◆韓国ドラマは過酷でアバウト◆ | |||||||||||||||||||
韓国ではドラマは毎日、あるいは週2回放送されるというパターン(冬ソナは週2)。週2回のドラマは事前に撮りだめるということはなく(※)、1週間にその週の放送分を撮らなければいけないので、撮影はかなりハードである。他のドラマの話では、放送日まで撮影がずれ込んで放送5分前に編集作業が終わったという武勇伝(?)もあるし、ドラマの前半部を放送している最中に後半部を編集するという信じられない話もある。冬ソナでも、最終話の撮影は放送日の夕方4時までかかり(放送は夜9時台)、スタッフや俳優はその日の打ち上げでは疲労困憊していたそうだ。 (※)冬ソナの場合、第1、2話は前もって撮りだめされていた。第2話の初雪のシーンは待てど暮らせどなかなか雪が降らず、北海道にロケをすることも考えられていたが、日程に余裕がなくて実現しなかった。放送日が近づき、もうダメかと思われた頃にまさに天の恵みで雪が降ったという。もしも北海道でロケが行われていたら、今ごろは冬ソナロケ地ツアーで賑わって、北海道の観光業者はウハウハ(死語)だったかもしれない。 大晦日の待ち合わせとチュンサンの事故のシーンは、チェ・ジウのスケジュールが合わず、別々に撮られた。チュンサンのシーンのときは雪が降ってくれたが、ユジンの待ちぼうけシーンでは降らず、降雪機を使って降らせた。しかし、人工の雪では思うような効果が得られず、編集で苦労したとユン・ソクホ監督は言っている。 睡眠不足が引き起こす撮影エピソードでは、チュンサン(ペ・ヨンジュン)の入院シーンでは泣いているユジン(チェ・ジウ)を前に、ぺ・ヨンジュンが本当に眠ってしまい、イビキをかいてNGを出したというのが有名。また、大きな物音に俳優たちが驚いて振り返ると、立ったまま眠っていた監督が倒れていて、それまで泣きながら演技していた俳優たちはみんな爆笑したという。 撮影が冬場だったため、厳寒のあまりトラブルも多発した。チェリン(パク・ソルミ)が鼻水たらーりとか(NG集にある)、第8話の山頂でのシーンでは俳優の髪も凍る寒さ(-25℃)で、待機している間も歯の根が合わず、「監督は人でなしだ」という声がスタッフから上がったほど。寒さのあまりセリフが言えないということがしょっちゅうあったという。 ちなみに韓国はどれくらい寒いかというと、真冬のソウルは-10℃にまで冷え込むそうな。私の父親は戦時中に朝鮮半島に住んでいたが、冬は凍った川でスケートをしたというし、服の胸ポケットに万年筆を挿したまま、うっかり寝てしまったら、朝にはインクが凍って膨張し、万年筆が破裂して服がインクまみれになったと言っていた。 後半になると過酷度はさらに増し、ペ・ヨンジュンはリンゲル注射を打って撮影に臨んだ。「1週間以上も家に帰れなかった」(チェ・ジウ談)、「眠れなかったことよりも、シャワーすら浴びられなかったのが参った」(パク・ソルミ談)という話もある。後半は運命のいたずらに翻弄される怒涛の展開になるが、チュンサンやユジン、サンヒョク、チェリンの顔がやつれて疲れ果てて見えるのは演技のせいだけではないようだ。 撮影スケジュールがハードという他に、一話分の時間がまちまちなのも韓国ドラマの特徴だ。「NHKで放送されている冬ソナは、70分のオリジナルを10分カットして60分にしたものだ」というのは今やファンの間では常識だが、20話すべて70分あるわけではない。最も短い第9話が57分、最も長い第2話が70分と、回によってまちまちである。では60分に満たない回は水増し(?)しているのかというと、前回のあらすじや次回予告が入るので、水増しはないようだ。 また、視聴者の意向を重視するのも韓国ドラマならでは。ドラマの公式サイトには放送が終わるたびに視聴者の意見や感想が書き込まれる。日本では考えられないことだが、その影響を受けて放送回数が増えたり、結末が変わってしまうこともあるという。