すのものの「いろいろ」(その12)

五千人/四千人の供食の“科学的”解釈 --- もっていたパンがデカかった

この記事は福音書に合わせて6回現われるが、 「手持ちのパンだけでは不足だ」と言っているのはヨハネ 6.9 の 《ここに一人の童子(わらべ)あり、 大麦のパン五つと小(ちいさ)き肴(さかな)二つとをもてり、 されど此の多くの人には何にかならん》 というアンデレのせりふのみである。 これすら、 《何にかならん》と疑問文で言っているのであり、 不足していると断言しているわけではない。 そのときそこにあったパンは巨大だったのだ。 だから、五千人/四千人で分けても余るほどだったのだ。

……などと私は本気で主張するつもりはない。 パン一個が 5000 ÷ 5 = 1000 人分 あるいは 4000 ÷ 7 = 571.4... 人分の巨大なものだったなんて。 ただ、 うっかり読んでいると 「手持ちのパンだけでは不足だ」 と書いてあったような気になってしまうのが興味深いと思ったのだった。

2000-08-07 (1) 01:39:19 +0900

うるう秒が「半年に一度必ず」となったら「年差±10秒」の時計は?

現在、 うるう秒は「いれるとしたら半年に一度」となっているようだ。 日本時間では1月1日と7月1日の午前9時の直前にはいる。 はいるかどうかは、 半年ほど前に発表される。 いまのところ「ときどき」といったぐらいのペースだが、 だんだんにうるう秒のはいる頻度は高まるのだそうだ。 (うるう秒の話は hideyuki さんがくわしい。 確か奥村さんのちゃっとで hideyuki さんから教わったページで読んだのだが、どこだったか忘れてしまった……。)

もしも、 うるう秒が「半年に一度必ず」のペースになったとしよう。

今でも年差±10秒などという高精度の腕時計が、 買おうと思えば買えなくもない値段で売られている。 たとえばセイコーの 1999 年 10 月のカタログには 150,000 円のがでている。 年差±20秒でいいなら 32,000 円からある。 そのころには、 もっと精度のよい時計が主流となっているだろう。

うるう秒なしで「年差±10秒」 の腕時計は半年に一度のうるう秒を考慮すると 「年差+12秒〜−8秒」となる。 「年差±2秒」なら 「年差+4秒〜−0秒」だ。 これでは変なので、 2秒ぐらい“遅れる”ようにして、 「半年に一度のうるう秒を考慮した上で年差±2秒に調整してあります」 などとするのだろうか。

2000-08-07 (1) 01:14:52 +0900

俳句は短すぎてやや意味不明>「朝顔や 釣瓶とられて もらひ水」

この句はもちろんアサガオに対するおもいやりの現われなのだろうが、 もしも、犬公方(くぼう)ならぬ朝顔公方みたいな殿様が現われて 「巻き付いた朝顔の茎をほどいたものは死罪」 とかのおふれを出しているので泣く泣くもらい水、 というシチュエーションでも全く同じ句ができないとも限らないので、 俳句は短すぎてやや意味不明なのではないか、 と思うのだった。

2000-08-07 (1) 00:59:05 +0900

「あさがおや つるべとられて もらひ水」は新旧かなづかいが混じってるけど

いいのかな。 6日づけ朝日新聞石川面。 「あさがお」は歴史的かなづかいなら「あさがほ」だ。 これで原文通りならもちろん問題ないけど。

2000-08-07 (1) 00:38:23 +0900

2000-08-05 (6) の日記

トマトの摂りすぎかも。 あしたの朝、 起きたら頭がトマトになっていたりして、と考えてから、 「ヘタが頭のてっぺん」なのか「ヘタは首の回り」なのかで3秒間悩む。

今日の反省: 自己を正当化しようとして余計なことを言わないこと。

2000-08-06 (0) 03:05:30 +0900

2000-07-25 (2) の日記 --- 鹿児島滞在第2日目 --- 特記事項なし

夜中、激しい雨の音。夢見悪し。 7時10分、起きる。シャワー。 7時30分、TVでニュースを見る。大雨の予報。 「大雨洪水警報」とか言っていた。 8時から8時45分ごろまで、朝食。予定より遅くなった。 9時08分、ホテルを出る。ホテルのすぐ前の「高見橋」の電停へ。 「OMNIBUS」と車体に書かれたバスが通る。(あとでも見かけた。) 9時13分、市電に乗る。22分ごろ、工学部前で降りる。

昼食は一人で生協食堂へ行った。 (某君は会場出口付近で待っていてくれたのだのだそうだ。悪かった。) この生協食堂は原則として現金を受け取らない。 従業員に聞いてみるとビジターの扱いはまちまちだったが、 結局、「ビジターです」と断わったら現金でOKだった。 本格うどん(200円)、もずくの三杯酢(78円)、 法蓮草ミモザサラダ(98円)、キムチ(38円)。 うどんにはさつま揚げがはいっていた。 席につこうとしたら知り合いに会い、一緒に食事。

「お仕事」を終えて、工学部前の電停へ。 きょうは時間があったのでメモ: 「危険物又は鳥獣の電車内持込みは法によりかたくお断りします」 と書いてあった。 三越、山形屋へ行ってみたが、 観光地の絵はがきは買えなかった。 京都の高島屋が例外だったのか? きのうかるかんを送った際にもらったくじびきの券でくじびき。 スクラッチカードをくれてその場でけずる。 五円玉がひもでしばりつけてあるのはサービスがいい。はずれ。 補助券は使い道がないので誰かにあげようと思い、 しばらく待っていて親子連れ風の人に 「この補助券、僕はもう使いませんからよかったら受け取ってください」 と言って渡す。 (時間がやや遅かったので、本当に小さな子供は通りかからなかった。)

歩いてホテルに戻る途中、ワシントンホテル2階の China Table という名前の中華料理店にはいる。 台湾風とか言うやわらか五目焼きそば(850円)、 水ギョーザ(580円)。 一人だったので退屈していると思われたのか、 「お読みになりますか」と新聞を持ってきてくれた。 が結構ですと断り、日記のための記録を書いていた。

19時30分、ホテル着。 うちと実家に電話。かるかんはもう着いていた。 フロントで絵はがき売ってないかと聞いたら、 どこそこからもらったものですが、とくれた。 城山からの景色を写したものもあり、まさにさがしていたもの。 ただし、郵便番号枠は5ケタだった。 入浴・洗髪。 23時すぎ、寝る。

2000-08-06 (0) 02:02:31 +0900

2000-07-24 (1) の日記 --- 補い

「お仕事」が終わってから市電に乗るまでの間。 後輩の某君たちと会場を出て夕食へ。 某君はあやうく会場に荷物全てを忘れそうになる。

市電に乗ってから夕飯を食べに行くまでの間。 某君がホテルにチェックインするというので、 みんな西鹿児島駅前で降り、 そこにあったダイエーで待つ。 私は昼にデパートで買い忘れた絵はがきを買おうと上の階に行ってみたが、 観光地のはないと言われた。 (キティちゃんとかのキャラクタものはあり。) 某君がきて、みんなで歩いて天文館へ。

2000-08-06 (0) 01:52:10 +0900

とある手書きポスターで、腕時計の「腕」の最後の二画が「ヒ」になっていた

「死」につられた? よく行く、 クラシック専門のCD屋さんの近くにある時計屋さんで。

2000-08-06 (0) 01:31:52 +0900

「200ボルトの電流」はなぜおかしいか

松楓庵7月31日の 「とぜんそう」に 「200ボルトの電流」というおかしな言い方を見かけた、 という話が出ていました。 確かに「ボルト」は「電流」ではなく「電圧」の単位なのでおかしいのですが、 「(電圧が)200ボルト(という属性を持ったところ)の電流」 と解釈することも不可能ではないような。 そこからいろいろ考えてみました。

「メートル」は「長さ」の単位です。 だから「25メートルの長さ」と言えるのはもちろんですが、 「25メートルのプール」とも言えます。 これは「(長さ)25メートル(という属性をもったところ)のプール」 という意味でしょう。 ここで問題になっている「もの」は「プール」であり、 そこで考えられている「量」は「長さ」、 その「単位」(の一つ)は「メートル」です。 「もの:量:単位」の三つ組で言えば「プール:長さ:メートル」。 「8キログラムの石」と言った場合は 「もの」が「石」、「量」が「質量」、「単位」が「キログラム」なので 「石:質量:キログラム」です。

さて、「20アンペアの電流」と“正しく”言ったとして、 「もの」は「電流」、「単位」は「アンペア」ですが、 「量」は? 「電流」ということもできるでしょうが、 「電流の強さ」というのがより正確ではないでしょうか? でもあまりそうは言わない。 「200ボルトの電圧」の場合は 「電圧:電圧の高さ:ボルト」?

