Rolf Shimmermannというジャズ・ピアニストの作品でMiriamがメインボーカルを務める「Traces」ではジャズ風のボーカルを披露しています。
また「Passages」「Take Six」ではMiriamのコーラスを楽器の様に使用しています。
ところでジャケットを見てもわかる通りアルバム名の『Suru』とは日本語の『する』ですがこれは日本の作品ではなく純然たる海外の作品です。
多分海外の人には平仮名が神秘的な記号に見えるんでしょうが平仮名を見慣れている日本人から見るとちょっと間が抜けているような気もします(笑)
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Jenesaisquoi - Volume1

(BW017)
「Suru」と同じくRolf Shimmermannの作品で「Caravan Of Wonder」「Faster And Higher」ではジャズ風の力強くAdiemusやソロアルバムにはない未知のMiriamのボーカルスタイルを堪能できるソロボーカルを披露しています。
また「Take Me Home」の後半部はアフリカンテイストの入った曲でMiriamはソロボーカル&バックコーラスでこちらはMiriamの本領が発揮された曲です。
これはMiriam参加作品としては佳作に入りますが残念ながら入手はかなり難しいです。
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Song of ZOO Meets House Style

(AVCD-11141)
1995年に解散した日本の有名バンドであるZOOの曲をUKハウス風にアレンジしたアルバムで収録曲全て(10曲)をMiriamが歌っているという驚きの作品です。
このアルバムはAdiemus誕生前の1993年にリリースされていますがこんなに早い時期から日本のCDにボーカルワークを提供していたことは筆者にとっても予想外でこれを見つけた時は本当に驚きました。(Miriam本人も当サイト管理人が指摘するまでこのCDの存在をすっかり忘れていたそうです)
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"Virtual Girl" Original Soundtrack

(AVCD-11788)
日本テレビで放映されていたドラマのサウンドトラックです。
「The Wind Song」という曲をMiriamが歌っています。
この曲はMiriamの曲としては珍しいチャント系の曲でしかもこの番組のために書き下ろされたオリジナル曲です。
当初この曲の存在は海外では全く知られていなかったようでMiriamの公式サイトにすら載っていませんでしたが最近日本人ファンの指摘でようやく存在が知られるようになりました。
しかもMiriam本人も日本のファンから贈られたCDで初めて完成した自分の曲を聞いたそうです。
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Art in Heaven

(WPBR-90055)
1999年の大晦日にベルリンで行われたMike Oldfieldのコンサートの模様を収録したDVDです。
MiriamはMoonlight ShadowやLiberationでリードボーカルを務めており、その他の曲でもいくつかでバックボーカルに参加していますが何よりも重要なポイントはMiriamが実際に歌っている姿を見る事が出来るほとんど唯一の作品と言う事です。
なお、このDVDは日本盤が存在するので一般的なDVD再生環境で見る事が出来ます。
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Meadowlands

(CAR 2012)
Miriamがまだ南アフリカにいた頃(当時17歳)リリースされたレコードで曲としては'70~'80年代のディスコミュージックを彷彿とさせる内容です。
ボーカルのテクニックは今と比べると未熟な部分がありますが(当然と言えば当然ですが)「Miriam節」の原型のようなものは充分に感じられます。
ちなみにB面には「Don't Fly Too High」という曲も収録されていますが方向性は大体同じです。
もちろんこれも入手は極めて困難なのですが奇跡的に海外のオークションに出品されていたので入手する事が出来ました。
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