尼太郎さんの「Alice2」 | コメント(読みにくい時は文字のサイズを小にして下さい) |
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尼太郎です。
ユニットが1作目制作中に手に入ったので 2作目が完成しました。 Alece2(別名:SAX)です そもそも 2号機を作るきっかけは、 1号機を製作中によく利用するネットショップの メルマガの特価品紹介に、 たまたまONKYOのダンボールスピーカーキット ”手作りスピーカーPP TUNE PPX” が ¥799 という格安で出ていたのをみて 思わず注文してしまったのが始まりです。 2作目は 塩ビ管ならではのを製作したかったので たまたま以前からあった花瓶(100均で購入) あれこれ組み合わせているうちに SAXのような 形になりました。 さっそく第2作目ですか!凄い!! しかし¥799とは安いですね~。 |
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使用した材料は ・花瓶x2 (100均で購入) ・VU40管 190mm x2 ・エルボー LD40 x2 ・VU40管 190mm x2 ・VU CAP40 x2 バスレフダクトを製作するのに 何かちょうどいいモノがないかと物色していたら 私どものお店で使用しているスプレー式の 白髪隠しのふたがピッタで、 それに15パイのステンレスパイプを 紙粘土で補強を兼ねて作りました。 Oリングもちょうどいいのがみつからなかったので ゴム板を切り抜きました。 ふたを利用ですか。 これならお店にたくさんありそうですね。 ゴミの節約にもなりますしエコですね(笑) |
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バスレフダクトも黒く塗ったので写真では見ずらいですが 開口部 2か所にダクトがおさまっております。 というわけで花瓶の底にもうひとつあるのでトリプルバスレフで 1インチユニットで低音を稼ごうというもくろみです。 実際にはこのユニットには内部容積がおおきすぎで まったく効果なしでした。(T_T)/~~~ 試聴には形がSAXのようなSPですので まずは”JAZZ SAX on Blue Noteというアルバムの中から Cannonball Adderley - Dancing In The Dark”をチョイス。 聞き終えてを終えてまず感じたことは、 まったく音が前に出てこなかったことです。 音量を上げても何故かこもった音が全体にただ団子状に大きくなるだけで がっかりでした。 最初のもくろみからとは全くはずれた駄作のSPになってしまうのか? そのあととりあえず中のポートを全部取っ払い吸音シート類も全部はがし 音出しを試してみました。 すると筒鳴りは激しいものの何故かSAXの音だけは生々しく聞こえたのです。 これは面白いと思い、何故SAXの音だけ生々しく聞こえたのか考えてみると 私の推測はSAXも音の流れは逆なもののおなじ様な流れで 筒鳴りさせながら音が出ているんじゃないか。 それならば 筒鳴りを完全に抑え込むんではなくて、 適度に残してやれば面白いSPにチューニングできるのでは? それから吸音シートをの量をあれこれ調節しながら試行錯誤し、 いざ音出しへ再度挑戦し、出てきた音はと言うと管楽器(特にSAX)の音が 前にド~ンと出てくるSPになりました。 Alice1と比べてみると明らかに違いが解り、 Alice2の音はクラブでの生演奏でSAX奏者が 自分の前に寄って来てくれているような音に仕上がりました。 ほかの楽器は若干控え目ですが、それなりの音に仕上がっており ただ低域が少し物足りないです。 エージングでもう少し出てきてくれたらいいのですが。 何人かの人にAlice1との聞き比べてもらっても 同じソースの曲には思えないとの評価でした。 JAZZ SAXの曲だけはAlice2の方が評価が高かったので 没にしなくてすんで 一安心といったところです。 このSPを制作したことによって、 ますます塩ビ管スピーカーにハマっていきそうな 自分が少し怖いような気がします。 このSPの詳細もわたしのHPにもUPしてありますので またよかったら覗いてやってください。 http://www.eonet.ne.jp/~iam1986/ENBIKAN/index2.htm 長文になったことご了承ください。 また、1度皆さんのSPの音を聴いてみたいのですが、 仕事がら休みが平日なので なかなかオフ会などに参加できないのが残念です。 バスレフの空気室との割合が分かりにくいですが、 上手く動作しなかったようですね。 あとでダクトを外したとの事ですから、 共鳴管のようになったのですかね? 確かに筒鳴りは塩ビ管SPの弱点でもありますが、 完全に筒鳴り対策をすると、 聴いた時に迫力のない音になってしまいますね。 とにかく、サックスの音が生々しく鳴って良かったです! 形も似ているのでサックスの音が上手く反響しているのでしょうね。 あと、塩ビ管スピーカーを常設している「花猫」というお店もありますので 良かったら行ってみて下さいネ! それでは、また改良や新作製作されましたらご投稿下さい。 質問などもブログや別館に遠慮なくコメントして下さいませ! |