民族の魂
三
(「天安門詩抄」より)
前赴一人,
後繼八億。
繼承遺志,
披荊斬棘。
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民族の魂
三
前の一人が 赴けば,
後の八億が 継ぐ。
遺志を継承して,
荊を披き 棘を斬らん。
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私感注釈
※ 前赴一人,後継八億。:成語に「前赴後継」がある。前の者がいけば、 後の者が受け継いで、突き進むこと。「一人」は周恩来を指し、 「八億」は全中国人民を指していようことは、いうまでもない。なお、わたしは、「赴」より「訃」字の方が相応しいような気がしてならない。辞書は「赴」だが…。
※ 披荊斬棘:これも成語。イバラを きりひらくが如く、力強く前進すること。
※ 構成について:この詩も成語と”熟語”から構成されている。平仄については、顧慮されていない。やはり現代詩か。韻脚は「億yi4」「ji2」で、共に仄韻(入声)である。
※ この詩は「天安門詩抄」より採った。
(1999.9.9)
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