ハードな撮影スケジュールと視聴者重視の方針により、現場で脚本を書き換えることもあり、つじつまが合わなくなることはしょっちゅうだし、完成度が低くなることも。スタッフや俳優もそれを痛感しているようで、ペ・ヨンジュンもブロコリ on gooのファンへのメッセージの中で、おかしなところは目をつぶり、寛容な目で見てほしいと呼びかけている(ブロコリのペ・ヨンジュン初来日特集ページ) 冬ソナも「あと5回は続けて」の声に2回ほど延長することも考えたが、ペ・ヨンジュンのスケジュールが合わず、実現しなかったらしいし、当初の予定では最後にチュンサンは死ぬはずだったのに、視聴者の強い希望によってハッピーエンドにしたという。ペ・ヨンジュン自身は「純愛を昇華させる最高の形は死しかない」と思い、「僕を殺してください」と監督に懇願したようだが、結局、視聴者の希望の前には敗北した。 個人的にはハッピーエンドでよかったと思う。っていうか、あれでも足りないくらいだ。後半あれだけドロドログチャグチャやったのだから、最後は視聴者が思いっきりカタルシスを得られるよう、これでもかというくらいのハッピーエンドにして欲しかったと思う。監督が言うには、完全なハッピーエンドにするより不完全な方が視聴者の心に残るからああしたそうだ。 韓国ではドラマに出演したあと映画デビューというコースになっているらしい(例外もある)。ペ・ヨンジュンも10年間のドラマ出演(途中、学業で空いていた期間はあるが)を経ての映画初出演となった。 これだけ過酷なスケジュールで結末も視聴者次第と、俳優にとっては不本意なことも多いドラマ現場。いったん映画に出演するとドラマに復帰する俳優が少ないというのもうなずける。 |
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◆日本語と兄弟? 聞いていると覚えちゃう韓国語◆ | |||||||||||||||||||
聞いて覚えた言葉 日本語と共通点の多い韓国語。文法も似ている。鞄、準備、簡単など、発音が同じ言葉も多く、「アラッソー(分かった)」「ミアネヨ(ごめんね)」など、聞いていて「あれ? 今の日本語?」と勘違いしそうになることもある。漢字語の80%は同じらしいので、かなり近しいということになる。東北弁に似ているというファンもいるし、しゃべり方によっては、「○○がぁあ~、△△でぇえ~」と、言葉の切れ目ごとにこぶしをつけて延ばすところなんか福井弁に似ていると感じることもある。 私が「冬ソナ」と「ホテリアー」を見ていて覚えた言葉をざっとあげてみるとこんな感じ。
勘違いされやすいがハングルは「ハングル」であって「ハングル語」ではない。ちょうど、ひらがなを「ひらがな語」とは言わないのと同じだ。 チュンサンとかジュンサンとか カン・ジュンサンはファーストネームだけ呼ぶとチュンサンになる。語頭にくる音は濁らないという決まりのため(ネット配信の日本語字幕など混乱を避けるためかジュンサンになっているものもある)。サンヒョクの父、キム・ジヌもチヌだし、ユジンの同僚イ・ジョンアもチョンアとなる。 ……という解釈が一般的だが、韓国語の発音はもっと複雑なものであるらしい。 冬ソナ徹底研究サイト『冬ソナ通り』>キーワードで解く冬ソナ>第1話のキーワードによると、 韓国語は濁音にあまり敏感でないので、清音と濁音の中間くらいの発音になるんですと~! だからチュンサンもジュンサンもどっちもOKというかどっちもNGなんですと。 ……目からウロコ。誰や上で「日本語と兄弟?」なんて言ってるやつは(はい、私です)。そういえば、ごめんねを表す言葉は「ミアネヨ」だと言われてるけど、私にはどうしても「ビアネヨ」と濁って聞こえる。ときたま「ミアネヨ」にも聞こえるけど。 簡単なようでいて、う~ん、奥が深い韓国語(どっちやねん;)。 