第138回

頭痛の精密検査で偶然未破裂動脈瘤が発見された71歳男性

01.6.14

頭痛の精密検査で偶然未破裂動脈瘤が発見された71歳男性

71歳の男性が風邪による頭痛がしました。脳の病気を心配てMRIを希望されました。MRI上何と前交通動脈にまだ破裂していない動脈瘤を認めました。頭痛を出す病気ではなく、たまたま風邪で頭痛がしたためMRI検査を希望し偶然に未破裂動脈瘤が発見された症例です。たいへん運のいい方です。もちろん破裂前に手術をして成功しました。これでくも膜下出血にならずにすみます。

これは3D-CTの画像です。

前大脳動脈にできた動脈瘤が良く分かります。

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