4 最善を期待できるとき
毎日笑って生きることができる人は幸せです。朝起きると心にうれしさがわきあがってくる。当然顔も穏やかです。そのような生活にはあるものが必要です。何でしょう?「私の人生には最善が期待できる!」という確信です。「生活の上でいろいろなことが起きるけれど、ハッピーエンドになる」という思いです。これがあったら朝起きるとき楽しいし、毎日が幸せなのです。まずローマ人への手紙第8章28節 をお読みください。そしてどうしたらそうなれるかを一緒に考えてみましょう。
神さまへの信頼を持つ
信頼することというのは実は毎日私たちは実行しています。信頼できるからその食物を食べ、そのバスに乗ります。信頼することはごくごく普通の習慣です。信頼はあることと非常に深い関わりがあります。何とでしょう?未来とです。イエスさまと一緒に十字架にかけられた人がおりました。イエスさまは言われました。「あなたは今日私と共にパラタイスにいます」その人はこのことばを信頼しました。そこで彼は幸せを得ました、「何かいいことがあるにちがいない」。信頼があなたに対して現実的な祝福を約束します。そしてこの祝福はこの世界を造られた神さまから来ます。
ではどうしたら神さまへの信頼を強く持つことができるのでしょうか。方法があります。 それは当の神さまからのあなたへの愛を知り、感じることです。愛があるところに信頼が生まれます。神さまを礼拝してみてください。神さまはあなたを愛して、ご自身の大切なひとり息子のイエスさまにあなたのあらゆる罪を背負わせ、代わりに十字架に死なせられました。私たちは礼拝することの中で神さまから私たちへ向けられた愛を肌で感じることができます。この、神さまへの信頼を信仰と呼びます。
目標を明確に持つ
目標を明確に持っている人はいつも前を見ています。問題や、困ったこと、病気などをじっとみつめるばかりでは前進することはできません。どうぞマルコの福音書11章23、24節をお読みください。その目標(希望)通りになるには信じることが必要ですが、信じるためにはいつも目標(希望)を掲げ、ずっと見続けます。そうすると心の中にイメージとして定着します。この、イメージの定着も信仰です。ただただ不満を言い、問題を見ているより、問題の解決をイメージしている方がいいのです。
どうしたら目標を得ることができるでしょうか。友人の助言、本の助言、自分で勘を働かすのもいいでしょう。しかし一番いい方法はイエスさまを心の中に受け入れ、イエスさまと心の中で相談することです。イエスさまは十字架の上であなたの罪や罪から来るさまざまな問題をあなたから取り上げたし、これからも続けてそうしてくださる方だからです。イエスさまはあなたの相談相手になってくださいます、どんな目標がいいか、心の中で会議を開くときコツがあります。
「私があなたの神、主である。私はあなたをエジプト(奴隷になっていた所)の地から連れ上った。あなたの口を大きく聞けよ。私がそれを満たそう。」(詩篇81:10)
つまりイエスさまの愛を受け入れるとき、私たちは口を開けることができ、その口に目標や夢を持てるようになります。あなたは今、あなたの口を開けるときです。ある人は他の人の口の大きさを真似ます。ですから大きすぎたり、小さすぎたりしてうまく行きません。信仰の計りに応じて、つまり信じられる程度に応じて目標を掲げます。その口に目一杯入るくらいの目標がいいのです。それがあなたの目標です。その目標は達成されます。祈って求めるものは得られます。
種を蒔く
種を蒔くというのは「できる!」という思いを心の中に描き続けることです。「私は問題を解決することができる、私はこれを手に入れることができる」と言い続けることです。創世記1:11-13をお読みください。何を言っているのでしょうか。つまりその種類に従ってしか花は芽生えないということです。ひまわりの種を蒔いたらチューリップは出てこない。もし心の中で「私はだめだ、私にはできない!」という種を蒔き続けたらそのようになるということです。これは神さまの法則です。神さまのお造りになった世界のルールです。心の中に「私はできる、解決することができる!」「私はどんな壁も打ち破ることができる!」「どんな障害物も乗り越えることができる!」という種を蒔き続けているでしょうか。そのような人は幸せな人です。やがてそのようになるのです。「私はこの山に登れる!」と言っている人は結局は登れます。 心の中にそんな種を蒔きましょう。私たちはひとつの決心をしなければなりません。肯定的に生きる決心です。人間は考えていると大体消極的な結論を出します。人間の心の弱さです。考えて分析していると結論として否定的になりやすいのです。これが罪人の性格です。しかしイエスさまは「信仰の創始者であり、完成者である。」と書いてあります。イエスさまはこの地上で最高の積極人間です.マイナスをプラスに変えられ た人間です。私たちも肯定的に生きるべきです。否定的な心はサタンです。私たちの心の中では神さまの声とサタンの声の両方が戦います。いつも「できる!」「うまくいく!」という種を蒔き続けたら勝利を得ることができます。
すべてのことに感謝する
すべてのことに感謝できる人は周囲から見ていてそういう人だと分かります。そしていつも最善を期待している人だなとわかります。それだけのすばらしい雰囲気をその人は持っています。苦しいことや悲しいことにも感謝しましょう。神さまはすべてのことを良くしてくださる、という神さまへの信頼が神さまを動かします。人でもそうですが、いつも「好きです!」と言ってあげるとその人も必ず好きになってくれます。マタイの福音書7:9−11をお読みください。良いお父さんのイメージです.私がつき合っている神さまは良い神さま、私のために働いてくださるお父さま、すべてのことを良くしてくださる神さま、そんなイメージを持つときあなたは勝利者。これも信仰です。良い神さまこそあなたを助けます.神さまの豊かな祝福があなたの上にありますように。メッセージ集のページに戻る