「力」も「力:力の大きさ:ニュートン」?

2000-08-05 (6) 02:08:34 +0900

セイコーの腕時計のカタログの「平均日差+5秒〜−3秒」の「〜」の意味

クォーツ式腕時計には 「精度:年差±10秒」、 「精度:平均月差±15秒」 などと書かれているので「誤差はこれこれ『以下』」の意味なのだろうが、 メカニカルモデルに書かれた 「静的精度:平均日差+5秒〜−3秒」 での「〜」の意味がよくわからない。 「誤差はこれこれの『範囲』」、 ということだろうか。

(「静的精度」というのはムーブメントを固定して測定した精度。 メカニカルモデルは強く振ったりすると結構狂う。)

2000-08-05 (6) 01:40:20 +0900

うるう秒を避けるため、秒の定義を変えるとしたら?

前に奥村晴彦氏のゲストブックでチャットしたときには、 奥村氏は「それでは物理定数が変わってくるので困る」 との意見を述べておられ、なるほど、と引き下がったのだが、 「めったに変わるものではない」 「旧新の換算は定数を掛けるだけ」、 などの点を考えると、 よく考えたうえで変更するのも悪くないのではないか? 物理定数を利用するときには、 その数値がどの定義の「秒」かを注意する必要は生じるが。

私のような一般人にとっては 「いままで年に*秒だけ進んでいた時計が*秒だけ進むようになった」 というぐらいしか影響はあるまい。 過渡期の時計のカタログに 「旧秒では精度これこれ、新秒では精度これこれ」 と書かれたりするのを想像すると楽しかったりする。:-)

2000-08-05 (6) 01:29:52 +0900

電波時計は「電波ジャック」されたら表示がめちゃめちゃになりそうで恐い

いったん受信してみて、 誤差が数秒以下だったら時刻を修正するが、 大きくずれていたら警告を出す、 なんて機能はつかないものか。

2000-08-05 (6) 00:54:44 +0900

シチズンの電波時計の腕時計がほしくなった

最近のホテルの客室にはラジオがついていないことが多いので、 旅行中は時計を1秒以下の誤差で合わせておくことがむずかしい。

そんなわけで、急に電波時計の腕時計がほしくなった。 シチズンから出ているのは知っていたので、 さっそくデパートでカタログをもらってきた。 DPY52-0701(60,000 円)、 DPY52-0261(50,000 円)、 DPY52-0262(50,000 円)の三つが出ている。 光発電なので電池交換もいらない。 アラームもついている。 (普段カタログをよく見ているセイコーのには電池交換不要でアラーム付きのはないようだ。)

ただ、三つとも似たようなデザインなので、 おそらく中のしかけは一種類だけで、 まだまだ「特殊な時計」という扱いなのだろう。 もう少し待つか?

2000-08-05 (6) 00:43:50 +0900

むかし買ったカシオのデジタル時計は時刻合わせ操作がすばやくできてよい

少しひっこんでいて間違って押しにくいようになっている ADJUST ボタンを押すと秒の表示が点滅する。 その状態で START-STOP ボタンを押すと分以下を “四捨五入”して近いほうの 00 秒に合わさる。

NHKラジオの時報の最初の音が鳴ったときに 57 秒でなかったら、それから ADJUST ボタンを押してじゅうぶん間に合った。

(そのあとで手にいれたどれかのデジタル時計は、 あるボタンをしばらく押していると時刻合わせモードになる。 これでは間に合わない。)

2000-08-05 (6) 00:27:42 +0900

ベートーベンの「運命:田園=第九:荘厳ミサ」

……というのを考えてみた。 運命と田園、 第九と荘厳ミサはそれぞれ同じころに書かれた作品である。 (運命と田園は平行して書かれたのに対し、 第九は荘厳ミサよりあとらしいが。)

楽章の数が前者が4、後者が5で共通。 前者は闘争を表わすような短調の楽章で始まり、 同名長調の華々しいフィナーレで終わる点が共通。 後者には弦楽器のソロを伴う楽章があり (田園は第2楽章に弱音器をつけた2本のチェロのソロ、 荘厳ミサでは Sanctus の後半にバイオリンのソロ)、 そこはいずれも八分の十二拍子。 最後は八分の六拍子で、あまり熱狂的にはならずに終わる。

などなど。 かなりこじつけ。

2000-08-05 (6) 00:18:48 +0900

「最後の和音にティンパニが加わっていない」も田園と荘厳ミサに共通だった。 《ベートーベン>田園と荘厳ミサは 「最後の和音にティンパニなし」も共通 (2003-02-06 (4) 00:03:59 +0900)》参照。

2003-02-06 (4) 00:09:27 +0900

鳥の声の模倣があるのも「田園」と「荘厳ミサ」に共通である。 「田園」は第二楽章のコーダ。 「荘厳ミサ」は Credo のまんなかあたり。聖霊を象徴するハトであろう。

2003-02-21 (5) 01:39:02 +0900

上のリンクはいまはった。 もともとは a href タグをつけていなかった。

2004-05-01 (6) 17:40:36 +0900

台本にはどのくらいルビが振ってあるものか?

ちょっと前に半年ほど前の新聞を見ていたら、 「ノック知事が議会で読む原稿にはほとんどの漢字にふりがながふってある」 とか 「そう言われているが実はよく漢語を知っている」 などのうわさ話について書かれていたので思い出した話。

かなり昔、週刊誌の広告か何かで、 アイドルタレント某の台本は全部の漢字にふりがなが振ってある、 と書かれているのを見たことがあった。 字の読み書きもろくにできない、と言いたいようなニュアンスである。

少ししてから、 「じゃあ、他の人の台本にはふりがなは振ってないのか?」 と気になった。 本物の台本を見たことのある人は少ないだろうし、 ルビがないと簡単な単語でも複数の読みがあって正しく読めない場合が多いことは、 聖書の朗読で体験済みだ。 国語辞典をひいても、 ほかにどのような読み方があるかの完全な情報は得られないので、 絶対に読み間違えてほしくない文章は総ルビにするしかないのではあるまいか。

2000-08-05 (6) 00:05:52 +0900

国語辞典では、ある漢字表記にどのような読みがあるかはわからない

国語辞典である語を調べ、 そこに漢字等による表記が載っていたとする。 その表記がほかにどのように読まれる可能性があるのかは、 その国語辞典ではわからないのが普通だ。

岩波国語辞典第三版では 「こうふ【工夫】」に 《「くふう」と読めば別語》 などと添えてはいるが、全てについているわけではない。

漢和辞典は「事業」を「ことわざ」 と読ませるような場合はカバーしていないことが多い。 (この例は広辞苑第五版でみつけたもの。 古今和歌集の序が用例にあがっているので、 廃語だと言われてしまえばそれまでだが。)

2000-08-05 (6) 00:02:45 +0900

口語訳聖書の輪読の際、引照つきはルビがないので読み間違える可能性あり

教会の聖書研究では、 参加者全員でその日に学ぶ聖書の箇所を一人一節ずつ朗読することがある。 日本聖書協会の聖書は総ルビが原則だが、 「口語訳」の「引照つき」聖書では、 関連箇所があることを示す記号を付すためにふりがなを削っている。 漢字の読み間違いをする人がいると 「あ、あの人の聖書は引照つきだな」 と思ったものだった。 「悪口」が「あっこう」なのか「わるくち」なのかは、 いくら前後の関係などから考えてもわからないだろう。

わたしのために人々があなたがたをののしり、 また迫害し、あなたがたに対し偽って様々の悪口を言う時には、 あなたがたは、さいわいである。(マタイ 5.11)

十字架にかけられた犯罪人のひとりが、 「あなたはキリストではないか。それなら、自分を救い、またわれわれも救ってみよ」 と、イエスに悪口を言いつづけた。(ルカ 23.39)

答え:前者が「あっこう」、後者が「わるくち」。

(付:広辞苑によると、 「悪口」には「あっこう」「わるくち」のほかに 「わるぐち」「あっく」という読み方もある。)

2000-08-04 (5) 22:34:35 +0900

「指紋はひとりひとり必ず違います」と読んで不思議に思った話

小さいころ本でそう読んで、 どうして別のお母さんのおなかの中で育つのに「必ず」違う指紋になるのだろう? と不思議に思ったことがある。 同じ指紋はまずありえない、 という意味だと知ったのはかなり大きくなってから。

2000-08-04 (5) 22:12:49 +0900

「ゑひ」と「よひ」の関係がわからなかった話

いろは歌に「ゑひもせす」とあるので、 「ゑひ」という語があるのは小さいときから知っていたが、 「よひ」とどう違うのかは割と大きくなるまで知らなかった。 「よい」を旧かなづかいで書くと「ゑひ」となるのかな? と思ったこともある。

