推古天皇陵上雲
推古大陵衝碧空,
梯田鱗繞百千重。
衣冠去盡天平色,
白練旆旌留舊風。
推古の大陵 碧空を衝き,
梯田 鱗 繞らす 百千重。
衣冠 去り盡くす 天平の色,
白練の旆旌 舊風を留む。
*****************************
弘川寺へ行った帰りに、推古天皇陵へ行った。棚田の一番上にあり、高い空の中に突き出ている。
・白練:
白い練り絹の(旗の)ような雲。白居易詩に拠る。
平成十九年八月二十六日
漢詩 唐詩 漢詩 宋詞 漢詩
次の作品へ
前の作品へ
自作詩詞メニューへ
詩詞概説
唐詩格律
宋詞格律
毛主席詩詞
天安門革命詩抄
参考文献(詩詞格律)
参考文献(唐詩)
参考文献(宋詞)
参考文献(古代・現代漢語学、漢語音韻)
わたしの主張