晩秋品茶
雨住逍遙古寺村,
烏雲覆屋似黄昏。
寒風落葉紅鋪地,
歸後粗茶分外温。
晩秋 茶を品ず
雨 住
(
や
)
み
逍遙
(
せうえう
)
す
古寺
(
こじ
)
の村,
烏 雲
(
う うん
)
屋
(
をく
)
を
覆
(
おほ
)
ひて
黄昏
(
くゎうこん
)
に似たり。
寒風
(
かんぷう
)
葉を落として
紅
(
くれなゐ
)
地に
鋪
(
し
)
く,
歸後
(
きご
)
粗茶
分外
(
ぶんぐぁい
)
に
温
(
あたたか
)
し。
*****
雨に当たった柿の葉が、桜の葉が散り敷いている。雨雲が空を蔽って、薄暗くなっている中で、そこだけがぱっとカラフルだった。季節はは深まっていた、と謂う詩。
平成二十八年十一月十三日
次の作品へ
前の作品へ
自作詩詞メニューへ
詩詞概説
唐詩格律
宋詞格律
毛主席詩詞
天安門革命詩抄
参考文献(詩詞格律)
参考文献(唐詩)
参考文献(宋詞)
参考文献(古代・現代漢語学、漢語音韻)
わたしの主張