2000-08-04 (5) 22:05:15 +0900

五千人/四千人の供食の際の、群衆の側の秩序について

五千人の供食(マルコ 6.32-, マタイ 14.13-, ルカ 9.10b-, ヨハネ 6.1-)、 四千人の供食(マルコ 8.1-, マタイ 15.32-)だが、 ヨハネ 6.1- を除いては弟子に配らせている。 それにしても五千人、あるいは四千人にパンを配るにはかなりの時間がかかるだろう。 後者によれば群衆は空腹である。 我先にと殺到すれば事故も起こりかねない。 奇跡を“受ける”側にも受けるにふさわしい心構えがあったのではあるまいか。

コリント前書 11.21 に《食する時おのおの人に先だちて己の晩餐を食するにより、 饑うる者あり、酔ひ飽ける者あればなり》 と書かれているような状態になってはいけないのだ。

2000-08-04 (5) 22:00:18 +0900

2000-07-24 (1) の日記 --- 鹿児島滞在第1日目 --- 城山にのぼる

11時ごろ目が覚めたのかと思ったら、腕時計の上下が逆。 デジタルで5時台であることを確認する。 7時20分ごろ、カーテンをあける。 8時前にシャワーを浴びる。 8時の時報で時計を合わせる。 8時30分、朝食。現金で払うか、「お部屋回し」にするか、と 聞かれた。後者にする。(最初は意味がわからなかったが。) バイキングだ。 あまりよそでは見ないものとしては、 さつまあげ、きびなご、地鶏などがあった。 納豆に「納豆の発祥地 熊本からのおくりもの」と書いてあった。 ほんとうに熊本が発祥の地なのだろうか? 9時すぎに部屋にもどりトイレ。 Washlet を試す。 「省資源のため」 とかいってホテルの客室に紙を置かない時代がいまにくるだろうか? 9時50分、ホテルを出る。 暑そうなのでジャンパーは置いていった。

10時に駅前を出る、カゴシマシティビューなるバスに乗る。 30分に1本出ているらしい。 割とラッキーなタイミングだった。 レトロなバスだ。一番前に乗る。 運転席に目覚まし時計が粘着テープで貼りつけてあった。 観光案内のテープが流れる。 テープなので「〜が見えます」 というのと実際に見えるのが少しずれることもあるが、 これはしかたあるまい。 運賃は180円均一だった。 10時22分、城山着。 展望台はあっちだよ、と駐車場整理のおじさんが無言で指し示す。 みやげ物屋の前を歩く。暑い。 旅行カバンに着けてきた温度計を、 薄いカバンに着けかえるのを忘れてきたことに気づく。 展望台からの景色は、 いままで見た景色の中で最もすばらしいものの一つに数えられるだろう。 桜島があまりに大きく見えているので、最初は桜島だと気づかなかった。 町まで近いので、建物がよく見える。 100円でのぞかせる望遠鏡があった。30倍で顔も見えるそうだ。 今回のシンポジウムで会うはずの知人の顔が見えたりしたら、 八犬伝のようで面白かろう。 汗をかいたので缶入りのお茶を買う。買ってから水道があるのに気づく。

10時45分、出発。 歩いて降りる。途中、石仏十三体、西郷洞窟、 JRの岩崎トンネルの入口 (西郷隆盛の字が彫ってある、ちょうど特急列車が出てきた)、 薩摩義士碑による。 鶴丸城のあたりで南州終焉の地を見忘れたのに気づいたが、戻るのはやめる。 西郷隆盛の銅像を見て、はす向かいの公園で顔を洗い、町中へ。 山形屋というのがデパートらしい、と気づく。

11時55分、山形屋へ。上のお中元売場へ。 実家とかへのおみやげとして、 送料無料のを送ろうか、と思って見たが、あまり適当なものはなかった。 地下へ。 やや古風なお店からかるかんを送った。 送料無料ではなかったが。

山形屋の隣りのマクドナルドで昼食。 混んでいてなかなか番が回ってこない。 若い女性店員は最初に「こちらでお召し上がりですか?」と聞いた。 平日半額で80円のチーズバーガーと180円のアイスティーを注文。 実際に飲み物を紙コップに注いでいるのは後ろにいるやや年輩の女性だった。 混雑のせいか混乱しているようで、 私を担当している店員がある紙コップを指して彼女に 「これ何でしたっけ?」と聞いたら「アイスティー」 と答えたのでそれを私に出してきたが、 3階で席に着いてから飲んでみるとあまり紅茶らしくない。 少し考えてみると、この味は限りなくウーロン茶に近い。 (こういうのって、すぐにはわからないものだ。) まあいいか、ガムシロップ入りのウーロン茶も。

13時、「いづろ通」の電停から市電に乗る。 (乗る直前まで、どこ行きのに乗ればいいか知らず、あわてて電停の掲示を見た。) 途中で知り合いが乗ってきたが無視される。 電光掲示板に次の電停の案内が出るが、 「西鹿児島駅前」のローマ字表記は Nishikagoshimaekimae だった。 「島」の -ma と「駅」の -e がくっついて -mae- となり、 最後の mae と韻をふむ(?)のが面白かったが、 ハイフンをいれるなどしたほうが読みやすいのではないか。 「〜通り」は -dori の o の上に横棒をひいているが 「たばこ産業前」は Tabakosangyomae だった。 電停名のわきに「次止」と出ることがある。 最初はわからなかったが、「次止まります」の意味だ。 ブザーが押されると一瞬「次止まります」と出てからこの表示に変わる。 だんだんにほかの知人も乗ってくる。 「工学部前」のアナウンスは、 「工学部、工学部前」のように一度目は「前」が付かない。 ローマ字表記は Kôgakubumae. 13時18分、工学部前で降りる。会場へ。すぐだった。

(ここで「お仕事」をしたのだが、それについてはさっくり省略)

16時42分、市電に乗る。 電停にあった、「鳥獣禁止」という言い方が面白いと思った。 私が「ウルトラマンA(エース)」 (「怪獣」ではなく「超獣」が出る) の主題歌を口ずさんだことは言うまでもない。 電車はワンマンで、 どの電停でも左側の中ほどから乗り、左側の前から降りる。 運賃はあと払いだ。 帰りは右左が逆になるので、入口も出口も両側についている。 その帰り用の入口は行きには絶対に開かないので、 そこのステップ部に立っている女子高生がいた。

8人ほどで、天文館近くの「熊襲亭」という店にはいった。 薩摩料理のコースを注文。ビール。 最後に酒ずしなどを追加注文した。 一人7000円ずつ払う。 「いわさきホテル ザビエル450」とかいう名前の喫茶店(?)にはいる。 私はかき揚げうどんにした。700円。 だんだん眠くなってきたので、 「琴乃さんという女性と成幸さんという男性が結婚したとしたら、 それはきっと『ことの−なりゆき』だな」 などと超・つまらないことを考える。 22時半ごろお開きで、歩いてホテルまで帰る。途中、雨に降られた。

ホテルに戻ったら23時。 入浴・洗髪。 0時消灯。

2000-08-04 (5) 01:39:50 +0900

2000-07-23 (0) の日記 --- 金沢から鹿児島への移動日

9時14分発、雷鳥16号。 めがねを、もってきたケースにしまう。 めがねをかけていると鼻の上が汗ばんでずり落ちてくる。 また、ついつい細かいものを見てしまうので目が疲れる。 よって、不要なときははずして旅行してみよう、と今回は思ったのである。

小松のあたりで冷房が寒く感じられてきたので、 カバンにいれてもってきたジャンパーを着る。 お茶はお気に入りの伊藤園「お〜いお茶」のペットボトルを乗る前に買っておいた。

福井でだいぶ混んできた。 隣の席の御婦人は後ろの席の二人と連れのようでもあったので、 よかったら席を後ろに向けてもいいですが、 と持ちかけたがそうではなく、 列車を待つ間に知り合っただけだそうだ。 敦賀のループ線で左側 [sic] に敦賀湾を見たあと、トイレに行く。 湖西線にはいって電灯が消えたが、電光掲示は消えなかった。

11時15分ごろ、べんとうを食う。「芝寿し」のあなごめし。 昨夜食べたものと全く同じものだ。

堅田の手前なのに「次は京都」、京都手前で「次は新大阪」と、 電光掲示は一つずつずれている。 隣の御婦人は、 スラックスのもものあたりをゴムのようなものでとめて席を立った。 トイレへ行ったようだ。 戻ってきてはずすところを見たら、 ゴムの両端に何やらついていて、簡単につけはずしができる。 これでしばってからトイレにゆけば、 すそを引きずることがないわけだ。 その人は後ろに移動したが、私と同じく新大阪で降りた。 新大阪着12時02分。

