井古綆次韻笑山翁雅兄玉韻「弔詩」　碇豊長の詩詞　来信・投稿

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　これは井古綆先生の詩で、読みも井古綆先生のものです。 ******************

次韻笑山翁雅兄玉韻「弔詩」
辛苦復員年月流、晴耕雨讀幾春秋。笑翁玉作長埀訓、訃報漣然使我愁。

辛苦　復員して　年月流れ、
晴耕雨読　幾春秋。
笑翁の玉作は　長しへに垂訓、
訃報　漣然　我をして愁へしむ。

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	（遺作）　笑山翁雅兄原玉『晩秋』
		西風颯颯斷雲流落葉紛紛入晩秋自送殘蛩行雁迓陽低黄道使人愁
	西風颯々として断雲流れ落葉紛々として晩秋に入る自ずから残蛩を送って行雁を迓え陽は黄道に低れて人をして愁えしむ