2003年11月14日(金) はれ
前回から10ヶ月ぶりの京都。今回のテーマはズバリ「紅葉」だったのですが・・・・・
前日盛岡(矢巾)から東京の方へ出てきて、今朝の東海道新幹線で出てきました。最近は東海道新幹線というと700系か100系しか乗っていなかったのですが、今朝はひさびさに300系でした。しかし、ずいぶん300系も陳腐化したような印象・・・・・
で、乗ったのは東京6:36発の「ひかり301号」岡山行です。先週末に指定席券を買いに行ったのですが、禁煙車はすべて売り切れで、かろうじて喫煙車のD席を得ることが出来ました。調べてみると、「のぞみ」はどの列車も空きがあるのに、「ひかり」は軒並み満席で、そんなにのぞみ増発への抵抗が大きいのかなぁ・・・と疑問を持ちつつ乗りました。
で、ふたを開けてみれば、各旅行代理店が募集したツアー団体ばかり。要するにJR東海はのぞみの団体券を安く卸していない、という理由のようです。
なぜ無理してひかりに乗ったかというと、実は米原で降りるため。京都へ直行するのではなくて、近江八幡へ寄り道しました。
で、米原で新幹線を降り、8:56発の新快速姫路行(座れなかった)で近江八幡へ。駅からバスで向かったのがここ。
本所深川八幡堀です。主にフジテレビ系の時代劇でよくロケに使われるところです。堀があり、石畳の遊歩道があって、両岸には古い家並みが残っているというところで。
盗人が盗人宿へ戻ろうとして左のような路を急ぎ、それを低くなっている堀のすぐ脇の道を粂八が尾行していくシーンなど・・・・・
そして盗人は、「かわと」のある1軒の家に入り、「ここが連中の盗人宿かい・・・」とつぶやく粂八がいてみたり。
ここは船宿「鶴や」の船着場であったり、料亭「不二楼」へ秋山小兵衛が妻おはるの操る小舟で乗り付けるシーンなど、いろんな場面に出てくるわけであります。
左は新町浜と呼ばれるところ。よく船着場などに使われます。
右は、「鬼平犯科帳」のエンディングで、「春」の1シーンに使われています。また、いろいろな時代劇で小舟を走らせるシーンで使われます。たしか「必殺仕事人 激突」の中で、橋の上に立つ山田朝右衛門(滝田栄)に、小舟で中村主水がやってきて繋ぎを付けるシーンもここだったはず・・・・・
でまぁ、八幡堀自体は長くても、いわゆる本所深川な場所はそう広くないので、一回りしてバスで近江八幡駅へ向かいました。
列車を待っている間に上りの新快速が停車したので、1枚。
普通(高槻〜西明石間快速)網干行で京都へ。京都駅構内で見つけたお店を1枚。
カフェ・ド・主水? あの人と関係あるんかな・・・・・?
PORTAで昼食後、鞍馬へ叡山電車を撮りに行こうと思い立ち、東福寺〜出町柳というルートで行こうとしました。で、駅で買った物が一つ。
←だれか知っているひといたら、何の略で「ICOCA」なのか教えて。
「ほなICOCA」とかきわめて関西的なキャッチコピーをみつつ、つい1枚買ってしまいました。で、パスケースに入れてさっそく改札を通ろうとしたら、いきなりはねられました。
“枚数超過”
どうも同じパスケース内の特殊仕様Super Urban Intelligence Cardと一緒くたにされたらしい。結局パスケースから出して「タッチ」して、東福寺へ。
乗る前に撮っただけ。しかし221系もすでに2線級。
東福寺では京阪電車に乗り換えだが、「緑の特急」が増えた増えた・・・・・・で、乗った準急出町柳行にはこの車輌が。
出町柳から鞍馬行で一気に終点まで。しかし乗っていた電車が、貴船口〜鞍馬間で急制動をかけて停まりました。で、運転士が降りていったので見ていたら・・・・・線路に寄りすぎたヲタを叱りつけていた。
まだ紅葉が・・・・・
まだ紅葉が・・・・・ 単に電車を撮っただけにすぎん。
鞍馬は山の中で、はやばやと日が陰ってしまい、里へ降りてきてまた撮ってみた。
いったんホテルへチェックイン後、夜間拝観へいってみた。ライトアップされた紅葉ねらいであるが、危惧していたとおりになった。
高台寺です。これは三脚を使用してます。しかし、拝観料を払って入る部分では三脚・一脚の使用は禁止となっております。でもって紅葉も例年より遅れているみたいで・・・・・
かろうじて見れるカットがこれくらい。(泣)
もちろん、歩留まりの悪さを考えて、銀塩での撮影はしてない・・・
食事した後、ホテルに戻ろうか迷ったが、なんとなく消化不良だったので、南禅寺へ。そこで、天授庵の庭園を公開していたので入った。やっぱりここも三脚・一脚使用禁止だったが、人の数が高台寺と違いすぎるので、落ち着いて気合いを入れて手持ち撮影をした結果、多少は歩留まりが上がったのかな。
枯山水の夜景ってのも初めての撮影だと思う・・・・・
ふー、長い1日だった。