超・暑い。 コンコースから実家に電話。 それから、車内で着ていたジャンパーを脱いでカバンにしまう。 (先に脱げばよかった。) 新幹線改札を通ったら少し涼しくなる。 たしかここでリニア新幹線のパネルを見る。 念のためトイレに行く。トイレは暑かった。 新幹線ホームに出るエスカレータは、 途中でいったん平らになるのが珍しい。 18分ごろホームに出る。 指定券を買ってあるのだからもっとぎりぎりでもよいのだが。 暑い。混んでいる。風はある。 前もって、カバンからジャンパーを出しておく。

12時28分発、のぞみ9号。 先頭部分のとがり方は昔のひかりとは全く違うものだ。 途中の車両も全て、断面は丸みを帯びている。 そのためか、網だなが低い。荷物は寝かせて乗せた。 ほぼ満席だ。 近くの席の人たちは新大阪に着く前から乗っていたが、 グループのようで、スペイン語を話していた。 私の隣の席の男の人もそのグループ関係者だったが、日本語を話していた。 (おそらく日本人。) しばらくしてわかってきたが、核兵器反対の関連で広島へ行くらしい。 日本人は旅行ガイドではなく日本側スタッフのようだ。 途中、車内でゴミ回収がきた。 これも若い女性なのが新幹線らしい。 (北陸本線だと年配の女性がくる。) 車両は500系というらしく、 いま時速300km出ている、 という電光掲示だかアナウンスだかがあった。 13時10分(ごろ)、岡山。 まだ、時間のうえで半分以上残っていると思ったら少々うんざりした。 だんだん涼しくなってきたので、ジャンパーをはおって少し眠った。 スペイン語を話すグループの人たちは広島で降りた。 全体的にだいぶすいた。 のぞみ号のテーブル止めは、 雷鳥のとは違って、 ビニール袋などがかけられるようになっているのに気づいた。 これはよい工夫だ。 広島と博多の間、小倉に停まることは今回乗るまで知らなかった。 到着前にジャンパーを脱いでかばんにしまう。 14時45分、博多着。

トイレで顔も洗う。 そばの売店にはお茶が 「なごみ」しかなかったの在来線ホーム下に行ってみたらやはり 「なごみ」しかない。 ここで店員が前の客の相手をしているのを待っていたらおばさん二人組に割り込まれそうになる。 さっきの店のほうが自分でとって払うやり方なのですっきりしている。 旅行前の予定では博多でもう一つ、駅弁を買って食べるつもりだったのだが、 やめておく。

15時05分発、つばめ17号。指定席は満席だそうだ。 かばんからジャンパーを出す。 飛行機のような荷物入れだ。フットレストがついている。 車内販売のメニューが置いてあったが、べんとうが700円からとは安い。 あとで気がついたのだが、 列車は進行方向右側のみブラインドをおろして入線してきた。 そちらから日がさしているからだろう。よく考えられている。 電光掲示ではJR九州の広告を流す。 「OK」が「0K」(ゼロケー)になっていた。 車内アナウンスでは「ごゆっくりおすごし下さい」というような ことを言っていた。 「お急ぎのところお待たせしました」などと言う本州のJRとは発想が違う。 メニューに Infomation という誤植発見。

熊本でかなり人が入れ替わった。 前に乗ってきたのは何かのサークルか? 窓際のひじ掛けに置いた細長い荷物が私の席のほうにまで十センチほど突き出してきたので、 彼女たちの検札を済ませた車掌にあぶなくないのかと聞いてみたところ、 何がはいっているのかは把握していなかったようで、尋ねていた。 なぎなただと言うので、刃はついていないのかどうか車掌に尋ねる。 ついていないというので少々安心した。 電光掲示は「−−−」のようにしてダッシュを表現しているつもりらしいが、 時々「ーーー」のように長音符三つも現われる。 ほかにも誤植があったような気がして、 また出るかと思って見ていたが見つからなかった。 八代をすぎたら単線だ。 車内の照明は間接照明のためやや暗い。席番号も見にくい。 ブラインドを下げても日がかなりさす。 熊本−水俣間に、海のごく近くを走るところあり。 上田浦ですれ違い。 西日が正面でまぶしい。 水俣は、どんなところかと思っていたが、地上のごく小さな駅だった。 出水との間でまた海が見える。 隣の御婦人は出水で降りるらしい。 出水を出てすぐ、トイレへ。ドアが内開きで、はいりにくい。 男子用と書いてあったはずだが、小用専用ではなかった。 西出水駅(?)でつばめ号とすれ違い待ち。 この車両は、さっきののぞみと違って壁が垂直だが、 床のすみに高さ15センチ、 幅15センチほどのものがついているので足がひっかかる。 少々気になって、 さっきはいったのが本当に男子用だったか、確かめに行った。 女子および身障者用のトイレが別にあるのだった。 阿久根のあたりも海が見える。 草道ですれ違い。 川内の手前でボンタンアメと兵六餅のかんばんが見えた。 いよいよ鹿児島、という感じだ。 川内には新田神社というのがあるらしい。 隈之城ですれ違い。 串木野のちょっと手前で複線になっているような気がした。 ややドライアイ気味か? 目が疲れている。 伊集院の近く、複線。 結構多くの人が終点の西鹿児島まで行くようだ。 もしかしたら西鹿児島までずっと複線なのかも知れないが、 上り線とかなり離れるところもあるようだ。 18時53分、西鹿児島着。 帰りはグリーン席(1号車)を予約してあるので、 どんな様子か、ホームを歩いて見にいった。 グリーン車から降りてくる客に 「つばめレディ」が挨拶しているところで、 私も目が合って挨拶されてしまった。 グリーン料金を払ってはいないのに、ちょっと得した気分。

駅を出て歩き出すと、駅の向こうにちょうど夕日が沈むところだった。 意外と涼しい。 19時すぎ、予約しておいた東急インに着く。駅から歩いて数分だ。 チェックイン。部屋はえらく広い。 シャワーを浴びる。うちに電話。

19時50分ごろ、ホテル3階の「あづま」という日本料理の店にはいる。 声はするが、なかなかウェイトレスが出てこない。 やっと出てきて「そちらへどうぞ」 というがどっちがそちらなのかわからない。 しかし、あとはよいサービスだった。 席に座ってみて、背骨が疲れているのに気づく。 9時間半以上も電車に乗ったのだから当然か。 持病の腰痛が起こらねばよいが。 魚料理のコース(2500円)と、生ビール小(450円)。 つき出し、 とろろのかかった刺身、 魚の野菜あんかけ(魚がいっぱい、魚の頭も一つはいっている、エビも)、 ゆでイカ、和風ステーキ。 魚の骨などを出す器があればいいのにと思った。 ここで「あとはお食事になりますが」と言われたのでちょっと待ってもらう。 食事は白いごはん、みそ汁(赤だし、ネギ、なめこ、わかめ)、つけもの。 あと、お茶を土瓶でもってくる。茶椀に数杯あった。おいしい。 結構高いお茶ではないか。 最後にデザートが。甘いお菓子、チェリー、オレンジだった。 サービス料が一割ついた上に消費税がかかるので3407円だ。 現金で支払った。 ゆっくり食べていたので21時すぎだ。

部屋でメガネケースを開け閉めしたりすると鳴き龍のような現象が起きる。 部屋の大きさがちょうど合っているのだろう。

ボディーソープとシャンプーを持ってきて正解だった。 ここも個別ではなく大きなボトル入りになっている。 入浴、洗髪。

23時、寝る。

付: 今回の旅行では、 カバンはうちで一番大きな旅行用のに薄い肩かけのを入れていった。 あとはいつものウェストバッグ。 靴は革製。 時計は昔買ったダイバーを左腕に、カシオのデジタルを右腕に。 カサは晴雨兼用の折りたたみ。

2000-08-04 (5) 00:51:12 +0900

1982 年版文語訳マルコ 6.20 《それはへロデ》の「へ」はカタカナたるべき

1982 年版文語訳マルコ 6.20 《それはへロデ、ヨハネの義にして聖なる人たるを知りて》は 「へ」がひらがなになっている。 「ヘロデ」という人名なのだから、 ここはカタカナたるべきところである。

1980 年以前版、1984 年版は合っている。

2000-08-03 (4) 22:13:35 +0900

城山(鹿児島市)の「石仏十三体」は“最後の晩餐”では?

