平将門のゲーム

昔、シミュレーション・ウォーゲームといわれるボードゲームが一部の人間に流行ったことがありました。戦争をボード上で再現する、分かりやすく言えば将棋を複雑にしたようなゲームです。

当時、専門の定期刊行雑誌が4冊くらい出版されていましたし、全国にゲームサークルがあり、同人誌の発行や全国規模の対戦大会、合宿なども行われていました。

ヤフーオークションを見ると、希少なゲーム(面白いのに、当時あまり売れなかったゲーム)は非常な高値で取引されているので、今でもゲーマーの方はいらっしゃるようです。

懐かしさで、シミュレーションゲームを扱っているサイトを見ておりましたら、平将門を扱っているゲームがあることを知り、さっそく購入してみました。

 



1,雑誌シミュレーターの附録ゲーム「風雲児 将門」


最初の戦である、野本合戦をシミュレートしています。
平国香・源護親子連合軍 VS 平将門・平真樹連合軍の戦
いを、中間規模の戦いを再現する、作戦級というクラス
のゲームです。

現在は絶版。ヤフーオークションでたまに出ます。


雑誌シミュレーターです



ゲーム「風雲児将門」






将門の能力は高いです


ゲームをするための駒です。
「ユニット」と呼びます







将門記の書き出しにある、「裏」も
ゲームに出てきます


ゲーム盤の一部です。全体では、筑波山
あたりまでが戦場になってます







2,国際通信社「将門記」


承平天慶の乱の全体を扱うゲームです。平貞盛や藤原秀郷など、
おなじみの武士も大勢出てきます。大きい規模の戦いを再現する
戦略級というクラスのゲームです。

現在でも販売しています。






表紙です

   









平将門の能力が極端に高いわけではないようです
平将門関係の武将の紹介が載ってます







ゲームの進め方です



ゲームの対戦記です



ユニット(駒)です。伴類のユニットがあります。
従類は、武将の駒に含まれている設定なのだと思います。



ゲーム盤の一部です。全体では、関東全域が表現されてます。






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