身近な環境問題 2002年分
6月の記事−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−●
石綿被害急増の恐れ 中皮腫発症疫学的予測 40年で死者10万人説も
高度成長期に、建物や製造現場などで幅広く使われた発がん物質・石綿(アスベスト)による健康被害 が、今後激増しそうだ。早稲田大学理工学部の村山武彦教授(社会工学)らのグループが、石綿を吸った人に主に発症するがんの一種・悪性胸膜中皮腫の男性死亡者数を疫学的な統計手法で分析したところ、2000〜39年の40年間にこの病気で亡くなるのは約10万人、1990〜99年の10年間の死亡者数の約49倍に及ぶという予測になった。
悪性中皮腫は診断・治療が難しく、発症から2年間生存するのは3割に満たないとされる。石綿を吸い込んで30年以上後に発症する例が多い。
4月の記事−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−●
●酸性雨を黄砂のアルカリで中和
春になると中国から飛んでくる黄砂は、アルカリ性のカルシウムなどを多く含み、酸性雨を中和する働きがある。黄砂は、ゴビやタクラマカンの砂漠の砂が上空に舞い上がり、偏西風に乗って東へ運ばれる。その量は年間3億トンにも達するそうです。。しかし日本では黄砂の効果はわずかだそうです。残念。
3月の記事−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−●
●埼玉県にてコクチバス再放流禁止条例施行です。ここのところ荒川水域でコクチバスがかなり増えているとのことです。そこで再放流禁止条例が施行されました。これは釣り上げたコクチバスを再び水に戻すことを禁ずるものです。
違反したものには懲役1年以下、罰金50万円以下が課せられるとのことです。魚には罪はありませんが日本固有の魚を守っていくには仕方のないことと思います。