私憂驕虜
丈夫六十恥偸安, 借慌北庭附等閒。 驕虜掠洲加以釁, 遺民痛苦涕長潸。 ![]() |
丈夫 六十 偸安を 恥づ, 慌(あはただ)しきを 借りて 北庭 等閒に附す。 驕虜 洲(しま)を掠(かす)め 加ふるに釁(きん)を以ってす, 遺民の痛苦 涕(なみだ) 長(とこし)へに潸(さん)たり。 |
今日、ニュース(北方領土での銃撃事件)を聞いて。 | |
・偸安: | 安佚を貪ること。 |
・借慌: | 忙しいということを口実にして。 |
・北庭: | 北方領土。 |
・驕虜: | 宋の豪放詞![]() |
・釁: | 血塗る。 |
平成十八年八月十六日 |
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