集まれ塩ビ管スピーカー

コ二さんの新作「H2K」 コメント(読みにくい時は文字のサイズを小にして下さい)
 
ようやく新作がまとまりました。(形だけですが)H2Kとネーミングしました。
今回のテーマは
1.気に入っているフルレンジSA/F80AMGに低域を加えたい。
スッキリ歯切れの良い低音を目標としました。(ウーファーはDayton RS150S-8 )
2.塩ビ管の特徴をフルに生かして色々なことを試せるような構造にしたい。
以上、2つです。
 
その結果VP規格のチーズ管、異型ソケットの組合せとしました。
特徴は
1.空気室の容量を有る程度自由に変化可能
2.シングルウーファー、ダブルウーファーの切り替え可能。
3.正相逆相、直列並列接続自由
4.フルレンジ部分を簡単に交換可
5.各ブロックにターミナルを付けたのでマルチアンプ化容易
6.スパイラル、バスレフ、ダブルバスレフ、ダンプラ等パイプ交換で可
 
バカげて重いが細かく分割出来るので運搬可能です。
音は中高音は期待通り、低域は切れ味、量感は良いのですが伸びが
今ひとつ満足していません。エージング(かなりしましたが)での変化に期待。
 
以下貼付写真のコメントです。
1.標準システム
普段は右側の状態で聴いています。
(フルレンジ中心迄90センチ、上部鉛ホーン迄120センチ)
左側はスパイラルを上に引き出し空気室を増やした状態です。
(同150センチ)
 

新作カッコイイですねッ!!
上の部分は伸び縮みするのすね。
細かい所も特徴満載ですね!
2.最大・最小
左が空気室を目一杯増やした状態
下から、
スタンド(第1ウーファー込み重さ15キロ)、
VP150ソケット(3キロ)、
150×125異型ソケット(3キロ)、
125×125チーズ(第2ウーファー込み13キロ)、
125×100チーズ(3キロ)+100×75チーズ(フルレンジ込み3キロ)、
125ソケット(2キロ)、
スパイラル(2キロ)
総重量44キロとなりました。
高さは届かず計れません、2メーター以上有ります。
右は最小から2番目の組合せになります。
(フルレンジ+第1ウーファー)
真ん中の125センチソケットを外すと最小構成になりますが、
フルレンジ位置が低すぎて違和感が有り実用的では有りません。
 
こんなに伸び縮みするんですかッ!
凄過ぎです。。

↑クリックすると大きくなります。
3.フルレンジ部分内部構造
密閉構造です。
100Hz以下は必要ないこととウーファーの干渉を避けたいので
完全密閉式としました。簡単に取り外し可能です。
単体でも使用できるようにしました。
いつもの通りタイムドメイン式でユニットと筐体はゲルで振動を遮断しています。
 

単体でも使用出来るようになっているとは抜かりないですね!
4.第1ウーファーとスタンド
下向きに乗せてます。
マグネットの上には真鍮製の円柱と円盤を介し8キロの鉛を抱かせました。
第2ウーファーも同じです。
これにより切れの良い低域が確保出来たと考えています、(どうでしょうか)
 
下にもウーファーがあったのですねッ!

↑クリックすると大きくなります。
5.スタンド兼ホーン
写真は裏から見たところです。
スタンド本体は21ミリ厚のMDF板を2枚重ねてます。
第1ウーファーを乗せるバッフル板を含めると75ミリ以上の厚さになるので
ホーン状に加工しました。
スタンドの足は重い上体を支えるため4本足とし、
8センチのデュポンコーリアンに3ミリ厚のショックノンという衝撃吸収効果があるという
シートを咬ませサンドイッチ構造としインシュレーターの機能も持たせました。
 
塩ビ管は内部をパンチカーペットを貼っています。吸音材は一切入れていません
(いろいろやりましたが現在は全部外しました、フルレンジ部分も抜きました)
ネットワークはウーファーには3.5mhのコイル、
フルレンジには100μFのコンデンサを使用しています。
低域は12mhの空芯コイルと切り替え可能にする予定です。(100Hzハイカット)

本当に細かい所も抜かりがないですね〜。
管理人は少し見習わないと駄目ですね〜〜。(~_~;)
う〜〜ん。音を聴いてみたいですッ!!

それではまた改良や新作製作されましたらご投稿下さい。
ブログにも遠慮なくコメントして下さいネ!

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