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風乍起,
吹皺一池春水。
閑引鴛鴦香徑裡,
手紅杏蕊。
鬥鴨欄杆獨倚,
碧玉掻頭斜墜。
終日望君君不至,
舉頭聞鵲喜。
謁金門
風 乍ち起こり,
吹き皺む 一池の春水を。
鴛鴦を 閑引(まね)く 香徑の裡,
手に(も)む 紅き杏の 蕊。
鴨を鬥はせて 欄杆に 獨り倚れば,
碧玉の 掻頭 斜に墜つ。
終日 君を望みて 君 至らざれど,
頭を舉ぐれば 鵲喜 聞こゆ。
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2001. 7.27 7.28完 |
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