清正中暑　碇豊長の漢詩　拙作紹介

huanying xinshang Ding Fengzhang de zhuye

淸正中暑

梅雨朝停天欲晴，
小淸中暑草原蒸。
請君勿笑喜憂態，
雖是非人一會朋。

　　　　　　淸正暑(しょ)に中(あた)る

梅雨(ばいう )　朝(あした)に停(や)みて　　天晴(は)れんと欲(ほっ)し，
小淸((キヨちゃん))　暑(しょ)に中(あた)りて　　草原蒸(む)す。
「君(きみ)に請(こ)ふ　　笑ふ勿(なか)れ　喜憂( きいう)の態(さま)を，
是(こ)れ　人(ひと)に非(あら)ずと雖(いへど)も　　一會(いちゑ )の朋(とも)ならん」。

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　　愛犬・清正がどうも暑さに中（あた）ったようだ。
私が狼狽（うろた）えて、おろおろしているのを見かねた家族が、
「一喜一憂しないで…」と、大局を見据えて対応するようにとの助言をしてきた。
　　助言に感謝しつつ、「清正はもう家族なので……」との返事をしてしまった。
　　これは、その時の詩。

（なお、清正は、翌日からは元気に動き回っていた：後日記）
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・中暑：	暑気にあたる。熱中症になる。
・小淸：	愛犬の名で、「清ちゃん」。＝清正。
・一會：	「一期一會」を謂いたかった。