鹿児島市内の、 城山というところから、 西郷隆盛が立てこもった洞窟のほうへ歩いて坂を下ると、 右手に石仏が並んでいるところがある。

説明板には「石仏十三体」とある。 その昔、このあたりの信者にとって、 四国八十八カ所巡りはあまりに遠くて不可能だったので、 それにならって八十八の石仏を作ってそれにお参りすることで代わりにした、 というようなことらしい。 きれいに掃除されており、 おそろいの赤い毛糸の帽子をかぶって、 前には花が供えられている。 写真を撮ろうと右のほうへ進み、 斜めに全体を一枚に収めようとしてみて、 一番右のは石仏ではなく、 ただの丸い石に帽子をかぶせただけだ、 と気がついたとき、 そののっぺらぼうのような不気味さに背筋がぞーっとした。

しばらく考えてから、 もしやと思って残りの十二体をよく見ると、 予想通り、供えられた花が特別な石仏が一体だけある。 もう一度、 説明板を見ると 「同行二人」とも書いてあり、 "I AM ALWAYS WITH YOU" と英訳が添えてある。 これはマタイ伝最後の節にほかならないではないか。 (帰ってから King James Version を見たら I am with you alway だったが。)

以上から、私は次のように推理した。 特別な花を供えられた石仏はイエスであり、 残りの十二体は十二使徒たちだ。 そのうちの一つ、異形の石仏は、 《また俯伏(うつぶし)に堕ちて直中(ただなか) より裂けて臓腑(はらわた)みな流れ出(い)でたり》 (Act 1.18) と記されているイスカリオテのユダである。 これら十三体の石仏全体は「最後の晩餐」を表わしているのだ。 ということはこれを作ったのは隠れキリシタンか? と思ったが、ここに十三体が移されたのは昭和になってからだと書いてあった。

全然違うか。

2000-08-03 (4) 01:45:45 +0900

《彼ら直ちに甚(いた)く驚きおどろけり》(Mk 5.42) は誤植ではないらしい

鹿児島のホテルで、 持っていった文語訳を読んでいて、 《彼ら直ちに甚(いた)く驚きおどろけり》(マルコ 5.42) の《驚きおどろけり》は誤植か何かではないのだろうか? と思ったが、 帰ってから原文にあたってみると、 やはり「驚く」「驚き」が繰り返されているようだ。 King James Version は And they were astonished with a great astonishment としている。

(おまけ:κにσが続いたら必ずξになる、 というわけではないようだ。ここはその例。)

2000-08-03 (4) 01:18:05 +0900

アメリカのレストランでアイスクリームを選ぶ vs 日本料理屋で地酒を選ぶ

アメリカで食事をすると、最後にウェイターまたはウェイトレスに 「アイスクリームは**と**と……からお選びいただけます」 などと早口で言われることがある。 よくわからないまま 「4番目のをください」 などと言うと「全部で三つしか言ってません」 と言われたりするので、 どれでもいいときは「最初の」 あるいは「最後の」と言うのが正解、と聞いたことがある。

日本語がそれほど話せない人が日本にきて地酒を気に入ってしまい、 一人で日本料理の店にはいって「jizake」と言ったら 「いろいろあるんですが」 と日本語で書かれたメニューを見せられる。 そしたら適当に「これ」とか注文するしかないだろうな。

鹿児島ではいったホテルの日本料理屋で、 テーブルに置いてあった地酒のリストを見て思った。 私は日本酒は飲まないけれど。

2000-08-03 (4) 01:00:48 +0900

2000-08-01 (2) の日記 --- Il fait très chaud aujourd'hui

めちゃんこ暑い。 身体によくないと思いつつ、 クーラーをいれ、冷たい飲み物を飲む。 昨日までの鹿児島・東京旅行記を書き始める。 乞うご期待。

2000-08-02 (3) 02:06:00 +0900

金沢にちなんだペンネームなら「広坂真弓」もいいかも

兼六園の真弓坂口を出ると広坂の交差点。

2000-08-02 (3) 01:59:25 +0900

更新記録 --- TITLE を《iroiro》から《すのものの「いろいろ」》へ

「いろいろ」のページの <TITLE>...</TITLE> (の間に書いていたもの)を 《iroiro》から《すのものの「いろいろ」》に改める。 その昔は、ここには(いわゆる)日本語は書かないほうがよい、 と聞かされてその通りにしていたが、 検索エンジンの結果を見るとそうしているページはあまり多くない。 <H1>...</H1> (の間に書いていたもの)も 《いろいろ》から《すのものの「いろいろ」》に変更。

バックナンバーもそのうち変更しよう。

2000-08-02 (3) 01:52:05 +0900

最近よく見るページの紹介>村上祐子氏「(きまぐれ更新)虚実混淆」

ここのところのこの「いろいろ」に文体が簡潔なものがあったとしたら、 それはきっと村上祐子氏の 「 (きまぐれ更新)虚実混淆」 の影響である。 わかったようなわからないような、 ぎりぎりのところまで切りつめた文体がおもしろい。 ごく最近はあまりに簡潔になりすぎて意味不明に近いものもあるが、 それはそれでまたおもしろい。

ところで、 この文章は昔ながらの自分の文体でだらだら書いてしまったような気がする。:-)

2000-08-02 (3) 01:44:05 +0900

数え年は胎内にいた1年も含めるから1多い、という説明はこじつけでは?

実家の近くのお寺で見かけた厄除けのポスターは、 「受精年を1と考え満年齢に1つ加えます」 として数え年の使用を正当化(?)していた。

「受精年を1」なら多くの人は「生まれた時点で2」 となるのではないか。 年の末に生まれた人は受精の年が誕生の年と同一になることもありえる。

おそらく、 数え年は、 「生まれて1日目、2日目、……」 という数え方と同じように、 「生まれて1年目、2年目、……」 と考えてできた呼び方だと思う。 上の説明はかなりこじつけのような気がする。 「伝統的に数え年を使います」でいいではないか。

2000-07-31 (1) 23:34:00 +0900

「NHKのど自慢のテーマ」でNHKのど自慢に出場したら?

三人組とかで出場し、 一人はあのテーマソングを歌い、 一人が鐘の音の口まねで合いの手を入れ、 もう一人が「本日は**市体育館からお送りしました」 などとアナウンサーの物まねをする。

2000-07-31 (1) 22:58:52 +0900

NHKのど自慢に“鐘の演奏”で出場したら?

NHKのど自慢では歌を歌う人がほとんどだが、 ハーモニカの演奏とかでもいいんだそうだ。 では、 あの採点結果を知らせるのに使われる鐘の演奏で出場したら、 採点結果はやはり鐘を鳴らすのだろうか?

2000-07-31 (1) 22:54:08 +0900

三人で24時間営業のファミレスにはいり、交代で一人が眠って二人が食う

24時間営業のファミレスで、 こうやっていつまでも食べ続ける客がいたらどうするのだろう? 一人ではいって眠ると何か言われると聞いたが。 ホテルで「3日ごとに御精算願います」と言われるのと同様、 何時間かごとに精算するんだろうか?

2000-07-31 (1) 22:48:53 +0900

靴の片方だけを陳列している靴屋で、値札に書いてあるのは片足分の値段?

最近、 靴の片方だけを陳列している靴屋さんがある。 両方おいておくと万引きがあるためだろう。

値札を見て、 「あ、これいいな」と思って「試しに履かせてください」 と反対側も出してもらって、 「じゃあこれください」 と言ったら倍の値段を請求され、 聞いてみたら片方についている値札の値段は片足分の値段だった、 なんてことはないんだろうな。

「これは一足の値段ですか? それとも片方だけの値段ですか?」 と最初に聞くのが正しいのだろうか。

2000-07-31 (1) 22:44:20 +0900

それで 「靴ってのは右と左と一緒に売るんだから、両方での値段に決まってる」 と言われたら「すし屋は?」と反論するとするか。:-)

2002-08-21 (3) 01:14:02 +0900

自動で水が流れる男子小用トイレに「節水しましょう」と書いてあった

そう言われても困るんだよな……。 節約するにはトイレにはいる回数を減らすしかないじゃん。 博多駅かどこかで。 もっとも、 その掲示は自動に改造する前のものだったようだが。

2000-07-31 (1) 22:38:33 +0900

窓の開く食堂車で、駅に停まったとき窓を開けて駅弁を買ったら

やはり、「持ち込みはお断りします」と言われたのだろうか?

私は 1981 年の夏に新幹線の食堂車を行きと帰りの二度、 使ったきりだ。

2000-07-31 (1) 22:35:42 +0900

デジタルカメラにも心霊写真は写るのか?

