四國竹枝
四國山高雲霧多,
水淸山翠海滄波。
嶺南嶺北異天氣,
土佐欲陰豫讃和。
大歩危
桂浜の坂本龍馬像
桂浜
桂浜
足摺岬のジョン万次郎像
足摺岬
足摺岬の椿の自生地
足摺岬の地獄の穴
白山洞門
竜串(たつくし)のグラスボートより海底を望む
竜串附近
四万十川遊覧船
四万十川遊覧船
四万十川遊覧船
沈下橋
四國竹枝
(
)
四國
山 高くして
雲霧
(
うん む
)
多く,
水 淸く 山
翠
(
みどり
)
にして 海は
滄波
(
さう は
)
。
嶺南
(
れいなん
)
嶺北
(
れいほく
)
天氣を異にし,
土佐
は
陰
(
くも
)
らんと
欲
(
ほっ
)
して
豫讃
(
よ さん
)
は
和
(
やはら
)
ぐ。
*****
足摺岬へ行った。
この詩は、帰途、四万十川から土佐の山中を雨混じりで発ったが、中央の山脈を通り抜け、瀬戸内海側に出ると、天候はがらっと変わって晴れていた、というもの。
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・竹枝:竹枝詞。土地の風俗などをうたった民間の歌謡
。七言絶句の形式に準じて表される。
・豫讃:伊豫と讃岐。現・愛媛県と香川県。四国の北側。
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memo:(平成28.5.14)新大阪→岡山→(大歩危・小歩危)→高知(はりまや橋)→桂浜(龍馬像)→足摺岬(ジョン万次郎像・椿の自生地(七不思議)金剛福寺…灯台→白山洞門→宿舎(H28.5.15)→竜串(たつくし)のグラスボート+1500→四万十川遊覧船(食事)+3000+400→沈下橋→坂出→岡山→新大阪
平成二十八年五月十五日
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