睡眠時パニックを起こした44歳男性
1年くらい前から、夜間眠っているときに、突然息苦しくて目覚める様になりました。
目覚めたあと動悸、めまい感、発汗があり、このまま呼吸が止まってしまうのではないか、このまま死ぬのではないかという不安が出現しますが、しばらくすると症状はなくなり入眠できます。
このような発作は入眠後数時間以内に多く、夢の内容とは関係ありませんでした。
仕事のストレスが強く、疲れているときに発作が起こりやすいようでした。
妻によるとたまにいびきをかくこともあるが、いつもかいているわけではないということでありました。
発作で目覚める以外めだった所見はありませんでした。
発作の回数が徐々に増えてきたため受診しました。
症状から睡眠時パニックと診断され、軽い抗不安薬の眠前内服にて症状は改善しました。