「デジタルだから霊は写らない」「デジタルでも写る」 両方の意見がありそうだ。

2000-07-31 (1) 22:25:00 +0900

チタニウム製のポケット鉛筆削りを作ったら、軽くてさびにくいかもしれない

本文ナシ。

2000-07-22 (6) 16:48:35 +0900

ふりがなは完全に読み方を教えてくれるものではない --- 人名の場合

「こうし」は「格子」と「子牛」で発音が違う。 急いで発音すれば同じになるかもしれないが。 このように、ふりがなは完全に読み方を教えてくれるものではないにもかかわらず、 つい「お名前には、当方で正しくお呼びできますよう、ふりがなをお願いします」 などと言ってしまう。

「お名前には読み方をつけてください」と言われたら、 京子さんは「キョーコ」と書くのが一番“正しい”のかもしれない。

ただし、上の「こうし」のような例は、人名では思いつかなかった。 「野海」という名字があることは知っているが、 この MS-IME97 で「のうみ」を変換しようとすると「能美」「能見」 が候補として出るところを見ると、 このような名前もあるのであろうか。

2000-07-21 (5) 22:34:45 +0900

コンピュータのキーボードの、普通のキーには名前がない

「Cのキー」とか呼ぶけれど、 それは「Qwerty 配列では『C』を入力するのに用いられるキー」 「『C』と刻印されたキー」 に過ぎない。

「C」とは関係ないにもかかわらず 「Ctrl+C」などと呼ぶときにこの“通称”が使われるものだから、 主に Dvorak 配列を使う人も Qwerty 配列を一応は覚えておかなければならない。

名前をつけるとして、 「左手の中指が担当する下段のキー」 とでも呼びたいところだが長すぎる。 「L3L」のように記号化する? まだ長いか。

2000-07-21 (5) 22:25:34 +0900

北条民雄の作品は青空文庫に「いのちの初夜」「眼帯記」が収録されている

北条民雄の作品は青空文庫に 「いのちの初夜」「眼帯記」が収録されていました。 青空文庫での著者名の表記は「北條民雄」となっています。

2000-07-19 (3) 23:19:29 +0900

学校・公園の前に横断歩道を作れば飛び出しによる交通事故がなくなる(?)

学校・公園の前などの道に自動車から見えるよう 「注意:飛び出し多し」などと書いてあることがある。 そこに横断歩道を作ってしまえば、 横断者がいないことを確認するのは自動車側の責任となる(道路交通法第38条)。 よって飛び出しによる交通事故はなくなる理屈だ。 あの公園はなんと言ったっけ?

が、 高田馬場駅から早稲田大学理工学部へ向かう途中には、 横断歩道の利用者に対し車に注意するよう呼びかける看板があったのだった。

2000-07-18 (2) 22:46:16 +0900

「テストメールに返信しないとアカウント無効」という掲示を見た

計算機実習の授業の掲示でこう書いてあるのを見た。 アカウントだけもらって全く何もしないのは、 受講態度の点からも、セキュリティーの面からもいいことではない。 これはいい考えではないか。

2000-07-18 (2) 22:30:30 +0900

ゲーム感覚で複写などのファイル操作の練習をさせることはできないか?

「ミッションその1. ディレクトリどこそこにある、 ab で始まる名前のファイルのどれかに次にすべきことが書いてあります」 などとして、 ゲームのような感覚でファイル操作・ ディレクトリ操作を身につけさせることはできないだろうか?

ここ2・3年そう思っているが実行してない。

2000-07-18 (2) 22:27:30 +0900

車椅子の軸の両端にぎざぎざをつけて車椅子レースをする

本文ナシ。

2000-07-18 (2) 22:07:26 +0900

「十人の処女」と《なんぢに請ふ者にあたへ、借らんとする者を拒むな》

マタイ伝 25.1-13 の「十人の処女」のたとえ話。 《慧きもの答へて言ふ 「恐らくは我らと汝らとに足るまじ、 寧ろ売るものに往きて己がために買へ」》 (25.9) は 《なんぢに請ふ者にあたへ、 借らんとする者を拒むな》 (5.42) に反しないか?

ここの趣旨は 《されば目を覚しをれ、汝らは其の日その時を知らざるなり》(25.13) であることはわかっているが。

2000-07-18 (2) 20:40:34 +0900

2000-07-16 (0) の朝日新聞大阪本社版(日曜版)の誤植

5面の「気分は大家族」。 《プ―ちゃん》のように見えるが、 おそらく《プーちゃん》であろう。

2000-07-18 (2) 19:35:04 +0900

「前回と同じ内容でレポートを」という掲示を見た

「なんだ、この先生、レポートなくしたのか」 と思ったら単位保留者向けの掲示だった。 「同じ内容」というのは「同じ課題」の意であったか。

2000-07-18 (2) 01:32:58 +0900

2000-07-17 (1) の新聞 --- 硫酸サルブタモール/北条民雄

朝日新聞大阪本社版を読む。

「硫酸サルブタモール」という薬物を用いた殺人未遂事件。 わが町の昔からのシンボルはサルとブタ、 だからわが町の新しいシンボルたるこのモールは「サルブタモール」、 と名づけてしまったところがあったら大迷惑だろう。

ラジオ面のコラム「キュー」。 《他の登場人物の名前も、 基次郎、民雄、未明など、 文学者のそれになっている》。 「基次郎」は梶井基次郎、 「未明」は小川未明だろうが、 「民雄」がわからない。 平凡社の「世界大百科事典」、岩波の「広辞苑第五版」で後方一致検索をしたところ、 「北条民雄」だけが見つかった。 恥ずかしながら、 この名前は全然知らなかった。

2000-07-18 (2) 01:28:34 +0900

全角スペースの打ち込みかたがわからない

しかたなく、

「 」←全角スペース
というのをこの「いろいろ」の草稿用ファイルにおいてコピーしている。

2000-07-18 (2) 01:27:30 +0900

中島みゆきは「エレーン」を「エレイン」と歌っているようだ

アルバム「生きていてもいいですか」収録の曲。

2000-07-17 (1) 23:36:58 +0900

2000-07-16 (0) の新聞 --- 「暑さ対策に網タイツ」からヨナを思う

朝日新聞大阪本社版社会面によれば、 高校野球石川大会では球審が暑さ対策のため網タイツを着用するそうだ。

アミタイの子ヨナの物語である旧約聖書「ヨナ書」を思い出す。 最後、ヨナは暑さに苦しむのだった。

2000-07-17 (1) 22:43:18 +0900

2000-07-15 (6) の日記 --- 試験問題作りを左手でやってみた

試験問題はまず草稿用紙で作り、全部できてから清書する。 清書は右手でないと無理で、結構手が疲れるので、問題作りを左手でやってみた。 結構できるな。 単なる計算問題なので書くのはほとんどが数字だから、 ということもあるが。 (注:試験は本日終了しましたので、 これを見た履修者が有利になるということはありません。)

2000-07-17 (1) 22:39:08 +0900

2000-07-16 (0) の日記 --- 真弓坂口で写真を撮る女性・銀座天一のうちわ

兼六園の広坂交差点そばの出口で、 女性二人連れの一人が立て札のわきに立ち、 もう一人がその女性の写真を撮っていた。 それほど面白い場所でもないのに、 と思って通りすぎてから振り返ってその立て札を見たら 「真弓坂口」と書いてあった。 写されていた女性は「真弓」さんなのではないか、 というのが私の推理。 「坂口真弓」さんだったりするともっとすごい。

香林坊大和の銀座天一がうちわを配っていたらしい。 前を通ったら、天一のマーク入りうちわをもった客が出てきた。 夏のある時期に行くとくれることがあるのだ。 私も一つ持っている。

2000-07-17 (1) 00:08:20 +0900

岩波ブックフェア --- なぜ矢内原忠雄先生が作家扱い?/敗戦は8月14日

先週は時間切れ寸前だったのでまたまた香林坊そばの本屋 「うつのみや」の岩波ブックフェアに行く。

「作家生原稿」のコーナーに矢内原忠雄先生の原稿が展示されていた。 なぜ矢内原先生が「作家」なのか? 確かに詩歌も作られているけれど。

岩波書店の年表の 1945 年の欄には 「8・14 ポツダム宣言受諾(敗戦)」とあった。 15日とするよりこのほうが正確らしい。 広辞苑の「ポツダム宣言」の項参照。

2000-07-16 (0) 23:49:20 +0900

yank 時に「ヤンク!」というのは漫才の「やんな!」の影響ではなさそう

最後の「ク」は無声化しているなど、発音のしかたが全然似ていない。

2000-01-11 (2) 01:52:58 +0900 づけ 「ついつい yank 時に「ヤンク!」 と声を出して力をいれてしまう」 参照のこと。

2000-07-16 (0) 14:59:22 +0900

上のリンクはいまはった。 もともとは a href タグをつけていなかった。

2004-05-01 (6) 17:30:29 +0900

職場の掲示で「訃報のお知らせ」というのをみた

「報」にすでに「知らせ」の意味があるからダブっているのだけれど、 訃報をよそに回すときにはこのような見出しをつけるのが慣習のようだ。

2000-07-16 (0) 14:43:35 +0900

ウィンナ vs ウインナ --- 「朝日新聞社からのお知らせ」の不統一

1999年12月21日づけ朝日新聞大阪本社版家庭面の 「朝日新聞社からのお知らせ」。 見出しは《ニューイヤーコンサート ウインナ・ワルツの調べ》 だが本文では《ウィンナ・ワルツ》だ。

