モーレアさんの新作塩ビ管スピーカー「モーレアTLS」 | コメント(読みにくい時は文字のサイズを小にして下さい) |
上野のミニオフで長野さんのTLSに衝撃を受け、私もTLSに挑戦してみました。 といっても、TLSのなんたるかも理解せず、 逆ホーンで音の出口を上に持って行けばいいのだ、という単純な発想です 以前に作った「モーレア二号逆トリプルパイプ」も逆ホーン型ですが、 三重管構造になっていて、スピーカー背面からの音が、底から外にでます。 一方、今回作ったTLSは二重管構造で、音の出口が上になります。 音の出口をどのように作るかが設計上のポイントです。 最初は長野さんのTLSと違う形を追求したのですが、 いろいろやっている間に、同じ形になってしまいました。 いうなれば長野さんTLSの手抜きバージョンです。 構造の詳細については、私のホームページに掲載していますので、 そちらを参照下さい。 試聴には、ブロンバーグのダウンライトアップライトを使いました。 ウッドベースの音がズンズンと体に響きます。 よく聴く寺井尚子のJazz Waltzも、バイオリンの背後で鳴るベースが気持ちよく聞こえます。 本当にいいですTLS。 先日は遅くまでお世話になりました。m(__)m 飲み会がすっかりオフ会になっちゃいましたね! 長野さんのTLSは音良かったですよね! 僕のトーチは惨敗でした。(ToT) モーレアさん!早速作っちゃったのですね!! やはり低音が出ますか〜凄い! |
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私の感覚だけでは客観性がないので、周波数特性も測ってみました。 「モーレア二号逆トリプルパイプ」との比較です。 ここで使っているユニットをバッフルごと流用しているので、 ユニットは物理的に同じ物です。 測定の結果、やはりTLSの方が低音がよく出ています。 もちろん、トリプルパイプでも基本的な構造は同じなので低音が出ているのですが、 出口が底にあるというのが問題なのかもしれません。 TLSの構造はシンプルで作りやすい上、底に隙間を作らなくていいので、 自立させるのも簡単です。みなさん、お勧めですよ。 追伸:今回は白黒の塗装にしてクールにイメチェンを図りました。 出口が上の方が良いのですか! 確かにこのタイプのTLSはの作りやすそうですね。 これからこのタイプのご投稿が増えそうです。 それではまた改良や新作製作されましたらご投稿下さい。 ブログにも遠慮なくコメントお願い致します。 |