憶知覽
知覽遙哉千里天,
紫雲藏得七十年。
曾聞鵬翼許多念,
今日始知血涙鮮。
知覽
(
ち らん
)
は 遙かなる
哉
(
かな
)
千里の天,
紫雲
藏
(
かく
)
し
得
(
え
)
たり
七十年
(
しちじふねん
)
。
曾
(
かつ
)
て聞く
鵬翼
(
ほうよく
)
許多
(
あまた
)
の
念
(
おも
)
ひ,
今日
(
こんにち
)
始めて知る 血涙の
鮮
(
あざや
)
かなるを。
*************
新聞の折り込み広告で、旅行案内があり、九州の知覧が紹介されていた。この地は久しく触れられないで来たが、九州新幹線開通のお陰か、戦後レジームからの脱却を目指している影響の一つなのか、時々目に入るようになった。
その感慨を詠った。
平成二十六年四月一日
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