〇往昔=遠い昔 〇柔然・北魏=北方の異民族(この戦いに木蘭がかりだされる) 〇阿爺=お父さん 〇恐恐=びくびくする 〇軍帖=召集状 〇覦覦=ひそかに願い望む 〇点兵=徴兵 〇帰沐=家に帰って髪を洗う 〇雲鬟=美しいまげ(女性の豊かな髪を雲にたとえた語) 〇火伴=戦友
父親に従軍の命令がきたとき,病で任にたえぬ父親に替わり,娘の木蘭が男装して,従軍し軍功をたてる。 南北朝期の北方の民間民謡に由来するとされる 。木蘭従軍の故事は後代,詩歌の題材となるほか,現在の京劇など 伝統戯曲においても《花木蘭》の題で演じられている。 杜牧の「木蘭廟に題す」・「木蘭辞」を読んで。
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