・起… |
南宋・文天祥の『過零丁洋』に「辛苦遭逢起一經,干戈寥落四周星。山河破碎風飄絮,身世浮沈雨打萍。惶恐灘頭説惶恐,零丁洋裏歎零丁。人生自古誰無死,留取丹心照汗靑。」 とある。 |
・馬翁: |
馬克思翁。マルクス翁。 |
・參商: |
参星と商星。参星とはオリオンで、商星とはサソリ。参星は西方に、商星は東方にあり、いっしょに現れることがないことから、人が顔を合わせることの無い譬え。蛇足になるが、“參商”は〔shen1shang1〕。“參”は〔can1〕〔cen1〕〔shen1〕の多音字。当然のことながら、それぞれ意味が異なる。 |
・心珠: |
心。心霊。心にくもりのないのを珠玉に譬えて謂う。唐・寒山詩に「寒巖深更好,無人行此道。白雲高岫閒,青嶂孤猿嘯。我更何所親,暢志自宜老。形容寒暑遷,心珠甚可保。」 とある。 |
|