2000-07-16 (0) 14:32:43 +0900

朝日新聞コラム「キュー」の誤植 --- 「億万長者」を「億方長者」と

7月12日づけ朝日新聞大阪本社版ラジオ面のコラム「キュー」の誤植は 「億方長者の男」。 最近誤植ないなと思ってたのに。

2000-07-16 (0) 14:16:38 +0900

「女子高生」はTコードでは最も基本的な右左打ちで打てる

「理学部見学会にたくさんの女子高生がやってきた」は全部右左打ち。

※ 例文の内容はフィクションです。

2000-07-16 (0) 14:12:58 +0900

「女子高生」も「女子校生」も広辞苑第五版には載っていない

前者は「女子」「高」「生」と分解して調べ、 正しい意味をピックアップして合成すれば一応意味がとれるかもしれないが。

2000-07-16 (0) 14:10:57 +0900

女子高生 vs 女子校生

1999年12月5日づけ朝日新聞大阪本社版 「ウイークエンド経済」の面の 「泉麻人の週末流行語大賞『お受験』」 に「女子校生」と。 普通は「女子高生」だろう。

2000-07-16 (0) 14:09:07 +0900

続・中島みゆきのアルバム「寒水魚」のLP時のA面B面の境らしきもの

CDそのものに書かれた曲のタイトル。 まん中の穴の上に4曲、下に4曲。 上がA面、下がB面?

2000-07-16 (0) 13:58:07 +0900

2000-07-15 (6) の日記 --- 試験準備、大雨、虹

昼ごろ、月曜の試験の準備に出かける。 雨のせいか、バスが15分ぐらい遅れてきた。 (次のバスは1時間後だ。)

会議室で問題を作る。 先週予行演習をやっているので割と速く進む。 大雨になり、バスでも帰れるかどうか一時は危ぶまれた。

しかし雨はあがり、歩いて帰った。 夕焼けと厚くて暗い雲が見える。 後ろに振った手にしずくがかかった。 雨は完全にやんでいるのに。 何かと思って振り返ったら、空に虹がかかっていた。 あれは虹のしずくだったのかもしれない。

2000-07-16 (0) 01:35:12 +0900

1984 年版文語新約のコリント前後書の最後はちょっと紙数を節約している

普通のところは

                                ……。視よ、
我は世の終まで常に汝らと偕に在るなり』

    マタイ伝福音書  をはり

のようになっているのだが、コリント前書は

                  ……。わが愛はキリスト・
イエスに在りて汝等すべての者とともに在るな
り。           コリント人への前の書  をはり

のように、コリント後書は

  願はくは主イエス・キリストの恩恵・神の
愛・聖霊の交感、なんぢら凡ての者と偕にあら
んことを。     コリント人への後の書  をはり

のように本文の下に組んで、 スペースを節約している。 ちょうどここでページが終わるためであろう。

2000-07-16 (0) 01:30:32 +0900

ふと手にした鉛筆に実家の鉛筆削りの跡がついていた

机の端にとめて、鉛筆突っ込んでハンドルぐるぐる回すやつ。 鉛筆を押さえるために歯でかむので跡がつく。

こんな古くてもちゃんと書けるんだ。

2000-07-16 (0) 00:58:28 +0900

中島みゆきのアルバム「寒水魚」にはLP時のA面B面の境らしきものがある

歌詞とかが載っている冊子(正式にはなんと言うのだろう?) でもCDジャケットの裏でも、 4曲目と5曲目のタイトルの間が少し余計に空いている。

2000-07-16 (0) 00:55:34 +0900

動物占いとかでの生年月日はどこのタイムゾーンで答えればよいのか

動物占いなどで 生年月日を聞かれるが、どこのタイムゾーンで答えればよいのだろうか?

2000-07-11 (2) 23:39:38 +0900

頭髪は湿度が高いと伸びるのか縮むのか

平凡社の世界大百科事典(CD-ROM 版)で、 湿度計の項目も調べたがわからなかった。 わざと伏せているような書き方だった。

最近、湿度のせいで髪が長くなっているような気がする。

2000-07-11 (2) 01:39:55 +0900

《ただ然り然り、否否といへ》はなぜ二度ずつくりかえして言っているのか

《ただ然り然り、否否といへ、之に過ぐるは悪より出づるなり》(マタイ伝 5.37) は答えのことば「然り」「否」をそれぞれ二度ずつくりかえして言っている。 原文でもそうなっているようだ。

原語ではそういう習慣があるのか? いろいろな翻訳ではどうなっているか? 現代日本語で「はいはい」と答えると 「『はい』は一回!」と叱られる場合があるが、 それでも「はい、はい」「いいえ、いいえ」と訳すべきだろうか?

2000-07-11 (2) 01:34:34 +0900

2000-07-10 (1) の日記 --- 二つの ID を混同/後期がそこの角まで

未明、 アップロード時にこの ID のファイルと実名 ID のそれとを混同。結構あせる。 もし間違いを見つけた人がいたら 「ダウンロードした他人のファイルを間違ってアップしてしまった」 と言いわけすればいいだけだと気づく。

前期の授業がそろそろ終わるということは後期がそこの角まできているということだ。 おとといの晩あたりから、 とてつもなくいやなことが起こりそうでなかなか寝つかれない。

2000-07-11 (2) 01:26:16 +0900

2000-07-09 (0) の日記 --- ふとんを干す・銀座天一の紙エプロン

ふとんを干す。

香林坊大和8階「銀座天一」の前を通ったら、 客が紙のエプロンをつけているのが見えた。 数秒考えて、 「サミットで来日するどこかの国の誰かが天一で食事をするのではないか」 と気がついた。 ちょっと前、ある時期だけ、やはり紙エプロンをつけさせられたことがある。 なぜだろうと思っていたら、 来日したクリントン大統領が「銀座天一」 と書かれた紙エプロンをして天ぷらを食べている写真が何かに出ていた。

ライオンで夕食を、と思ったのだが、 ドアの前まで行ったら宴会で超・盛り上がっていたのでやめた。

演習問題、空いているところに試験の注意を書き添えた。

2000-07-09 (0) 23:24:55 +0900

ページ変更記録 --- URI 表記を ~user タイプから %7euser タイプに変更

index.html にあったリンク集、 URI を ~user タイプから %7euser タイプに改めた。 このほうが多くのブラウザにとって都合がいいそうだ。

2000-07-09 (0) 02:33:29 +0900

24 時針は日付表示をどのくらいの時間かくすだろうか?

3時位置にある日付表示は、 毎時15分ごろ分針によって隠されるが、 その時間は 1 分ぐらいだろうか? だとすると、 24 時針は分針の 24 分の 1 の速度だから 24 分も隠すことになる。 もちろん、針の長さ、形などに依存するけれど。 夏時間が実施されたとして、 24 時針を現在の標準時に合わせておくと、 7時ごろ日付表示の上を通過する。 朝の忙しいころだ。

2000-07-09 (0) 01:29:32 +0900

「ゑ」の字形ははマルコ伝の《人の子の……雲に乗り来るを見ん》を思わせる

きちんと引用すれば 《其のとき人々、 人の子の大(おほい)なる能力(ちから)と栄光とをもて、 雲に乗り来るを見ん》(マルコ伝 13.26)。

2000-07-09 (0) 01:17:34 +0900

《「ゐ」も「ゑ」も字形が「る」に似ている》と子どものころ思った

本文ナシ。

2000-07-09 (0) 01:11:49 +0900

「気象庁では強い雨と風に注意を呼びかけています」をもう一つの意味

先日ラジオの天気予報を聞いていたら 「気象庁では強い雨と風に注意を呼びかけています」 というようなことを言っていた。

気象庁の職員が屋上に出て、 両手を広げて天を仰ぎ、 「おお、強き雨よ、風よ。我、汝らに注意を与へん」 などと呼びかけているさまを想像してしまった。

2000-07-09 (0) 01:08:42 +0900

ファミコンRPG「ディープダンジョン」の「エトナひめんみつけた」

ちょっと前、 最高裁判所裁判官国民審査の新聞記事で 「罷免」という単語を見ていたら、 ファミコンのロールプレイングゲーム「ディープダンジョン」に 「エトナひめんみつけた」という“誤植”があったのを思い出した。 「エトナひめをみつけた」のことらしい。 ディスクシステムが動くファミコンが壊れてしまったので確認はできないが。

