実践編
・山へいく
山へ行くと行っても、手当たり次第見える山へ向かって走っていってもしょうがない。
一番よいのは行きつけのショップの人たちと一緒に走りに行くことだ。
おもしろいコース(トレイル)をたくさん知ってるだろうし、ちょっと遠くならみんなで車で移動することもある。
走り方、テクニック、山でのマナー等いろいろ教えてもらえるだろう。
何より複数の人数で走るということがよい。楽しいのはもちろん、もしトラブルになったときに安心だ。
走り慣れてる人はトラブルにも慣れている。一人で山の中でケガでもしてしまうと命取りだ。
もし一人で行かなければならないときには、誰かに行き先を告げておくべきだ。
山へ走りに行くときの装備
・ヘルメット、グラブ、アイウェア、サイクルウェア、レーサーパンツは必需品!
・ドリンク(怪我したときに傷口を洗う水なんかも別に持つと安心)
・救急セット(カットバンや傷薬など)
・非常食(カロリーメイトなど)
・タオル(汗かくとね)
・携帯電話(イリジウムですか)
・地図、方位磁針(山の中で迷うと怖い。2万5千分の1がよい。)
・工具(パンク修理セット、スペアチューブ、携帯ポンプ、アーレンキー、チェーン切り、ニップル回し
この程度持っておけば安心だろう。普段のメンテナンスがトラブルを減らすことにつながる)
・カメラ(山の中に入ると結構いい景色だったりする)
荷物を入れるのはウェストバンドやチェストバンドでしっかりホールドできるデイパックがいいみたい。
でもデイパックは背中が蒸れやすい。大きめのウェストバッグとか意外と引っかかったりして走りにくい。
で、腰にきたりする。時と場合によって使い分けたらいい。
・MTB専用コースを走る
最近は全国にMTB専用コースがオープンしている。いろんな人がコースを走ってるわけである。他の人に気を使いつつ走ろう。
速い人は飛ばしたいのは分かるが、初心者の人もいる可能性もあるのでやさしくね。
抜くときに「右から行きまーす」とか声をかけてあげるとナイス。
初心者の人は後ろから速そうな人が来たら、広い道では譲ったり、下りて先にいかせてあげるというような配慮も欲しい。
またコースによっては上級用、とかいう区別もあるので、あからさまに不相応なコースに行くことはお勧めできない。ケガしてからじゃ遅い。
・トレイルをさがす
山の中には意外とたくさんの道(トレイル)がある。探すには2万5千分の1の地形図か、山と高原地図等がよい。
もちろん当たり外れなんかあるけど。全然乗れなくて担いでばっかとか(階段や激坂)。
病みつきになっちゃうと、山見てて「あれ道か?」なんてなっちゃう。
地図の読み方なんかも勉強するとここら辺は道がありそうとかどんな感じかとかまで分かってきちゃうぞ。
くれぐれも登山客・ハイカーや山で働く人、地主等他人とのトラブルに気をつけよう。
実際に”マウンテンバイク乗り入れ禁止”なんて山もあるのだ。
山では他人と出会ったら、スローダウンして自転車は下りて挨拶です。
「ゴミを捨てるな」なんてのは書くのもばからしい。