名前の呼び方でわかる親密度 その1:年齢による上下関係が厳しい 一般的には「シ」をつけて呼ぶ。「さん」や「氏」に当たる。ただし目上の人にはタブーで相手が年上かどうかわからないときはソンセンニム(先生)と呼んだ方が無難。 必ずフルネームかファーストネームの後につける。姓だけにつけるのは非常に失礼になる。よく日本のマスコミがぺ・ヨンジュンを「『ぺ』さん」「『ぺ』さん」と呼んでいるが、姓しか呼んでないのは発音でわかるだろうからやめてほしい。それに「『ぺ』さん」と呼ばれると、林○ペーを連想してしまう。本人もその方向で売り出したいようだが、ヨンジュンシは売れない芸人を救済するためにいるんじゃないんだ(怒)。……はっ、思わず熱くなってしまったわ。 その2:親しくなった場合はファーストネームに「ア」や「イ」をつける 「ア」は本人に呼びかける場合のみ使う。 ユジン(yujin)+ア(a)でユジナ(yujina) チュンサン(junsang)+ア(a)はチュンサンガではなくチュンサンア(junsanga)。gで終わる場合はアがそのまま残るため。 サンヒョク(sanghyeok)+ア(a)はサンヒョカではなくサンヒョガになる(母音に挟まれた子音は濁るため)。 ミヒ(mihee)のように母音で終わる場合はaではなくyaをつけてミヒヤとなる。 ファーストネームに「イ」をつけるのは、本人に呼びかける場合、または第三者の話をするとき。 ユジン→ユジニ チュンサン→チュンサンイ サンヒョク→サンヒョギ その3:兄弟とか姉妹とか 実の兄や姉でなくても、親しい年上の人に対しては次のように呼ぶ。 女性が年上の女性を呼ぶ→オンニ ユジンは同僚のチョンアのことを名前でなく「オンニ」と呼んでいる。 女性が年上の男性を呼ぶ→オッパ (例:ヨンジュン兄さん→ヨンジュンオッパ) 年上の恋人もオッパ。なので、もし冬ソナが同級生どうしの話じゃなければ、名前の代わりに「オッパ」が乱れ飛んでいたかもしれない。結婚しても子どもが出来るまでは夫をオッパと呼ぶ妻も多い(夫婦間の呼称は下を参照)。 チェ・ジウもペ・ヨンジュンをオッパと呼んでいたようで、第17話、スキー場で雪で戯れるユジンとチュンサンのシーン、撮影終了後、雪まみれにされたチェ・ジウがペ・ヨンジュンに向かって「オッパ~オッパ~なんてことをしてくれるんですか~」と訴えていたらしい。確かにあれはやりすぎだった(笑) 男性が年上の女性を呼ぶ場合→ヌナ 男性が年上の男性を呼ぶ場合→ヒョン 父親→アボジ(幼児語はアッパ) 母親→オモニ(幼児語はオンマ) ユジンは母親をオンマと呼んでいる。日本人の感覚でいうとマザコンっぽいサンヒョクが、もしもオンマと呼んでいたら……冬ソナじゃなくて冬彦さんのドラマになっていただろう。 おじさん→アジョシ おじさんという意味だけでなく、一般的な男性という意味でも使う。女性からオッパと呼ばれるかアジョシと呼ばれるかで、かなり嬉しさも違うらしい。 おばさん→アジュンマ 第19話、公園で子どもにアジュンマ呼ばわりされたユジンがムッとしているシーンがあるね。既婚女性は若くてもアジュンマと呼ばれる。「お嬢さん」は「アガシ」。 夫婦間の呼称 チャギ→本来は「自己」という意味。自分と同じ=一心同体という意味で最愛の人のこと。ダーリン、ハニーって感覚。若い夫婦、カップルが使う。 ヨボ または タンシン どちらも「あなた」。これらもそうだが、若い人はもう使わないらしい。タンシンは歌詞や詩で使うほかは、ケンカ腰で話すときにしか使わない言葉なので、普通の会話でyouという感覚で使うとまずいらしいので要注意。 その4:絶対敬語 日本では客に対して身内の社員について話すとき「理事は出かけております」と相手に合わせてへりくだって言うが、韓国では「理事様は出かけていらっしゃいます」と、絶対的な敬語を使う。もしも日本的な表現をすると、「上司に対して敬意のない社員だ」と顰蹙を買うことになる。 