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| これは風散士雅兄の詩で、読みも風散士雅兄のものです。
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追憶蒸汽機車 |
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| 黑煙蒸汽吐悠悠、 鐵路縱橫走不休。 長作寵兒無晝夜、 遂終王者幾春秋。 怨嫌煤害時期去、 委讓電車遺忘脩。 昔日榮華如一夢、 雄姿哀韻誘鄕愁。 |
| 黒煙 蒸汽 悠悠と吐き、 鉄路 縦横 走って休まず。 長く寵児と作って 昼夜無く、 遂に王者を終へて 幾春秋。 煤害を怨嫌して 時期は去り、 電車に委譲して 遺忘脩し。 昔日の栄華は 一夢の如く、 雄姿 哀韻 郷愁を誘ふ。 ********* |
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・煤害： ススの被害。 ・怨嫌： うらみきらう。 ・遺忘： わすれ（られ）ること。 |
| ２００９．４．３０ |
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