過期 和釋月性詩
蒼蠅三夏實多端,
冬荏苒來出鄕關。
沙場營營固逐臭,
不知何處有青山。
哀憐今喪一條命,
春夜何爲涙自潸。
蒼蠅
(
さうよう
)
三夏
(
さん か
)
實
(
まこと
)
に多端,
冬
荏苒
(
じんぜん
)
として
來
(
きた
)
り
鄕關
(
きゃうくゎん
)
を
出
(
い
)
づ。
沙場
(
さぢゃう
)
に
營營
(
えいえい
)
として
固
(
もと
)
より
臭
(
しう
)
を
逐
(
お
)
へども,
知らずや
何處
(
いづこ
)
に
青山
(
せいざん
)
有るかを。
哀憐
(
あいれん
)
す 今
喪
(
うしな
)
ふ
一條
(
いちでう
)
の命,
春夜
何
(
なん
)
爲
(
すれ
)
ぞ 涙
自
(
おの
)
づから
潸
(
さん
)
たる。
*******
・青山:蘇軾の『獄中作』に「聖主如天萬物春,小臣愚暗自亡身。百年未滿先償債,十口無歸更累人。是處靑山可埋骨,他年夜雨獨傷神。」とある。
平成二十七年一月二十九日
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