人間関係の親密な韓国では、実の兄弟でなくても上にあげたように名前ではなく「お姉さん、お兄さん」と呼ぶのである。実際の関係を知らないと、兄弟が何人いるのかと驚くことになるとか。ある韓国ドラマの海外版DVDの英語字幕には“brother in low(義兄)”と間違って訳しているものがあると言うが、そりゃ実の兄弟でもないのに「兄さん、兄さん」と呼んでりゃ勘違いするわなあ。 ところでミニョンはキム次長のことをソンベ(先輩)と呼んでいる。ときにはヒョン(兄貴)と呼んでいたらしい。留学中に学校で先輩後輩の間柄だったからのようだ。 面白いのはキム次長の口調で、NHKの吹き替えではミニョンに対して、とても丁寧な「ですます」調だが、本当はぞんざいなパンマル(タメ口)をきいている。立場は部下でもキム次長の方が学生時代は先輩で、上下関係から言うとミニョンの上になるからだが、NHKでは混乱を避けるためか、部下としての立場を重視して、丁寧な口調にしているのだろう。 ちなみにミニョンが務めている理事(イサ)は、様(ニム)をつけてイサニムと呼ぶ。だから日本で呼ぶところのヨン様というのはヨンニムである(コアなファンは意地でもこう呼ばない。ヨン様=ミーハーなおばちゃんファンという構図をマスコミが作ったからである。ええ呼びませんとも。誰が呼ぶもんか)。 韓国ファンはペ・ヨンジュン(Bae Yong Joon)のファーストネームの後をとって「ジュン」と呼んでいる。中国語圏では�ね�咾班週④気譟��哀據璽犬任發海隆岨悊鯏�討呂瓩討い襪�◆�韓国TVドラマvol.2』によると戸籍上の漢字は�ね鈍修任△襦別樵阿聾誉劼任牢岨悊派週④垢襪��畸覆寮験茲粘岨桒週④垢襪海箸呂△泙蠅覆ぁ�箸いΔ海箸世�⇒��量昌イ�魯鵐哀襪犬磴覆�憧岨悊世辰燭里魯淵次�法� |
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◆NHK版、ネット配信、海外版DVD 選ぶならどれ?◆ | |||||||||||||||||||
冬のソナタ ノーカット日本語字幕版をNHKが放送!! ※「完全版」と銘打っていますが、BGMは吹替え版と同じで差し替えられています。効果音も同じ扱い。これで「完全版」とは看板に偽りありだなNHK。要はカットされたシーンの入っているNHKバージョンの字幕版ということです。 日本語字幕入りノーカット版DVDが発売されていない現在(2004年7月)、韓国で放送されたとほぼ同じノーカット版を楽しもうと思ったらネット配信を利用するのが一番だ(※)。ユン・ソクホ監督みずからがカットしたとはいえ、NHK版では大事な伏線となるエピソードや登場人物の心情をあらわすエピソード、脇役のエピソードなどがごっそり抜け落ちていて、人物の心境の変化が急すぎると感じたり、人間関係が平面的に感じられたりしてしまう。BGMにしても、第1話、放送室でユジンが歌い踊る曲は本来はABBAの「ダンシングクイーン」なのに、違う曲(「秋の童話」のテーマ「PROPOSE」)を無理矢理あてているため、動きや口パクに曲が合ってなくて不自然だし、ユジンとチュンサンのテーマとして全編通して使われる「白い恋人たち」が消されてしまっているのはなんとも惜しい。 (※)私はネット配信=韓国で放送されたと同じ物 という認識でいましたが、厳密に言うとそうではないようです。詳しくはこの下の「●ネット配信、海外版DVD、NHK版の違い ここに注目」をご覧下さい。 ●ネット配信について ネット配信はブロコリ on goo、SHOWTIME、AII、OCNなどがある。それぞれ第1話はお試しで無料、メイキングシーンやNG集、ペ・ヨンジュン初来日のときの映像、韓国語講座などの特典で差別化を図っている。詳しい比較はこちら→Yahoo!掲示板●冬のソナタ「ネット配信(追加)」 ただし、ネット配信が利用できるのはWindowsのみ。