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| これは風散士雅兄の詩で、読み下しも風散士雅兄のものです。
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| 屋島 紅旗白旆盡攻防、 史語源平古戰場。 扇落滄瀛聲價擧、 弓流碧海令名昂。   一撻遒龍舸、艨艟半沈悲幼皇。 八百星霜尚憐涙、 沙汀憑弔永彷徨。 |
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| 紅旗白旆攻防を尽くし 史は語る源平の古戦場 扇は滄瀛に落ちて声価挙がり 弓は碧海に流れて令名昂がる   の一撻は竜舸に遒（セマ）り艨艟半ば沈んで幼皇を悲しましむ 八百の星霜尚憐涙 沙汀憑弔して永く彷徨 ********* ※この詩はＮＨＫ大河ドラマを放送 された当時の作です。 ・扇落＝那須与一の故事 ・弓流＝義経の弓流しの故事 ・  ＝名馬・撻＝むちを入れる ・竜舸＝御座舟 ・艨艟＝軍船 ・憑弔＝旧跡などに立ち寄り懐古して弔うこと |
| ２００７．１．１５ |
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