の恋匂う版画の紅の色
一片の雲がゴッホの杉の上
モナリザの氾濫美術日本国
シャガールの淡きを老いの虹とする
ゴッホならあわだち草をどう描く
ピカソ展私を見てる目が不気味
ビーナスが見抜くわかる目わからぬ目
結局はわからんじまいピカソ展
ピカソではないから丸が丸に見え
シャガールの絵の中にいる君と僕
外国の漫画笑うに暇がいり
単細胞と笑わば笑え漫画見る
漫画読む読後感など書けますか
自画像の肩のあたりの淋しさか
自画像の彩をかえたい日のあせり
自画像の涙もろくてあわて者
ためらいもなく自画像を売り歩く
矢面に立つ自画像を磨かねば
赤も嘘紫も嘘自画像に
幸せな頃の自画像他人めき
秋を撮るカメラ日脚にせかされる
花嫁へカメラ息つく暇もなし
メモ代わり小型カメラはよく動き
薄情なカメラ涙を狙い撃ち
写真機が歩くパリの田舎もの
無意識にピントを合わす好きな人
テープ切る瞬間待っているカメラ
その中の一人が目立つカメラアイ
八ミリを意識しながら踊りの輪
八ミリへ野良着のままの母でよし
八ミリは這えば立てまで全五巻
顕示欲いつも写真のまん中に
頬ずりへ写真のあなた冷たすぎ
トリミングなんにも残らない私
モンタージュ写真迷惑したひとり
人が食われるそれを写した人がいる
童話好きでいつの写真も端に立ち
ネクタイの曲がった写真一周忌
軍刀を吊った写真は見たくない
フィルムの残りで写す顔を寄せ
古写真ライバルだった君と僕
見合い写真返しそびれてから不義理
見るだけですまぬ写真をおいて行き
ヌード展銀座三越だから見る
きれいな方ね記念写真の横の人
一人だけ記念写真は横を向き
卒業写真私の列はみな戦死
アルバムを見て貸した金思い出し
旅情反芻アルバムを開く夜
アルバムの故人は胸を突くばかり
アルバムにモダンガールの祖母が生き
巣立つ子がはがしていった写真帳
実らない恋アルバムを出してもらい
アルバムの嘘幸福な一代記

井上福子
大井三更
菖蒲正明
木幡村雲
鷹大典
芝原路春
前原淡雪
岸本水府
斎藤清幸
馬場修治
菅原鈴子
池田勘也
中尾飛鳥
小野江芦舟
大崎三来
疋田青峰
前田辰男
梶川雄次郎
天羽桂三
江口東白
山下修子
菊池喜与史
大木俊秀
柏木和佐夫
羽柴三洞子
深堀正平
柳瀬のぼる
安田関西
重光拳二
大倉修子
奥山千京
斉城史朗
宮本風柳
岩田土筆
藤井幸子
山下みのる
篠原北斗
利光克寛
浦上雅世
芝原路春
藤森弘子
富山祥壺
古割舞吉
米田鉱平
楠本知由
鶴田タツヲ
上松爪人
永田暁風
北島醇酔
石岡正司
高竹道雄
石川寛水
栗原文絵
こだま美枝子
前田英樹
浅岡時穂
池田香珠夫
越中今雨
倉本玉代
高谷梵鐘
津末十三
園田康統
岩田良信
古下俊作
長島正直
小林素浪人
庄山一歩
木幡村雲
播井春酔
村上白雲
上久保山人
山田寒句
斎坂多一郎
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白井花戦
本田南柳
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安武仙涙
中村小弓
梯亀王
三条芳文
崎村登仙
斎藤矢人
斎藤清幸
立石弦月
森翠雨
樋渡義一
深野吾水
西沙英子
安井久子
安井久子
吉田美芳
元吉昭二
奥村志げの
内久保勝子
神谷娯舎亭
茶谷好太
畑中大三
源田琴波
平田一暢
間瀬田紋章
津島無境
片岡直人
今西規壬
鷹野青鳥
中川よし子
石岡正司
鷹野青鳥
礒野いさむ
細見九如
本田南柳
岡崎はるを
酒井路也
尾籠秋蝶
奥田白虎
森北三四郎
矢部あき子
桑原狂雨
三浦宏
蔦本昌道
黒川清光
奥村志げの
辻とし子
森田照葉
山口都一郎
松井博子
生駒みづゑ
合田伍郎
安田蝶の助
太田茶人
平井青踏
塩谷幸子
富森卯女
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片山一歩
服部明陽軒
礒野いさむ
安部竜玄
鶴久百万両
船迫勝彦
土居哲秋
山崎貴子
太田茶人
村松酔歩
内藤凡柳
篠田裕介
土居哲秋
内藤凡柳
亀山恭太
植野保宏
今村中間子
今村中間子
生駒竹人
石川寛水
小梶忠雄
平賀胤寿
岩井澄子
大下六辰
広瀬恭子
斉藤正一
西哲夫
杉山方夫
鈴木ちよの
森田照葉
岩尾多見三
森中恵美子
宮本時彦
米田鉱平
志水浩一郎
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片岡湖風
野口北羊
岡崎麻子
今川芳生
白井花戦
尾形さつき
古割舞吉
大和柳子
鶴久百万両
羽根伸太郎
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澤車楽
北村m
片岡つとむ
越智史風
奈倉楽甫
鈴木純歩
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渡辺清子
西村芳川
生駒竹人
安武仙涙
竹村温夫
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佐藤翠柳
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平澤ゆづらん
安田蝶の助
神谷娯舎亭
神谷娯舎亭
武内紅子
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永礼愛介
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永田暁風
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篠田裕介
松下幽迷庵
細井辰二
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