觀佛隆寺曼珠沙華
東山路漫絶飛塵,
石蒜盛秋香雪春。
今日相通彼此岸,
天階紅毯上蒼旻。
階段の上が仏隆寺
やや左手正面が階段。手前、尻尾だけが浮き出て見えるのが清正
山門下の清正
帰途。車中から初瀬街道の南側の棚田を望む
何故かCFカードが一部壊れたので、ネット上のフリー写真をお借りしました。(花の大写し)
東山
路
(
みち
)
漫として
飛塵
(
ひ ぢん
)
を絶す,
石蒜
(
せきさん
)
の盛秋
香雪
(
かうせつ
)
の春。
今日 相ひ通ず
彼此
(
ひし
)
の岸,
天階の紅
毯
(
たん
)
蒼旻
(
さうびん
)
に
上
(
のぼ
)
る。
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お彼岸の今日、仏隆寺の彼岸花を見に行った。(春は千年桜
で有名)。仏隆寺の本堂のある山頂までの石段の左右は、彼岸花で埋め尽くされていた。
(カメラのcfカードの調子が何故だか悪い。写真のほとんどが壊れた。残念。帰りがけの何枚かが無事だったので、それをこのページに載せる)
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・石蒜花:
ヒガンバナ。彼岸花(彼岸=西方淨土)。曼珠沙華。死人花。
・
彼此
(
)
岸:
彼岸
(
ひ がん
)
(向こう岸)と
此岸
(
し がん
)
(こちら側の岸)。彼岸とは、煩悩を脱した悟り・涅槃の境地のことで、此岸とは、それに対して煩悩や迷いに満ちたこの世のこと。
平成二十三年九月二十三日
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