おっさんのつぶやき6

 本当の睡眠とは?

みなさんはいつも何時間眠りますか?
「私は4時間で十分。」、「私は9時間は眠らないとだめです。」
いろいろな方がいらっしゃるようです。
睡眠というものは時間だけで計れるものではありません。
深さというか、質というか、時間以外の要素があると思います。
睡眠時無呼吸症候群という病気があります。
原因はいろいろあるようですが、睡眠中に呼吸が止まり著明な低酸素血症となります。
このため脳波上は、いつも脳が覚醒して呼吸を再開させているのです。
見かけ上は8時間睡眠していると思っても、
実は無呼吸のために何度も何度も脳が起きているのです。
本人は睡眠していると思っていますが、
ほとんど有効な睡眠がとれてないことが多い様です。
ですからこの病気の人は8時間以上睡眠しているにもかかわらず、
体調不良が続き、いつでもどこでも昼寝が出来るという特技(?)を持っています。
実際は睡眠がとれていない(脳が休んでいない)のですから、
疲れるはずです。
この話は、睡眠時無呼吸症候群という病気の話ですが、
こういう病気のない人についても似たようなことが言えます。
睡眠は時間ではなく、どれだけ深い眠りが出来るかということが大切だと思います。
深い有効な睡眠がとれなければ、
結局脳が休めずに過労を翌日に持ち越してしまうことになります。
自然の深い睡眠がとれれば理想ですが、
このストレス社会でなかなか思うようには行かないと思います。
過労が残っている人は、質の高い睡眠をとれるように何か考えるべきです。
運動、マッサ−ジ、寝具の変更など生活習慣も大切ですが、
本当に熟睡していない人は一度睡眠剤などを使ってみても良いのではないでしょうか。
私は、睡眠剤の使用については、特に反対の立場ではありません。
私自身も、いろいろなストレス、仕事の過労がたまりめまいで倒れたことがあります。
この時初めて睡眠剤を使用しました。これまで経験したことのない熟睡がとれました。
慢性的な過労はとれ元気になりました。
最近はほとんど睡眠剤は使用していませんが、
熟睡感のないときは時々使うことがあります。
深い睡眠がとれれば間違いなく過労はとれます。
毎日の睡眠を大切にすることから健康は始まります。
睡眠時間ではなく、有効な睡眠です。
みなさんはご自分の睡眠はいかがですか?
本当の熟睡出来ていますか?

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