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       状況 
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    この頃、ビートばかり手間隙かけて修理していましたが前々から頼んでいたNSXの部品が揃ったとの事でMATRIXへ行きました。 目的は前々からブレーキを純正NA1の15インチからNA2の16インチに交換すると言う事で注文していましたがNA2キャリパーの入手が遅れて先延ばしになっていました。 
    ブレーキは過去にOHはしたもののローターは一度も交換しておらず、いい機会なのでキャリパーとローターを交換する事に。 
    パットは今のそのまま使う事に。
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     取り付け
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    まずは今まで付いていたブレーキを外します。
     リア側はサイドブレーキがある為、ワイヤー外しから始めます。 
    問題はローターの取り外し、トルクドライバーで叩いてネジを緩めるのですがブレーキ熱などの影響でネジが固着している為、トルクドライバー先のビット(+3)が駄目になりやすいとの事。 
    外す過程で現に2本ほど駄目になりました。
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    ネジを外した後、ネジの止まっていない二ヶ所あるネジ穴にネジを回し込み、その力でハブからローターを取り外します。バキッ!!と言う音共に外れます。
     ローターはDIXCEL製のスリットが入っているタイプに交換、フィンなどパットに擦れない部分は銀色に塗られていますがローター表面は油が塗ってあります(錆防止?)。 
    冷却効果は純正よりも望めそうなつくりです。
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    ローターのスリットの効果は色々ありますがスリットが無くなるとローター交換の目安にもなります。 
    又、取り付け向きによってスリット効力が変わるようです。 
    メーカー指定ではリバース回転方向に取り付けるように指定されています。
    んで、NA2キャリパー何故か金色・・・・・しかし派手な色。(右写真の左:NA2/右:NA1) 
    これは普通銀色ですが、タイプSゼロ用は金色、タイプRは黒色なのでSゼロ用を頼んだら物が無くて入手が遅れたと言う事です。
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    R用ならばもっと早く届いたと思います(笑)
     たぶん、当時のタイプSはイモラオレンジがイメージカラーだったのでそれに合わせたのか?と言う推測が出来ますが珍しい色になってしまいました。 
    今まで赤色に染めていましたが・・・・・色が変わる事は、まぁ良しとしましょう(笑) 
    リア交換後、フロント交換へフロントはサイドブレーキの構造がない分、交換が楽です。
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    しかし、パット(プロμHC)はサイズ共通なのでそのまま流用できるのですが今までのパットは残3mmぐらいしかなくパット交換が必要です。
     前に走行会に行った時に予想以上に磨り減ってしまったようです。 
    とりあえずNA1からNA2キャリパーに交換取り付け後にブレーキフルード交換とエア抜きを行い。マスターから一番遠い順番に行って2回確認して終わりました。
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    ※私はこのまま走行しましたがローターの油とパットの擦れあわせの面積が均等になっていない為、まったく止まらん!!(怖)
     必ずパットとローターの合わせはした方が良いと思います。 
    止まる為の部品で止まらなくなっても洒落になりませんので。
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    結局、ある程度ブレーキをふみふみしながら走ってみましたが、まだ接地面が均等にこすれ切っていません。
     土星の輪のカッシーニのような溝が発生・・・・(?)。右写真がそうですが分りづらいかも。 
    恐らく今まで付けていたローターやパットに多少なり反りが発生していた所為でしょう。
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    この状態でもブレーキは強化された事が現時点で分かります。 
    パットが同じものを使用しているので間違いなく強化されているのでしょう。 
    ちゃんと擦れて接地面が均等になれば相当強いと思います。
    パットを変えなかったのは金銭理由もありますが同じパットで違いが分かればキャリパー交換による違いが分かると思ったのですが・・・・・こんな確認をするよりもまずパット交換をするべきです(反省)。 
    やっぱりパットとキャリパーは一緒に交換するのがベストです。 
    今回のキャリパーですが大きさは一回り大きくなっているもののピストン口径は小さくなっており、ブレーキコントロール重視を目的としている様です。 
    パットサイズが同じ大きさなのにブレーキが強力になったのはキャリパーの大型化に伴ってブレーキ時の歪みに対して部品が強くなっている為なのでしょう。 
    ローターは大型に伴い冷却効率が上がり、ローターの熱そりや歪みに対しての効果が見込めます。
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     まとめ
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    ブレーキは前期方から後期方の移植としては「キャリパー移植」と「ABSユニット移植」がありますがキャリパー移植の方は誰もが「効果ある」と言います。 今回は部品代だけで20万円以上になってしまいますが私自身、16インチのブレーキ装備のNSXを運転した事が原因で今回ブレーキ移植を決めましたのでNA2の16インチ移植はお勧めです。 
    但し、この効果の差は今までつけていたブレーキが開いてしまって本来の性能が出ていない場合もある為、単純に15と16インチの性能の差だけと言うわけではないようです。 
    新品同士で比較した人も中々いないでしょうから元々付けていたNA1型が経たっていた事も効果UPにおそらく影響していると思います。 
    今回の移植は純正15/16インチのアルミホイールが使えなくなるのが唯一の欠点ですね。
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