紅酥肯放瓊苞碎, 探著南枝開遍未。 不知藉幾多時, 但見包藏無限意。 道人憔悴春窗底, 悶損闌干愁不倚。 要來小酌便來休, 未必明朝風不起。 |
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紅く酥(やはら)かきもの 肯て放(ひら)きて 瓊苞 碎(ほころ)び,
南枝に 探る 開くこと遍しや 未しや。
知らず 藉は 幾多の時なるを,
但だ見る 包藏 無限の 意。
道人 憔悴す 春窗の 底(もと),
悶え損ねて 闌干に 愁ひて 倚らず。
小酌(さかもり)を 來(な)さんと 要せば 便(すなは)ち 來(な)せ 休(よ),
未だ必ずしも 明朝 風 起こらざるべし。
2002.1.28 1.29完 |
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