主人公に「すのもの」と名づけてプレイした最初のゲームだけに思い出が深い。

2000-07-08 (6) 23:27:58 +0900

2000-07-08 (6) の日記 --- 職場に出かけて演習問題作り

10時20分に目覚ましをかけたが、止めてまた寝てしまう。 起きたら11時だった。きのう寝たのが3時半だから、まあノーマルか。 朝食後、月曜日の演習問題を作ろうとするが、全く力が出ない。 起きたばかりなのにまた昼寝した。 起きて続き。 相変わらず自分の机に向かう気が起きないのでダイニングキッチンで。 途中までできたところで外出することにした。

歩いて16時すぎに香林坊に着き、 大和8階の天一で天丼を食べた。 遅い昼食。 会計時に「銀座百点」7月号をゲット。 先月から読んでいるが、なかなかおもしろい。

バスで大学へ。 バスが兼六園と金沢城の間を通るところで、 某同僚が自転車で走って行くのとすれ違った。 明るい表情などからして、 香林坊にあるクラシック山蓄に行くのではないかと見た。

バスの窓から見ていたがネコの死体は見当たらず。

大学の研究室の机も向かう気がしないので、 共同研究室も兼ねている会議室でお仕事(i.e. 問題作り)。 何度も計算ミスをしてなかなか完成せず。

近くのコロキウム室から声が聞こえる。 土曜日だけどセミナーでもやっているのだろうか。 しばらくしたら人が出てきた。 代数・幾何・解析、いろいろな分野の人が少しずつ。 二人ぐらいが会議室の隅においてあるシュレッダーに直行し、 何かを切り刻んでいるようだった。 何か重苦しいものから解放されたときの開放感にひたっているかのように大きな声で雑談をしていたが、 こちらは無視されているようだし、 無視したほうがいいような雰囲気だったのでこちらも無視していた。 全員から無視された。 いったい何の集まりだったのだろう。

その後、日が暮れてきたら、自動車が出入りする音がうるさい。 この会議室の下は、 平日は業務用駐車場になっており、 納入の業者、重い荷物を運び入れる/出す教職員・学生などが使うことになっている。 こんな土曜の夕暮れに一体誰が? もうこんな駐車場の上の研究棟はごめんだ。

調子が出たり出なかったりしたが一応完成。 終バスで帰ろうとしたが、バス停手前でバスが来るのが見えて、走ってしまった。 しばらくバスで帰ってなかったのでバス停までの時間をカン違いしたか?

結局、お金につながるお仕事はできず。

2000-07-08 (6) 23:22:50 +0900

「Love or Nothing」の表紙の中島みゆきの喉はベルギーワッフルみたいだ

本文ナシ。

2000-07-08 (6) 23:15:43 +0900

デジタル腕時計の切れたベルトの代わりにゴムひもをつけた

20年ぐらい前に買ったカシオのデジタル腕時計はとても気に入っていたのだが、 10年以上も前にベルトの部分のプラスチックが劣化して切れてしまい、 しかたなく靴ひもをつけてぶら下げて使っていた。 確かカタログ上では月差15秒だったと思うが、 今ではほぼ一日に1秒進む。 それでも、時刻合わせがとても簡単なので、 NHKラジオを聞いていて時報が流れたとき、 ずれが気になったら合わせればよい。 全く問題なく使えるのだ。

きょう、この時計にゴムひもをつけて腕に止められるようにした。 きついと手首が痛くなるのでゆるゆるに。 ゴムひもは二本通っているので同時に切れない限り落とすことはあるまい。

この腕時計をはめてシンポジウムに行った大学院生のころの力が、 もう一度よみがえるといいのだが。

2000-07-08 (6) 01:54:49 +0900

指がTコードを忘れてローマ字入力のように動くようになってきた ;_;

半年ぐらい前までは、 Windows のメモ帳を見ると指がローマ字入力で動くし、 Vz の画面を見るとTコードで動いたものだが、 最近 DOS 窓 + Vz でカナ漢字変換を使って集中的に仕事をしているせいか、 いま久しぶりにTコードを使おうとしたら指がローマ字入力で動いてしまった。

こんなのいや。 早くこの仕事を終えなくては。

2000-07-08 (6) 01:48:17 +0900

ウルトラマン>ハヤタを助けようとして彼の上に岩を落としてしまうムラマツ

「ウルトラマン」に初めて複数の怪獣が登場した「怪獣無法地帯」で、 崖下に転落したハヤタを助けに降りようとするムラマツは足元の岩を崩してしまう。 気絶して倒れているハヤタの上に岩が降り注ぐのを見ていることができず、 思わず顔をそむけてしまうムラマツ隊長が子供心にも印象的なシーンだった。

と思っていたのだが、 ハヤタは気絶しているので、 どこに岩が当たったのか自分では訴えることができない。 応急手当てをする際のことを考えると、 ハヤタのどこに岩が当たったかをしっかり見届けてこそ科学特捜隊隊長、 という気もしてきた。

(注)ずーっと前のテレビ番組の記憶なんていい加減なものなので、 もしかしたら上のシーンは私が頭の中で勝手に作った大ウソである可能性もあります。 :-)

2000-07-08 (6) 00:57:14 +0900

私の先祖たちの中には子のいない人はいなかった

私は、 祖父母の何人かから彼ら/彼女らの父母・ 祖父母の話を断片的に聞いたことがあるぐらいで、 それより前の先祖のことはまったく知らない。 それでもこのことだけは確かだ。

2000-07-08 (6) 00:41:54 +0900

2000-07-07 (5) の日記 --- 元気が出ない/続・ネコの死体/川原で夕涼み

月曜日の授業の演習問題を作ろうと職場に出かけたが、 まったく力がでない。 研究室のイスに座っていられないのだ。 単に身体が疲れているだけなら休めば治るだろうが、 精神が仕事を拒否しているのだとしたら結構やばいかも。

バスで町へ出てドーナツの利便時じゃなかったリベンジを、 とバス停まで行ったのだが、 明日遅く家を出たら昼飯を町で食べることになるかも、と考え直し、 先日のネコの死体も気になるので歩いて帰ることにした。

この辺だったかな、と思うあたりで自動車が一台止まり、 初老の男が生け花用のハサミを手に降りてきた。怪しい。 少し身構えたが、その男は道ばたの笹を切り取っていた。 なーんだ。今晩、七夕の飾りにでもするのだろう。

死体のあったあたりを通りすぎても、 死体が見つからない。 「もしかして片手片足をサイボーグ化されて再登場するのでは?!(注)」 とバカなことを考えていたら、あった。 おとといは横になって、まるで眠っているように死んでいたが、 きょうはあおむけに近い状態。 内臓が腐敗してふくれた結果、上を向いたのではないか。 口から何十匹ものハエが出入りしている。 おなかは、人間でいえば妊娠線のあたりが裂け、 そこに何百匹ものウジがわいていた。 近づいたら恐ろしい匂いがした。 こんな状態になっても顔つきや毛並みはおとといとほとんど変わっていない。 人間だったら、おととい死んできのうがお通夜できょうがお葬式だろう。 もしも火葬場が休みだったら一日延ばしになる。 やっぱりドライアイスとかをいれるからもつのだろう。

気分が悪いので途中のスーパーマーケットのトイレでうがいをした。 ついでに、ペットボトルを買って帰ることにした。 適当に数本選び、ヱビスビール (500ml) も一缶、カゴにいれた。 川の近くまできたら、 重いのでビールは川原に座りこんで飲んでしまった(ということにしておこう)。 川原には花火のかすが散らかっている。 夕日がきれい。川風が涼しい。ヱビスビールはうまい。

そういえば、 さっきすぐ近くで、 モルモン教関係者と思われる自転車に乗った白人男性二人組がオルグをしていた。

ぼんやりと川の流れを見ながらお金にならない考えごとをしていたら、 なかなかの名案が浮かんだ。 メモしようと胸ポケットをさぐると、 Faber-Castell alpha-matic がはいっていた。 研究室で問題を作ろうと思って筆箱から出したシャープペンシルだ。

(注)これは「ウルトラセブン」最終回の怪獣のことを言っているのである。

2000-07-08 (6) 00:32:51 +0900

ジークフリート第1幕第2場でミーメとさすらい人はどちらが低い声を出すか

ミーメはテノール、さすらい人はバリトンだから当然「さすらい人」と答えたくなる。 ヴォーカルスコアをざっと調べたところ、 確かに答えはさすらい人だが、なんとその差は半音しかない。

ミーメの最低音はさすらい人の最初の呼びかけ "Heil dir" に重なる "ganz" の、 ビオラの最低音から3度下がったイ音だ。 一方さすらい人がこれより低い声を出すのはさすらい人の第1問の、 "und das doch das liebste ihm lebt?" の -ste の嬰トだけだ。

2000-07-06 (4) 02:04:12 +0900


すのもの Sunomono