NO.0 自転車旅行にはどんなものがいるか?
自転車:これが無くては始まらない。
自転車旅行向きなのは重い荷物等積むなら丈夫な「MTB」、「ランドナー」、「クロスバイク」が良いと思う。「クイックレリース」でタイヤが簡単にはずせる機能は是非欲しい。その中でもキャリヤ等を取り付けるネジ穴台座(ダボ)が付いているものが楽。無くてもバンドなどで取り付けられるが、ダボ付きがやっぱいい。
キャリヤ:荷物を積む荷台。フロントキャリヤ、リヤキャリヤ等ある。アルミ製で軽いのもあるが、丈夫、壊れても溶接できるスチール製のものが良いだろう。荷物は前、後に分けて重量バランスをとることが大事。サスペンション用のキャリヤ、フロントバッグもある。
バッグ:自転車のキャリヤに取り付けられる専用バッグがある。フロントバッグ、サイドバッグ等。
輪行バッグ:自転車を分解して車、電車、飛行機等を利用し移動することを輪行という。分解した自転車を入れるバッグ。
タイヤ:舗装路を走るならスリックタイヤ、ダートを走る可能性があるならセミスリックタイヤがおすすめ。
ペダル:自転車をこぐことだけを考えれば”ビンディングペダル”という専用シューズでペダルとシューズが金具で固定されるモノがよい。ビンディング用のシューズにもたくさん種類があるので歩きやすいモノものを選ぶこと。しかし無用のトラブルを避けるなら通常のペダルにトゥクリップが良いかも。
サイクルメーター:走行距離や速度、走行時間等が計れる。コードレスのものや高度計が付いたものなどもある。
ライト:思いがけず夜間走行になることもありえる。道を照らす役割の他に、他人(車等)に自分の存在をアピールする役割も大きい。前のみでなく後側に照らすランプも是非欲しい。また反射テープなどを随所に貼っておくとなお効果的。
ボトル・ボトルゲージ:バイクのフレームに飲み物を入れるボトルを取り付けられる。走行中でも水分補給可能。
ウェア:自転車旅行となると長時間自転車に乗ることになる。レーサーパンツやグラブ、ヘルメットは是非欲しい。バイク用でなくてもアウトドア、登山用の化繊のウェアを選ぶこと。汗をかいても乾きやすいのでからだが冷えない。ウィンドブレーカーも欲しい。
レインウェア:ゴアッテクスのレインウェアなんか汗をかいてもすぐ外に出してくれるので快適だが高価格。バイク用のレインウェアもある。
サンダル:サンダルに履き替えて足をリラックス。バイクに乗ってるとき、歩くときは軽めのトレッキングシューズなんかがいい。
裁縫セット:ウェアがほころんだりしたときに。
ラジオ:天気・ニュース等の情報をゲット。
軍手:自転車の組立作業等いろいろ便利。
ティッシュ・トイレットペーパー:何かと必要。公衆トイレにはトイレットペーパーがなかったりすることも。
ビニール袋・ゴミ袋:洗濯物、ゴミ袋、急に雨が降ってきたら包んだり、かぶってカッパにする人も。いろいろ便利。
洗濯バサミ:タオルとか干しながら走ったりするとすぐ乾く・・・。
薬:病気やケガをするかもしれない。風邪薬、腹薬、傷薬、カットバン等最低限のモノは準備したい。夏なら日焼け止め、虫よけも。保険証のコピーは絶対必要!
ウェストポーチ:街にくりだすとなると荷物を全部持っていく訳にはいかない。貴重品はウェストポーチ等で肌身離さず。
鍵:盗難にあっては話にならない。タイヤを動かなくするものと、バイク自体を動かなくする(動かせない建造物とつなぐ)もの複数同時にかけることを勧める。
地図:知らない土地を旅するなら必需品。昭文社から出ているオートバイ用の地図「ツーリングマップル」がおすすめ。
カメラ・三脚等:記念に!コンパクトな三脚は周りに誰もいなくても自分の写真が撮れて良し。
手帳・アドレス帳:日記やメモ、旅先から手紙を書いたりなんてのもいいかも。
携帯電話:電波が通じるところなら何かと便利。
GPS:最近ではポータブルのGPSもあるようだ。緯度、経度等自分がどこにいるか分かる。山の中とか人里離れた北海道なんかでは使えるかも。
工具:自転車を分解する時、故障を直す時に。なんでもかんでも持っていく訳にはいかないので、最低限のものを以下に記す。
アーレンキー(六角レンチ)・・・バイクの部品のボルトは六角穴のものがほとんどである。何本かセットになっている物が良い。6,5,4mmのあたりはよく使う。ボルトを交換して穴の径をそろえておくと便利。
+−ドライバー・・・基本。六角がほとんどだけどやっぱあると何かと便利。
プライヤー・・・何か挟んだり、引っ張ったり、曲げたり。何かと便利。
タイヤレバー・・・パンク修理、タイヤ交換等でタイヤをはずすときに使う。
15mmスパナ・・・ペダルの取りつけ、取り外しに。
ニップル回し・・・ホイールのフレ(ゆがみ)を調整する。
チェーン切り・・・チェーンを切ったりつないだりする。
パンク修理セット・・・パッチ、ゴムのり、やすり、携帯ポンプ
スペア部品・・・タイヤチューブ、各種ボルト、ブレーキシュー、ブレーキ・シフトワイヤー
キャンプするならシュラフ・マット・テント・コッヘル・火器・ランタン・ナイフ等
サイクリング部の合宿では大鍋なんかも持っていく。持ちたくないNo.1!