63歳の女性 Hさんはたまたま超音波検診を近くの医院で受けました。 全く無症状でしたが、風邪でこの医院を受診したついでに超音波検査を受けたようです。 この超音波で右の腎臓に異常があるということで、私に紹介がありました。 CT検査を施行しましたところやはり右の腎臓に腫瘍を認めました。 造影剤で造影早期に強く造影され,後期に正常腎より造影効果は減弱します。 典型的な腎臓癌の所見でした。 この方は全く無症状でした。たまたま検査をして見つかった癌です。 検尿では異常所見がありませんでした。 見つかったのはラッキ−ですが、残念ながら少し進行しています。 手術をする予定ですが、手術をしてみないと正式な診断はつきません。 再発がなければよいと思います。 このように腎臓癌は超音波検査をきちんと受けていれば、 早期発見も可能です。(この方は少し進行していますが) 年1回位は腹部超音波検査を受けましょう。 |
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