Macは利用できない。 ●海外版DVDについて 日本で発売されている冬ソナDVDは今のところカットされているNHK版のみ。ノーカットDVDを求めるファンは海外のDVDを通販で買っている。マレーシア版、台湾版、韓国版があるそうで、英語字幕のマレーシア版を買う人が多いみたい。韓国版は以前はリージョンフリーのを生産していたが、日本のNHK版と競合してしまうということで、今はリージョン3のみしか生産していない。日本のリージョンは2なのでもちろん再生できないが、韓国製の安いDVDプレイヤーを買って見ている人や、パソコンのDVDのリージョンを変えて(3回くらい変えられるらしい)見ている人などがいる。 ●ネット配信、海外版DVD、NHK版の違い ここに注目 ネット配信、海外版DVD、NHK版の違いについては、特に重要なことが。なんと話と話の区切りが違う回やネット配信の方にはなくて、NHK版にはあるという逆転現象を起こしている回、編集の都合でシーンの前後が入れ替わっている回、海外版DVDにだけあるシーンがあるのだ。 ◆区切りが違う(海外版DVD/NHK版・ネット配信) 7話と8話。吹雪のため山頂で一夜を明かすことになったユジンとミニョン。海外版DVDでは暖炉の前で眠り込んだミニョンをユジンがのぞきこむまでが7話。NHK版とネット配信ではそのあと、ユジンがメガネをはずし、目を覚ましたミニョンが「死んだ人をいつまで想っているのか」と言って言い争いになり、ついにミニョンが愛を告白するまでが7話。珍しくネット配信とNHK版が同じになっている。こちらの方が続きが見たくなる区切り方でいいんじゃないだろうか。 ◆NHK版のみにあるシーン 第9話。サンヒョクがスキー場の公開録音でユジンとの結婚宣言を行う回だが、NHK版では、ネット配信や海外版DVDにはない次の二つのシーンが追加されている。 ●公開録音の前、スキー場のミニョンの部屋を訪ねて、「これからおもしろいことが起こるわよ」と思わせぶりなことを告げるチェリン。 ●公開録音の後、レストランに親や友人たちと集まっている席で、サンヒョク母に「本当に息子を愛しているの?」とミニョンとの関係を問い質されるユジンのシーンで、ゲレンデにいるミニョンのところへキム次長が現れ、「ユジンさん大変なことになってるみたいですよ」と教える。 これらは韓国の本放送でも使われなかったシーンを編集の都合でユン・ソクホ監督が入れたようだ。SHOWTIMEでは利用者の指摘を受けて、このシーンも含めた完全ノーカット版9話をいずれ提供すると公表しているので、見たい方は要チェック。 ◆シーンの前後が入れ替わっている(NHK版/ネット配信・海外版DVD) 第10話。ユジンが結婚できません宣言をして飛び出してゆき、あとを追ったミニョンと恋の逃避行をする回だが、NHK版ではサンヒョクのホテル連れ込み爆弾発言のあと、ユジンとミニョンのポラリスの話になるが、ネット配信と海外版DVDではポラリスが先でサンヒョクの発言は後になる。これもこの後ごっそりカットされるシーンとの関係で入れ替えたらしい。 ◆海外版DVDにだけ入っているシーン 小さなシーンだが、7話冒頭でミニョンをかばって怪我をしたユジンが救急車で運ばれるシーンの前に、タロットカードを握り締めたまま、呆然と地面に座り込んだミニョンの姿が海外版DVDにだけ映っている。ネット配信やNHK版はこのあとの救急車が走るシーンから始まる。 カットシーンについての詳細はこちらをご覧下さい→関連サイトいろいろ「カットシーン研究」 ノーカット版冬ソナDVDを作ってほしい人はこちらへ1票を→たのみこむ |
<参考資料> 「冬のソナタ」をもっと楽しむ本 「韓流スターの時代1」 「韓国ドラマ&シネマ スターガイド」 もっと知りたい!韓国TVドラマ vol.2 韓国ドラマ・ガイド 冬のソナタ 愛してるっ!韓国ドラマ 冬のソナタ 上 冬のソナタ 下 |