00.8.11
検診で偶然肺癌が発見された75才男性
75才男性の Hさんが検診目的で胸部レントゲンを撮りました。
この方は現在は タバコをやめられていますが、
若いころ40年以上毎日40本程吸われていたということです。
特に無症状でしたが、検診目的でレントゲンを撮りました。
このレントゲン上、右の下肺野に異常陰影(腫瘤状)を見つけました。
CTスキャンを撮りましたところ、やはり右下肺野に腫瘤陰影を発見しました。
大きさは3.5×3.0cmありました。やや進行した癌であると思われました。
呼吸器の専門病院に紹介しました。
結局、胸腔鏡下の手術で摘出しました。
診断は肺癌(扁平上皮癌)の診断でした。
無事に手術が済み元気に退院されましたが、
再発や転移が今後でなければ良いのですが、しばらくは心配です。
やはりタバコは肺癌の最も危険因子です。
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